ネイティブ相手に今日から使える!alwaysの意味と使い方

2021年11月11日

ペラペラ

alwaysという単語は、日常レベルの会話で非常に良く使用される単語です。テレビやラジオ、映画などでも何度も耳にしたことがあるという方も多いでしょう。

今回の記事では、そんな私達にとっても馴染みの深いalwaysの意味や使い方について詳しく解説していきます。意外と盲点となりやすい、使用の注意点についても学べる内容となっています。

ぜひ参考にしてみてください。

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alwaysの意味

alwaysには、品詞は副詞の1つしかなく、その中に3つの異なる意味が存在します。以下から、それぞれの意味ごとに整理して学んでいきましょう。

常に、いつでも

alwaysの1つ目の意味は、「常に、いつでも」です。何かに対する高い頻度を表す場合に使用します。

例えば、「この曲を聴くと、私はいつも私の若い頃を思い出します」という文章内、「いつも」がalwaysにあたります。

いつでも、しょっちゅう

次にご紹介するのは、alwaysの持つ「いつでも、しょっちゅう」という意味です。この意味で使用する場合、しばしば文の形は進行形となり、話者の不満・怒りなどの感情が含まれます。

例えば、「彼はいつでも文句を言っています」という表現内、「いつでも」の部分にalwaysを活用します。

いつまでも、永久に

alwaysには、「いつまでも、永久に」という意味もあります。例えば、「私はこの日を永久に覚えているでしょう」内、「永久に」がalwaysに相当します。

alwaysの発音・読み方

それでは以下から、alwaysの発音と読み方を確認していきましょう。

alwaysの発音記号

ɔ’:lweiz

発音記号にすると、alwaysは「ɔ’:lweiz」と表記されます。

alwaysの発音・読み方

alwaysの発音・読み方は、日本語で「オールゥェィズ」となります。

まず、最初の「ɔ’ː」の部分は、口を大きく開け唇を丸く前に突き出して長めの音を意識して、「オー」と発音します。

次に、「lwei」の部分は、舌の先を前歯のすぐ裏の歯茎につけ、ウとルの中間の音を意識して「ル」と発音し、これを「l」の音とします。唇を丸めて前に突き出し、日本語のワ行の音を意識しながら、「ゥ」と発音し、これを「w」の音とします。

二重母音である「ei」は、日本語のエの音より若干舌を緊張させ、発音の終わり部分で口を狭くして「ェィ」と発音します。これら3つの音を合わせると、「ルゥェ」になります。

最後に、「z」は、舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に近づけ、その隙間から「ズ」と息を出して発音します。

特にlやzの音は、英語独特の音であり、日本語にはない音です。上記のポイントを押さえ、何度も練習を重ねてみましょう。

alwaysの使い方と例文

ここまで、alwaysが副詞として持つ3つの意味と、発音の際のポイントについてお伝えしてきました。以下から、まずalwaysの使い方を整理するポイントについて解説していきます。

alwaysの使い方

alwaysには、品詞が副詞の1つしかなく、3つのそれぞれの意味も割と区別しやすいため、シンプルにそれぞれの意味ごとに整理して覚えていく方法がおすすめです。

alwaysの例文

早速以下から、alwaysをそれぞれの意味ごとに分けながら、具体的な例文を通してその使い方を深めていきましょう。

単語単独での暗記だけでなく、例文形式で暗記できると、実際にその言葉を活用できる確率が飛躍的に上がります。ぜひ、それぞれの例文の意味や形にも着目して読み進めてみてください。

alwaysを使った例文①

This song always reminds me of my old days.

最初にご紹介する例文は、alwaysの「常に、いつでも」の意味を活用したものです。例文の意味は、「この歌を聴くと、私はいつも自分の若い頃を思い出します」となります。

上記の例文のように、何かがきっかけでほぼ毎回、頻繁に起こるというような状況を表す際に活用しましょう。

会話文例
Wait, this song sounds familiar. Isn’t it your favorite song, grandpa?
(待って、この歌知ってる気がする。おじいちゃん、これってお気に入りの曲じゃなかった?)
Yes, indeed. This song always reminds me of my old days.
(まさにそうだよ。この歌を聴くと、いつも自分の若い頃を思い出すよ。)

alwaysを使った例文②

He’s always complaining.

