ネイティブ相手に今日から使える!everyoneの意味と使い方

ペラペラ

everyoneは、日常生活の中でも良く使われる馴染みのある単語として知られています。今まで、様々な場面でこの単語を目にしたり、耳にしたりしたことがあるという方がほとんどでしょう。

今回の記事では、そんなeveryoneの意味や使い方について詳しく解説していきます。記事後半では、使用の際の注意点や語源、類語についても学べる内容です。

すでに馴染み深い単語ながらも、微妙なニュアンスや使い方までマスターしたいという方はぜひチェックしてみてください。

everyoneの意味

まず、everyoneには品詞として代名詞しか存在せず、意味は「誰もが、みんな、全ての人、あらゆる人」となります。

この意味について以下から詳しく解説していきます。

誰もが、みんな、全ての人、あらゆる人

everyoneには代名詞として「誰もが、みんな、全ての人、あらゆる人」という意味があります。

例えば「人にはそれぞれ好みがあります」、「その部屋にいた人全員がそのアイディアに同意しました」、「彼が素晴らしいリーダーだということは誰もが認めています」などの表現に活用することができます。

everyoneの発音・読み方

それではここから、everyoneの発音と読み方を確認していきましょう。

everyoneの発音記号

évriwʌ`n

発音記号にすると、everyoneは「évriwʌ`n」と表記されます。

everyoneの発音・読み方

everyoneの発音・読み方は、日本語で「エヴリィワァン(ヌ)」となります。

まず最初の「é」は日本語のエの音を意識しながら唇を左右に少し大きめに開けて「エ」と発音します。「v」は前歯を下唇で軽く噛む感じに当て、隙間から「ヴ」と出します。

次に「ri」の部分は「r」を舌先を内側に巻き、口のどこにも触れずに「ル」と似た音とします。「i」は日本語のエとイの中間の音を意識して、この2つの音を同時に言うような感じで「イ」と発音します。これら2つの音を組み合わせると、「リィ」となります。

「wʌ`」は、まず「w」を日本語のワ行の音を意識しながら唇を丸く前に突き出し、「ゥワ」と出します。「?」は日本語のアの音とほぼ同じ音を意識し、短く「ア」と出します。これらを合わせて「ワァ」の音にします。

最後に、「n」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に付け、息を一瞬止めて軽く「ヌ」と出すような意識で鼻から抜けるようにして「ン(ヌ)」と出します。

特にv、r、w、nは日本語にない英語特有の音です。ぜひ上記ポイントを参考に何度も発音の練習をして磨きをかけてみてください。

everyoneの使い方と例文

ここまで、everyoneの代名詞としての意味と発音のポイントについてご紹介してきました。

以下から、まずはeveryoneの使い方を学ぶ際のポイントのまとめと具体的な例文をいくつか解説していきます。

この単語をより実践的に活用していきたいという方はぜひ読み進めてみましょう。

everyoneの使い方

everyoneの意味は表す意味はほぼ同じものの、「誰もが、みんな、全ての人、あらゆる人」と異なる言葉で表現できるのが特徴です。

このため、実際に使用する際は文脈ごとにどの言葉解釈するのが適切か?を常に判断する必要があります。

それぞれの状況や表現ごとに、複数ある意味の中から最適なものを選べるように意識する使い方をおすすめします。

everyoneの例文

早速以下から、everyoneを使った具体的な例文をご紹介していきます。

英単語は単語単独で覚えるのではなく、実際の会話でそのまま使える例文の形で覚える方が後で応用もききやすく、おすすめです。

ぜひ自分だったらどんな状況で使うだろう?という視点を持って読み進めてみてください。

everyoneを使った例文①

Everyone has his or her own preference.

everyoneを使った例文として最初にご紹介するのは、「人にはそれぞれ好みがあります」という意味を表す例文です。

この例文の「人には」という言葉はeveryoneの「誰もが、みんな、全ての人、あらゆる人」と同じ意味で使われています。

everyoneは基本的に単数扱いとなりますので、一般動詞を使用する場合は三人称単数が付いた形になるのがポイントです。

会話文例
Everyone has his or her own preference.
(人にはそれぞれ好みがありますからね。)
That is very true.
(それは本当にそうです。)

everyoneを使った例文②

Everyone in the room agreed with my idea.

次にご紹介するのは、「その部屋にいた人全員が私のアイディアに同意しました」という意味の例文です。

この例文内「全員が」の部分がeveryoneの「誰もが、みんな、全ての人、あらゆる人」の意味を表します。

会話文例
How did your presentation go this morning?
(今朝のプレゼンはどんな感じだったの?)
It went great! Everyone in the room agreed with my idea.
(素晴らしかったよ!その部屋にいた人全員が僕のアイディアに同意したんだ。)

everyoneを使った例文③

Everyone acknowledges that he’s a great leader.

everyoneを使って例文のように「彼が素晴らしいリーダーだということは誰もが認めています」という意味を表すこともできます。

この例文内の「誰もが」の部分がeveryoneの「誰もが、みんな、全ての人、あらゆる人」の意味です。

先と同様、everyoneが主語にきた場合単数扱いなので、ここでも動詞はacknowledgesと三人称単数のsが付いています。

会話文例
What’s your boss like?
(あなたの上司はどんな感じなんですか?)
Everyone acknowledges that he’s a great leader.
(彼が素晴らしいリーダーだということを誰もが認めているんです。)

everyoneを使った例文④

Hi, everyone! Nice to meet you.

