attractiveは、覚えておくと様々な場面で活用できる便利な単語です。今まで海外ドラマや映画の中でも耳にしたことがあるという方も多いでしょう。
今回の記事では、そんなattractiveの意味や使い方について分かりやすく解説していきます。記事後半では使用の際の注意点や語源、類語についても学べる内容です。
ぜひチェックしてみてください。
attractiveの意味
attractiveには品詞としては形容詞しか存在しません。表す意味の数も2つしかないので、覚えやすいのが特徴です。
以下からそれぞれの意味についてご紹介していきます。
人を引き付ける、魅力的な
最初にご紹介するのは、attractiveの形容詞としての意味「人を引き付ける、魅力的な」という意味です。
使用できる対象物は人はもちろん、物や場所などに対しても幅広く活用できます。
例えば、「あの女性はとても魅力的です」、「このレストランはその素晴らしい食事で多くの観光客を魅了しています」などの例文内でこの意味を活用可能です。
引力のある
attractiveには形容詞として「引力のある」という意味もあります。
例えば、「引力が存在します」という表現でこの意味を活用できます。
attractiveの発音・読み方
それではここから、attractiveの発音と読み方を確認していきましょう。
attractiveの発音記号
発音記号にすると、は「ətræ’ktiv」と表記されます。
attractiveの発音・読み方
attractiveの発音・読み方は、日本語で「アトゥラァクテイィヴ」となります。
まず「ə」は口を大きく開かず弱く曖昧に「ア」と発音します。
「t」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に付け、息を一瞬止めてから勢いよく「トゥ」出します。
次に「rǽ」の部分は「r」を舌先を内側に巻き、口のどこにも触れないまま「ル」と発音します。「æ」は日本語のアとエの中間の音を意識し、両頬を左右に引っ張って口を横に開けたまま「ア」と出します。これら2つのを合わせて「ラァ」の音にします。
「k」は舌の後部を上げ、上顎の奥に付けた状態で舌を離して「クッ」と息を破裂させる意識で発音します。
「ti」はまず「t」を先と同じ要領で発音した後、「i」は日本語のエとイの中間の音を意識して「イ」と出します。両方の音を合わせて「テイィ」とします。
最後に「v」は上の前歯で下唇を軽く噛み、その隙間から「ヴ」と出します。
上記の通り、attractiveの発音には日本語に無い音も複数含まれています。ぜひポイントを押さえて何度も発音の練習に取り組んでみてください。
attractiveの使い方と例文
ここまで、attractiveの意味と発音のポイントについて整理してきました。
以下から、まずはattractiveの使い方を整理する際のポイントについて確認していきましょう。
attractiveの使い方
attractiveの大きく分けた2つの意味は、コアな意味である「何かを引き付ける」という意味は共通しているため、この意味を常に念頭に置いて活用していくと良いでしょう。
attractiveの例文
早速以下から、ぞれぞれの意味を具体的な例文を交えながら解説していきます。
新たに学んだ単語は、できる限り例文というより具体的な形で暗記した方が効果的です。ぜひ自分ならどんな場面で活用するだろう?という意識を持って以下を読み進めてみてください。
attractiveを使った例文①
最初にご紹介するのは、attractiveの形容詞の意味「人を引き付ける、魅力的な」を活用した例文です。
意味は、「あの女性はとても魅力的です」となります。この例文のように、attractiveの前にveryを配置してその意味をもっと強めることもできます。
会話文例
(あの女性はとても魅力的だなぁ。)
(窓のそばに座っている人のことを言ってるの?)
attractiveを使った例文②
次にご紹介する例文は、「このレストランはその素晴らしい食事で多くの観光客を魅了しています」という意味を表します。
この例文もattractiveの「人を引き付ける、魅力的な」という意味を活用していますが、対象物が人ではなくレストランという物になっているのが特徴です。
会話文例
(わぁ。この場所を見てみなよ!すごく混んでるねぇ!)
(このレストランはその素晴らしい食事が沢山の観光客を魅了しているんだ。)
attractiveを使った例文③
最後にご紹介するのは、attractiveの形容詞の意味「引力のある」を活用した例文です。
意味は「引力が存在します」となります。
会話文例
(なんでこのマグネット達は互いにくっつくの?)
(引力が存在するんだよ。)
attractiveを使う際の注意点
attractiveは形容詞ですが、attractやattractionなど良く似た形の動詞や名詞が存在します。形が似ているため、それぞれの使い分けに注意する必要があります。
以下から、この点について詳しく解説していきます。
他品詞の形と意味をしっかり区別して記憶しておく
attractiveには良く似た形をした動詞や名詞が存在するため、それらの形と意味もしっかり区別して記憶しておくようにしましょう。
例えば、動詞の「attract」は「引き付ける、呼び寄せる」という意味を表します。また人に使用する場合は「魅了する」という意味にもなります。
名詞には「乗り物、アトラクション」という意味を表す「attraction」、「魅力」という意味の「attractiveness」があります。
上記のように、attractiveには形が良く似た別の品詞が複数存在します。今回ご紹介したもものの形と意味もしっかり区別して記憶し、文脈ごとに使い分けられるようにしておきましょう。
attractiveの語源
新たに学んだ英単語の語源を学ぶと、その単語に対するより深い理解に繋げることができます。以下から、attractiveの語源について解説していきます。
attractiveの語源は古フランス語「atractif」
attractiveの語源は、古フランス語の「atractif」とされています。この語源は14世紀頃の言葉で、「引き付けるための力を持つこと」という意味を持っていました。
この語源と今のattractiveを比較してみると、形も意味もとても良く似ていることが分かります。このように、語源をひも解くと繋がりが見えてくるのはとても興味深いですね。
attractiveと意味が似ている単語
ここまでattractiveの意味や使い方、発音のポイントや使用の際の注意点などについて詳しく解説してきました。最後に、attractiveと意味が似ている単語をいくつかご紹介します。
より表現力豊かな会話を実現するためにも、類語を上手く使っていくことはとても役立ちます。
ぜひ以下の内容を参考に類語も積極的に活用してみてください。
alluring
最初にご紹介するのは、形容詞で「誘うような、心を奪う、魅力的な」という意味を表す「alluring」です。attractiveの「人を引き付ける、魅力的な」の意味の類語として活用できます。
ただ、alluringの方が「人を強い力で魅了する」という意味が強くなります。また、文脈によっては少しセクシャルな意味を含みますので注意してください。
alluringを使った会話文例
(彼女は魅惑的なドレスを着ています。)
(本当ですね。)
beautiful
次にご紹介するのは、形容詞で「美しい、鮮やかな、素晴らしい、素敵な」などの意味を表す「beautiful」です。この単語もattractiveの「人を引き付ける、魅力的な」の類語として使用できます。
beautifulを使った会話文例
(彼女本当に素敵な家を持ってるわね。)
(そうなのよ。ほんの数週間前に買ったって言っていたわ。)
charming
最後にご紹介するのは、形容詞で「素敵な、とても感じの良い、魅力的な」などの意味を表す「charming」です。
attractiveの「人を引き付ける、魅力的な」とほぼ同じ意味で使用できます。
charmingを使った会話文例
(彼女は魅力的な人です。)
(はい、みんな彼女のことが好きです。)
まとめ
attractiveは日常生活の会話の中でも様々な場面で登場する単語です。形の良く似た他の品詞としっかり区別して記憶する必要がありますが、覚えておくととても便利です。
ぜひあなたも当記事内容を参考にして、色んな場面で活用してみてください。
リー 木嶋 実有紀
「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。
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