ネイティブ相手に今日から使える!punctuationの意味と使い方

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punctuationは、特に学校や何か文書を書く時の決まりについて話す際に良く使用される単語です。今までに何度か耳にしたこはある、という方も多いでしょう。

今回の記事では、この「punctuation」の意味や使い方について解説していきます。英語でのより幅広い表現力を身に付けていきたいという方はぜひ参考にしてみてください。

punctuationの意味

punctuationには、名詞として3つの異なる意味が存在します。それぞれの意味について、早速以下から解説していきます。

句読点を付けること

punctuationの持つ1つ目の意味は、「句読点を付けること」です。文字通り、文書の中で句読点を付ける作業のことを指す際に使用します。

例えば、「あなたは句読点を付けることに注意を払うべきです」、「句読点を付けることはアカデミックな文書を書く際に重要です」などの例文の中でこの意味を活用できます。

句読法

次にご紹介するのは、punctuationの持つ「句読法」という意味です。これも、文字通りそれぞれの句読ごとに決められている句読点の付け方、その方法を表す際に使用します。

例えば、「句読法を学ぶことは有効です」、「私はこの句読法を聞いたことがありません」などの形で活用してみましょう。

句読点

最後にご紹介するのは、punctuationの3つ目の意味「句読点」です。この意味で活用する場合、「punctuation mark」とするのが普通です。この意味での使用が最も汎用性が高く、会話の中でもこの意味で使われることがほとんどと言えるでしょう。

例えば、「句読点を忘れないでください」、「この文書は句中に句読点があり過ぎるため読むのが難しいです」などの形で使うことができます。

punctuationの発音・読み方

それではここから、punctuationの発音と読み方を確認していきましょう。

punctuationの発音記号

pʌ`ŋkʧuéiʃən

発音記号にすると、punctuationは「pʌ`ŋkʧuéiʃənと表記されます。

punctuationの発音・読み方

phenomenalの発音・読み方は、日本語で「パァンクチュエィシャン」となります。

まず、最初の「pʌ`」の部分は「p」を唇を閉じたまた一瞬息を止め、その状態から勢い良く「プッ」と出します。「ʌ」は口を中くらいに開けて短く日本語のアの音を意識しながら「ア」と出します。これらを合わせると、「パァ」の音になります。

「ŋ」は舌の後部を上げて、その部分を上あごの奥に付けて一瞬息を止めます。そこから鼻を通ような意識で「ン」と出します。「k」も舌の後部を上げ、その部分を上あごの奥に付けて一瞬息を止めてから勢い良く舌を離し「ク」と出します。

次に「tʃu」の部分は、「tʃ」を唇を前に突き出して息の音だけで「チュッ」と発音します。「u」は唇を丸めて突き出し、軽く「ウ」と発音します。これらを合わせると「チュ」の音になります。

「éi」は日本語のエの音よりも舌を少し緊張させるような意識で、発音を終える際には口の形を狭めて「エィ」と発音します。

「ʃə」は「ʃ」部分を唇を丸く突き出し、舌の先を上歯茎に近づけた状態で「シュ」と出します。「ə」は口をあまり開かずに弱く曖昧に「ア」と出します。これら2つの音を合わせて「シャ」の音とします。

最後に「n」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に付け、息を一瞬止めて鼻から出すような意識で「ン」と発音します。

上記の通り、punctuationは発音記号も多く日本語にない英語特有の音も多数含まれるため、何度も練習が必要です。ぜひ何度も確認しながら発音練習に励んでみてくださいね。

punctuationの使い方と例文

ここまで、punctuationの3つの異なる意味と発音のポイントについて解説してきました。

以下から、まずはこの単語の使い方を整理する際のポイントのまとめと具体的な例文をいくつかご紹介していきます。

punctuationの使い方

先述の通り、名詞であるpunctuationには「句読点を付けること」、「句読法」、「句読点」の3つの異なる意味があります。日本語でそれぞれの意味を見てみると何となくどれも同じものを示しているような気がしてしまいますが、実際はそれぞれの意味解説の部分で触れた通り、違う物事を指しています。

このため、まずは文脈の中で使われている単語が日本語にしてどの意味のものなのか、また自分が使おうとしている意味は一体どれなのかを日本語で明確にしておくと使いやすくなるでしょう。

punctuationの例文

それでは以下から早速、punctuationを使った具体的な例文をいくつかご紹介していきます。

新たな単語は単独で覚えるより、その単語を含む文章の形で暗記した方が会話の中でも応用がしやすくなるため便利です。

それぞれの文脈内での意味に着目しながら、例文をチェックしてみてください。

punctuationを使った例文①

You should pay attention to punctuation.

punctuationの持つ1つ目の意味「句読点を付けること」を活用すると、例文のように「あなたは句読点を付けることに注意を払うべきです」などの表現をすることができます。

会話文例
You should pay attention to punctuation.
(句読点を付けることに注意を払うべきです。)
Thank you, I will from now on.
(ありがとうございます、今後はそうします。)

punctuationを使った例文②

To learn punctuation is beneficial.

