should beは、日常生活での会話の中でも時々登場する英語表現です。今まであなたも実際の会話の中で耳にしたことがあるでしょう。
今回の記事では、そんなshould beの意味や使い方について詳しく解説していきます。記事後半では使用の際の注意点や語源、類語についても学べる構成です。
すでに馴染みのある単語で出来た表現について今一度詳しく学びたいという方は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
should beの意味
should beには基本的には一つの意味しかありません。以下から、その意味について詳しく解説していきます。
~のはずだ、~であるべきだ
should beには、「~のはずだ、~であるべきだ」という意味があります。例えば、「同じはずです」、「その部屋は寝起きするだけなら十分なはずです」、「もうすぐタクシーが来るはずです」などの表現に活用することができます。
should beの発音・読み方
それではここから、should beの発音と読み方を確認していきましょう。
should beの発音記号
発音記号にすると、should beは「ʃúd bí:」と表記されます。
should beの発音・読み方
should beの発音・読み方は、日本語で「シュドゥ ビィー 」となります。
まず「ʃú」の部分は、「ʃ」を唇を丸めて前に突き出し、舌先を上の歯茎に近づけて「シュ」と出します。「u」は唇を丸めて前に突き出し、軽く「ウ」と発音します。この2つを合わせると「シュ」となります。
次に「d」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に付け、息を一瞬止めた状態から勢い良く「ドゥ」と発音します。ここまでが、前半の音「シュドゥ」です。
「bíː」の部分は、「b」は唇を閉じた状態で息を一瞬止め、そこから勢い良く「ブッ」と出します。「iː」は唇を横に引き、上下の歯が軽く触れるくらいのところで口をあまり開けず、長めの音を意識して「イー」と出します。これら2つの音を合わせると、後半の音「ビィー」となります。
特にʃやbの音は英語特有の音なため、私達日本人にとっては出しにくいはずです。上記ポイントを押さえてぜひ何度も練習を重ねてみてくださいね。
should beの使い方と例文
ここまで、should beの基本的な意味と発音のポイントについて解説してきました。
以下から、まずはshould beの使い方のまとめとこの表現を使った具体的な例文をいくつかご紹介していきます。
should beの使い方
should beは、先にご紹介した通り基本的には意味は一つしかなく、訳される際には大抵「~のはずだ」となるのが特徴です。また、be動詞が使われているため、その後には形容詞や名詞、動名詞などの形が来るのが基本となります。
これらの特徴を頭に入れて使用すると、特に迷いもなく簡単に文章を作ることができるでしょう。
should beの例文
それでは早速以下から、should beを使った例文を含む会話文例をいくつかご紹介していきます。
新たな英単語や英語表現を効率的に覚えるためには、その単語・表現を実際に使った例文を活用することが有効です。ぜひ最後までチェックしてみてください。
should beを使った例文①
最初にご紹介するのは、should beの意味「~のはずだ、~であるべきだ」を活用した「同じはずです」という意味を表す例文です。
名詞の形でthe sameがbeの直後に来ています。
会話文例
(これって前に君がくれたやつと同じやつ?)
(同じはずだよ。)
should beを使った例文②
次にご紹介するのは「その部屋は寝起きするだけなら十分なはずです」の意味を表す例文です。
この例文のように「~should be enough to…」は「~は~するのに十分なはずだ」の意味で良く使われるため、そのままパターンとして覚えておいても便利です。
会話文例
(この部屋は寝起きするだけなら十分なはすだよ。)
(十分すぎるくらいだよ!ありがとう、ピーター!)
should beを使った例文③
最後にご紹介するのは「もうすぐタクシーが来るはずです」の意味を表す例文です。このようにshould beの後に現在進行形が来ることもあります。
会話文例
(いつ頃出掛けるの? )
(タクシーがもうすぐ来るはすだよ。多分10分そこらかな。)
should beを使う際の注意点
今回取り上げているshould beは、過去分子の形でshould have beenと表現することもありますが、この場合意味が変わってくるため注意が必要です。この点について、以下から解説していきます。
過去分詞を使ったshould have beenは過去の後悔の意味を表す
基本的に、should +過去分詞の形でshould have beenは、過去の後悔の意味を表します。例えば、I should have been there yesterday.は、「私は昨日そこにいるべきだったのに」という意味です。「~にいるべき、~であるべき」など後悔の念を表します。
この使い方も日常会話では意外と良く出てくるので、今回取り上げているshould beと合わせて覚えておくと重宝するはずです。
should beの語源
語源を学ぶことは、その単語や表現への更なる深い理解に繋がります。以下から、should beを構成している2つの単語のそれぞれの語源について一緒に学んでいきましょう。
should beの語源は古英語「sceal」、「beon」
まずshouldの語源は古英語「sceal」、beの語源も古英語「beon」とされています。それぞれの語源には「私は・彼は~を負う、~そしなければならないだろう、~をすべき」、「なる、存在する、~になる」などの意味がありました。
どちらも形は現代のものと少し離れているものの、意味はかなり近いものがあります。とても興味深いですね。
should beと意味が似ている単語
ここまで、should beの意味や使い方を中心に具体的な例文、発音・使用の際の注意点、語源について詳しく解説してきました。最後に、should beと意味が似ている表現、いわゆる類似表現をご紹介します。
英語で表現力豊かな会話を楽しむためにも、積極的に類似表現を学んでいくのは大変有効です。ぜひ最後までチェックしてみましょう。
supposed to be
「~なことになっている」の意味を表す「supposed to be」はshould beの類似表現として活用可能です。このsupposed to~を使った表現も日常会話の中で良く出てきますので、覚えておくと便利です。
supposed to beを使った会話文例
(何やってるの?今日は学校のはずでしょう?)
(そうなんだけど、気分が良くないんだよね。)
まとめ
should beは過去分詞を使った際の意味や類似表現まで覚えて使えると、会話でもかなり重宝する表現と言えます。
ぜひあなたも、この英語表現を色んな場面で活用してみてくださいね。
リー 木嶋 実有紀
「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。
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