次にご紹介するのは、everyoneを呼びかけの意味で使った「皆さんこんにちは、初めまして」という意味を表す例文です。

この意味での使用は例えば学校や会社などで大勢に向かって挨拶や自己紹介を行う際などに良く見られます。

会話文例
Could you introduce yourself, Mr. White?
(ホワイトさん、自己紹介をお願いできますか?)
Hi, everyone! Nice to meet you.
(皆さんこんにちは!初めまして。)

everyoneを使った例文⑤

Did everyone get one?

最後にご紹介するのは、「みんなの手に渡りましたか?」という意味の例文です。例えば学校や会社で資料などを配った後の確認の表現として良く使われます。

会話文例
Did everyone get one?
(みんなの手に渡ったかな?)
No, not yet.
(いや、まだです。)

everyoneを使う際の注意点

基本的にはeveryoneと同じ意味を表す単語に「everybody」があります。両者同じ意味を表しますが、それぞれの微妙なニュアンスを使い分ける必要があるので注意が必要です。

以下から、この点について詳しく解説していきます。

everyoneとeverybodyの使い分けはフォーマルかカジュアルかがポイント

everyoneとeverybodyの使い分けのポイントは、それぞれの単語を使いたい場面がフォーマルかカジュアルかを見極めることです。

どちらにも共通して「みんな、誰もが」という意味がありますが、より厳密に言うとeveryoneには「みなさん」というよりフォーマルなニュアンス、一方everybodyには「みんな」というよりカジュアルなニュアンスが含まれます。

このため、日常会話の中では学校や仕事などのより公式な場面ではeveryoneを使う傾向が高く、それ以外の友人や家族とのカジュアルな会話ではeverybodyを使う傾向が高いという特徴があります。

日本語では両者「みんな、誰もが」と訳せるので区別が難しいですが、余裕がある方はこの2つの単語のニュアンスの違いまで理解して活用できるようにしてみてください。

everyoneの語源

英単語の語源を知ることは、その単語への更なる理解へも繋がります。以下から、everyoneの語源について学んでいきましょう。

everyoneの語源は「everyとone」

everyoneのは1200年頃から使用が認められており、その当時から「各人が、みんな」という意味で使われていました。

元々は「every」と「one」という2つの異なる単語が語源になっており、それが合わさってできた単語です。

使用当初からの意味、類語含め現代の単語と共通点が多いのがとてもおもしろいですね。

everyoneと意味が似ている単語

以上まで、everyoneの意味や使い方、具体的な例文、発音・使用の際の注意点と類語について詳しく解説してきました。最後に、everyoneの類語をいくつかご紹介します。

語彙力を常に高めるという意味でも、類語にも目を向け活用していくというのはとても有効です。

ぜひあなたも類語も含めた実践的な会話に役立ててみてください。

everybody

最初にご紹介するのは、代名詞で「みんな、誰もが」という意味を表す「everybody」です。先述した通り、everyoneと基本的な意味は変わりませんが、よりカジュアルな会話の中で使用します。

evertbody を使った会話文例

I think the restaurant is too expensive.
(そのレストランは高すぎると思うんだよね。)
Oh, everybody says that.
(いや、みんなそう言ってるよ。)

anybody

次にご紹介するのは、代名詞で「だれでも、だれも、だれか」の意味を表す「anybody」です。ただみんなという意味だけではなく、それを強調するニュアンスが含まれます。

anybodyを使った会話文例

Can you speak English fluently?
(君は英語を流暢に話せるの?)
Anybody can do that.
(だれでもそれくらいはできるさ。)

people

最後にご紹介するのは、名詞で「人々、世間の人々」などの意味を表す「people」です。

厳密に言うと全員という意味ではありませんが、ほとんどの人が、多くの人がという意味でeveryoneの類語としても活用可能です。

peopleを使った会話文例

People say that he got fired from his job.
(彼は仕事をクビになったっていう噂だよ。)
Are you serious?
(本当に?)

まとめ

everyoneは誰もがすでに一度は耳にしたことのある単語ですが、文脈によって表現が変わるので注意が必要です。また、意味がほぼ同じeverybodyとのニュアンスの違いが掴めるようになると、実際の会話にも重宝するはずです。

ぜひ当記事内容を参考にしてあなたもeveryoneを大いに活用してみてください。

The following two tabs change content below.

リー 木嶋 実有紀

「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。

ペラペラ部運営会社情報ページへのリンクバナー