次にご紹介するのは、punctuationの持つ「句読法」という意味を活用した例文です。例文の意味は、「句読法を学ぶことは有効ですとなります。

会話文例
To learn punctuation is beneficial.
(句読法をを学ぶことは有効です。)
I agree. That’s what also my professor told me the other day.
(同意します。先日私の教授も言っていました。)

punctuationを使った例文③

Don’t forget punctuation marks.

punctuationの3つ目の意味「句読点」を活用すると、例文のように「句読点を忘れないでください」と表現することもできます。「punctuation marks」で「句読点」の意味になっているのがポイントです。

会話文例
Do you have any other advice?
(他に何かアドバイスはありますか?)
Don’t forget punctuation marks.
(句読点を忘れないでください。)

punctuationを使った例文④

It’s hard to read this document because there’re too many punctuation marks in the middle of a line.

punctuationの3つ目の意味「句読点」を使って、「この文書は句中に句読点があり過ぎるため読むのが難しいです」という文章を作ることも可能です。同じく「punctuation marks」で「句読点」の意味になっています。

会話文例
It’s hard to read this document because there’re too many punctuation marks in the middle of a line.
(この文書は句中に句読点があり過ぎて読むのが難しいです。)
Okay. Let me delete some of them.
(分かりました。いくつか削除させてください。)

punctuationを使う際の注意点

punctuation marksの形で「句読点」の意味で使われますが、英語にはこの句読点の種類が複数あり、その具体名を使って会話をする場合もあるので注意が必要です。

以下から、この点について詳しく解説していきます。

英語の句読点の種類と言い方、意味をある程度覚えておくと便利

英語の句読点の種類や呼び名、意味はある程度覚えておくと会話の中でも便利です。

例えばカンマ(,)は、型の決まった言い回しや文頭に来た副詞の後に入れることで、どこからがその文章の主題かを分かりやすくします。またカンマはandやbutなどの接続詞と共に用いて他の情報を付け加える、二つの文を繋げるという役目も果たします。

コロン(:)は、具体的な例を挙げる、引用文の挿入、タイトル・サブタイトルの明記などの際に使用します。セミコロン (;)は、カンマを使った時よりもより明確に二つの文章に間を持たせる、andやbecauseなどの接続詞の代わりに使うなどの使い方があります。

これら英語の句読点は主に書き言葉の中で重要視されるものですが、何かの文書や資料について会話でやり取りをする場合は、それぞれの呼び名や意味についての知識が役立ちます。余裕があればこの辺りも押さえておきましょう。

punctuationの語源

語源を学ぶことは、その単語への更なる深い理解に繋がります。以下から、punctuationの語源について一緒に学んでいきましょう。

punctuationの語源は中世ラテン語「punctuationem」

punctuationの語源は、中世ラテン語の「punctuationem」とされています。この語源は「文章の中で点を打つこと」という意味を表していました。

語源の形と意味を確認してみると、現代のpunctuationとほぼ同じで類似しているという点がとても興味深いですよね。

punctuationと意味が似ている単語

ここまで、punctuationの大きく3つに分けた名詞としての意味と使い方、具体的な例文に発音・使用の際の注意点、語源について解説してきました。最後に、punctuationと意味が似ている単語、いわゆる類語をいくつかご紹介していきます。

英語表現の幅を拡げていくためにも、類語も積極的に学んで活用していくと効率的なのでおすすめです。ぜひ最後までチェックしてみてください。

interval

最初にご紹介するのは、名詞で「感覚、合間、距離」の意味を表す「interval」です。文中の「間隔」などの意味で使用することができます。

interval を使った会話文例

I think it’s better to have more space or interval.
(もう少し間隔か何かを開けた方が良いと思うのですが。)
I see. I’ll try.
(分かりました。やってみます。)

mark

次にご紹介するのは、名詞で「マーク、記号、符号」などの意味を表す「mark」です。先述の通り「punctuation mark」で「句読点」の意味で使えますが、単独でも活用できます。

markを使った会話文例

You can see the mark on the table if you look closely.
(良く見ればテーブルにマークがあるのが分かりますよ。)
Now I can see it!
(見えました!)

diacritical mark

最後にご紹介するのは、名詞で「発音区別記号」の意味を表す「diacritical mark」です。英語では「 ̄」や「^」などがその代表的なものとなります。

diacritical markを使った会話文例

Is there any diacritical marks on this word?
(この言葉には発音区別記号はありますか?)
Yes, there’s one.
(はい、一つあります。)

まとめ

いかがでしたか?punctuationは、英語での句読点の種類や意味も含めて覚えておくと会話でも活用できる幅が拡がる便利な単語です。

ぜひあなたも色んな場面で活用してみてくださいね。

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リー 木嶋 実有紀

「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。

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