次にご紹介するのは、alwaysの「いつでも、しょっちゅう」の意味を活用したものです。意味は、「彼はいつでも文句を言っています」となります。

先述の通り、当例文でも現在進行形の形を取っています。

会話文例
Is he alright? Looks like he still has something he wants to say.
(彼大丈夫かな?まだ何か言いたげな様子だけど。)
Just leave him alone. He’s always complaining.
(放っておきな。彼はいつでも文句を言ってるんだ。)

alwaysを使った例文③

I’ll remember this day always.

最後にご紹介するのは、alwaysの「いつまでも、永久に」の意味を含むものです。例文の意味は、「私はこの日を永久に覚えているでしょう」となります。

会話文例
I’ll remember this day always.
(僕はこの日を永久に覚えているだろうな。)
I bet. You had such a crazy day today!
(だろうな。今日は君にとって本当に大変な日だったね!)

alwaysを使う際の注意点

alwaysを使う際の注意点として挙げられるのが、全否定と部分否定の意味の違いです。否定の意味を表す「not」をalwaysの前後どちらに配置するかで、ぞれぞれ意味が変わってきます。

以下から、詳しく解説していきます。

全否定と部分否定の意味の違い

まず、全否定の意味でalwaysを使用したい場合は、否定を表すnotをalwaysの直後に配置します。

例えば、全否定を表す文章として「私はいつも職場に車で行きません」と言いたい場合、「I always don’t go to work by car. 」とします。このように、「always not」の形にすると、「いつも~ない」という全否定の意味になります。

一方、部分否定の意味でalwaysを使用したい場合は、notをalwaysの直前に配置します。

例えば、「私はいつも職場に車で行くというわけではありません」としたい場合は、「I don’t always go to work by car.」と表現します。この文章の場合、notは文全体ではなくalwaysのみを否定する、部分否定となります。

少し複雑ですが、この2つの文の意味を覚えておけば、より正確な英語表現が可能になりますので、ぜひ覚えてみてください。

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alwaysの語源

語源を学ぶことは、単語に対する新たな視点を得ることにも繋がります。以下から、alwaysの語源について学んでいきましょう。

alwaysの語源は古英語のフレーズ「ealne weg」

alwaysの語源は、古英語のフレーズ、「ealne weg」であるとされています。このフレーズには、「いつでも、永久に、本当に」などの意味があったとされています。

alwaysは、このフレーズの短縮した形として、14世紀中期からの使用が認められています。語源となった元の古英語の中にも、現代の意味に通じる意味があったことが伺えますね。

alwaysと意味が似ている単語

ここまで、alwaysの意味や使い方、注意点などについて詳細を解説してきました。最後に、覚えておくと便利なalwaysの類語を複数ご紹介します。

類語を上手に活用すると、実際の会話での表現の幅が格段に上がります。あなたもぜひ、類語も身に付けて表現豊かな会話を楽しんでみましょう。

all the time

alwaysの類語であるall the timeは、「いつも、常に」という意味で活用できますalwaysよりもやや強調の意味が強くなるのがポイントです。日常生活でもよく使用される言葉でもあります。

会話文例

Do you have any plans for winter holidays?
(冬のお休みの予定は何かあるんですか?)
Maybe not this year. My husband is too busy all the time!
(今年はなしですかね。私の夫はいつも忙しすぎるんですよ!)

forever

foreverも「永遠に」という意味でalwaysの類語として使用できます。この意味で使用する際は、むしろforeverを使用する方が一般的です。

会話文例

What exactly did he say to you?
(彼は厳密に何と君に言ったの?)
He said he would remember that day forever.
(彼はその日のことを永遠に覚えておくだろうと言ったのよ。)

まとめ

いかがでしたか?alwaysは、英語初心者の方にも馴染みの深い単語ではありますが、複数の意味を持ち、特に否定文での使用ではその位置によって意味も変わってきます。

ぜひあなたも当記事の内容を参考にして、alwaysを日常会話で活用してみましょう。

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リー 木嶋 実有紀

「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。

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