ネイティブ相手に今日から使える!what’s newの意味と使い方

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what’s newは、主にカジュアルな挨拶の際に使われる英語表現です。今まで、例えば海外映画やドラマの中のセリフで何度か耳にしたことがあるという方も多いでしょう。

今回の記事では、そんなwhat’s newの意味や使い方について詳しく解説していきます。記事後半では、使用の際の注意点や語源、類似表現についても学べる構成です。

「今まで何度か耳にしたことはあるけど、何となくの理解しかできていない」そんな方は、ぜひ参考にしてみてください。

what’s newの意味

what’s newは基本、カジュアルな挨拶表現の意味を表すことがほとんどですが、希に他の意味で使用することもあります。以下から、それぞれの意味について解説していきます。

調子はどう?何か変わったことは?

最初にご紹介するのは、what’s newのカジュアルな挨拶で使用する際の意味「調子はどう?何か変わったことは?」です。特に家族や友達など仲の良い間柄で使用します。

この表現で挨拶された際の返答の仕方も含め、具体的な例文は後述します。

新商品紹介、新着情報

what’s newには「新商品紹介、新着情報」という意味もあります。日本でも時々、会社の製品紹介ページなどで目にすることがありますよね。

例えば、「新商品紹介リンクをクリックすると弊社の新商品を確認できます」などの形で使用します。

what’s newの発音・読み方

それではここから、what’s newの発音と読み方を確認していきましょう。

what’s newの発音記号

hwʌ‘ts n(j)ú:

発音記号にすると、what’s newはhwʌ‘ts n(j)ú: と表記されます。

what’s newの発音・読み方

what’s newの発音・読み方は、日本語で「フヮァトゥス ニュゥー」となります。

まず、「hwʌ」の部分は「h」を後に続く母音と同じ口の形で息を吐きながらハ行の音を出します。「w」は唇を丸く前に突き出し、日本語のワ行の音を出します。「ʌ」は口を中くらいの大きまで開け、短く「ア」と発音します。これらを合わせると、「フヮァ」の音になります。

「t」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に付け、息を一瞬止めてから勢い良く「トゥ」と出します。最後に「s」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に近づけ、その隙間から「ス」と出します。ここまでが、前半の「フヮァトゥス」です。

njúː」の部分は、まず「n」を舌先を前歯のすぐ裏に付け、息を一瞬止めてから鼻から出すような意識で「ヌ」と出します。「j」は舌の真ん中を持ち上げてから上顎に近づけ、その隙間から声をせきらせるようにして「ュ」と出します。「uː」は長めの音を意識して「ウー」と出し、これら全ての音を繋げたのが「ニュゥー」の音です。

特にh、w、t、nの音は英語特有の音なため、何度も発音練習が必要です。上記のポイントを基にしっかり練習を重ねていきましょう。

what’s newの使い方と例文

ここまで、what’s newの基本的な意味と発音のポイントについて解説してきました。

以下から、まずはこの表現を使用する際の使い方のまとめと、具体的な例文をいくつかご紹介していきます。

what’s newの使い方

what’s newは、冒頭でお伝えした通り大きく分けて2つの意味がありますが、どちらも全く異なるシチュエーションで使用するという特徴があるため、それぞれのシチュエーションごとにその使い方を整理していくのがおすすめです。

what’s newの例文

それでは早速以下から、what’s newを使った例文を含む会話文例をいくつか解説していきます。

新たに学んだ英単語や英語表現は、そのまま綴りや意味だけを暗記しようとしても記憶に残らないということが多々あります。これを解決するのが、具体的な例文や会話文例でインプットするという方法です。

こうすれば、実際の会話の際にも表現を引き出しやすく、応用が容易になります。ぜひ最後までチェックしてみましょう。

what’s newを使った例文①

What’s new?

最初にご紹介するのは、what’s new?をカジュアルな挨拶として「調子はどう?何か変わったことは?」の意味で活用した際の会話文例です。

相手とシェアしたい最近の出来事が特にない場合、下記の返答のように「特に変わりないよ」と答えることも多々あります。

会話文例
What’s new?
(何か変わったことは?)
Nothing much.
(特に変わりないかな。

what’s newを使った例文②

What’s new?

what’s newを同じく「調子はどう?何か変わったことは?」の意味で用いた時、例のように具体的に最近あったことをシェアすることもできます。

この返答なら会話の幅も拡がるため、お互い会話の展開もしやすくなります。

会話文例
What’s new?
(何か変わったことは?)
I was in Japan for two weeks and just got back.
(2週間日本にいて、帰ってきたところだよ。)

what’s newを使った例文③

You can check our latest products by clicking on the What’s New link.

最後にご紹介するのは、what’s newの「新商品紹介、新着情報」の意味を活用した例文です。意味は、「新商品紹介リンクをクリックすると弊社の新商品を確認できます」となります。

会社の商品・サービス紹介などに活用されることが多いため、ビジネスシーンで時々目にすることがあるでしょう。

会話文例
Do you have a catalog for your new products?
(新商品のカタログはありますか?)
You can check our latest products by clicking on the What’s New link.
(新商品紹介リンクをクリックすると、弊社の新商品をご確認いただけます。)

what’s newを使う際の注意点

今回ご紹介している通り、カジュアルな挨拶にも使えるwhat’s upですが、返答の際はHow are you?などに代表される他の挨拶とは答え方が異なるため注意が必要です。

以下から、この点について解説していきます。

What’s new? は状態を聞いている訳ではないのでI’m good.とは答えられない

まずWhat’s new?は挨拶ではありながらも、相手に「何か新しいことは?」と聞く表現です。このため、How are you?と聞かれた際などに同様に自分の今の状態を表すという意味で「I’m good.」などのようには答えられません。

What’s new?と挨拶された場合、基本的には先の会話文例内でお伝えした通り、Nothing much.や他具体的に最近自分に起こったことを伝える等の答え方をするのが正解です。

少しややこしい感じがすると思いますが、英語で挨拶と言っても様々な言い回しがあり、それぞれに正しい返答の仕方が存在するということを覚えておきましょう。

what’s newの語源

語源を知ることは、その単語や表現への更なる深い理解に繋がります。以下から、what’s newを構成している3つの単語それぞれの語源について一緒に学んでいきます。

what’s newの語源は古英語「hwat」、「is」、「neowe」

まずwhatの語源は古英語「hwat」、isの語源は古英語「is」、newの語源は古英語「neowe」とされています。それぞれwhatは抽象的なものを言い表す際に用いられ、isはbeの三人称単数現在指示語、newは「初物、新鮮、最近作ったもの、育てたもの」とう意味を表しました。

どの語源も形・意味の両方で何となく現代のものに通じるものがある点がおもしろいですね。

what’s newと意味が似ている単語

ここまで、what’s newの大きく分けて2つある意味と使い方、発音・使用の際の注意点、また語源について解説してきました。最後に、この表現と意味が似ている類似表現をいくつかご紹介していきます。

英語を話す際の表現のバリエーションを増やすためにも、類似表現まで可能な限り覚えて活用していくととても便利です。

ぜひ最後までチェックしてみてください。

What’s up?

最初にご紹介するのは、「最近どう?」という意味を表す「What’s up?」です。今回取り上げたwhat’s new?よりももっとカジュアルな響きで、特に男性同士の挨拶で良く使われます。

What’s up?を使った会話文例

What’s up? 
(最近どう?)
I’m doing pretty good.
(調子良くやってるよ。)

How are things?

次にご紹介するのは、「調子どう?」の意味を表す「How are things?」です。他の挨拶表現と比べると汎用性は下がりますが、時々使われます。

How are things? を使った会話文例

How are things?
(調子どう?)
Everything is going well.
(万事順調だよ。)

Alright?

この表現は特にイギリスで良く使われるようですが、「どうよ?」という意味で「Alright?」と使うこともあります。かなりカジュアルな雰囲気で相手に調子を尋ねる挨拶文です。

Alright? を使った会話文例

Alright?
(どうよ?)
Not bad, thanks.
(悪くないね、どうも。)

まとめ

今回の記事では特にカジュアルな挨拶に使われるwhat’s newの意味を中心にお届けしました。すでに仲良の良い間柄の人に使うと会話が弾むきっかけにもなると思いますので、ぜひ活用してみてくださいね。

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リー 木嶋 実有紀

「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。

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