1分でわかる!wish・hope・wantの違いと正しい使い方

2020年4月1日

ペラペラ

肘井 学

【監修】
肘井 学

慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒業。関東・東海地方の複数の予備校を経て、リクルートが主催するネット講義サービス「スタディサプリ」で教鞭をとる。「英文読解」の講座は年間25万人が受講する超人気講座となっている。『肘井学の作文のための英文法が面白いほどわかる本』、『語源とマンガで英単語が面白いほど覚えられる本』をはじめ著書も多数執筆。

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英語で「~したい」もしくは「~してほしい」のように”望み”を表す表現として、wish・hope・wantの3つの単語があります。どれも同じ意味を持ちますが、これらを場面に応じて使いこなせていない人が多く見られます。

例えば、友人に何かプレゼントをして「気に入ってくれるといいなぁ」と英語で言いたい場合、以下3つのどれが正しいかわかりますか?

  1. I wish you like it.
  2. I hope you like it.
  3. I want you like it.

正解は2の「I hope you like it.」です。

hopeは、実現可能だと信じて望む場合に使います。

wishはhopeと何か希望や期待を実現可能だとは思わずに望む場合に使います。

wantは選択肢3のように、通常うしろにSVを置いて使いません。

ここでは、気に入ってくれると信じて望んでいるので、hopeを使うのが適切です。

このように同じ意味をもつ単語でも、それぞれの異なるニュアンスがあるのでしっかり理解して正しく使い分ける必要があります。

今回は、そんな日本人にとって紛らわしいwish・hope・wantの違いを説明するとともに、正しい使い方についてもレッスンしていきましょう。

また、wish・hope・want以外にも「~したい」「~してほしい」という単語についても、ご紹介していきます。

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wishとhopeとwantの違い

wish・hope・wantの違いは、”望み”の期待レベルです。

wishは、「願う」「したい(と思う)」などといった意味です。実現の可能性が低いことを望む場合と現実に反していることを望む場合や、相手に幸運を祈るような場合に使います。

hopeは、「望んでいる」「期待する」「見込み」などといった意味です。実現が期待できたり、実現すると信じていることを望む場合に使います。

wantは、「(~が)欲しい」「したいと思っている」などといった意味です。単に足りないものや必要なものが欲しい場合に使います。

wishの使い方

wishの使い方について、例文を使って説明します。

あなたの幸運を祈ります

I wish you good luck.

あなたも一緒にくればよかったのに

I wish you had come with me.

お金持ちだったらいいのになあ

I wish I were rich.

hopeの使い方

hopeの使い方について、例文を使って説明します。

私たちはまたここに来たいと思います

We hope to visit this place again.

彼はすべてがよくなることをまだ望んでいる

He is still hoping that all will turn out well.

明日晴れるといいなぁ

I hope the weather is clear tomorrow.

wantの使い方

wantの使い方について、例文を使って説明します。

その仕事を直ちに片づけてもらいたい

I want the work done at once.

車が欲しい

I want a car.

私は眠りたい

I want to sleep.

理解度チェックテスト

それではここで、wish・hope・wantを正しく使い分けることが出来るか、いくつかテストをしましょう。

英文の中の(カッコ)には、wish・hope・wantのどれかが入ります。正しいと思うものを入れてみてください。

答えは記事の最後にあります。

  1. Let’s ( ) it will be sunny tomorrow.
    どこを旅行したいですか?
  2. I ( )we could see in a dream.
    夢で逢えるといいですね。
  3. I ( )I could fly.
    空飛べたらなぁ。
  4. What do you ( ) for your birthday?
    誕生日には何が欲しいですか?
  5. What do you ( )?
    何が望みだ?

「望む」を表すその他の英単語

「望む」を表す単語は、wish・hope・want以外にもあります。それらの単語がどのように使われるのか、例文を使って説明します。

expect

expectは、「(当然のこととして)期待する」という意味です。良いこと悪いことにかかわらず何かを予期して待つ状態をあらわします。以下のように使われます。

As was expected, he failed again.(予想通り、彼はまた失敗をしました)
You’re expecting too much of her.(あなたは、彼女に期待をしすぎている)
You cannot expect her to do that.(彼女にそんなことを望んではいけない)

desire

desireは、(~を)強く望むという意味です。以下のように使われます。

What do you desire me to do?(私に何をして欲しいというのですか?)
Her desire to succeed was strong.(彼女は出世が強かった)
The man is all I can desire.(あの男は思い通りの人物です)

まとめ

今回は、wish・hope・wantの違いやそれ以外の”望む”という単語についてもご紹介してきました。

以下、おさらいです。

  • wish=実現の可能性が低いことを望む場合や相手に幸せを祈る場合に使う
  • hope=実現が期待できたり、実現すると信じていることを望む
  • want=単に足りないものや必要なものが欲しい

前項の例文などを使って、練習しながら感覚を身につけていきましょう。

テストの答え

  1. hope
    天気が良くなることを可能だと信じて望んでいるのでhopeが適切です。
  2. wish
    実現可能性が低いので、wishを使います。
  3. wish
    実現の可能性が低いのでwishを使います。
  4. want
    単に足りないものや必要なものが欲しい場合を指しているのでwantが適切です。
  5. want
    どうしたいのかを聞いているのでwantを使います。
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岡田 ティナ

ライター(詳しいプロフィールを見る

10歳までをフィリピンで過ごした英語と日本語のバイリンガル。優れた英会話力を活かし、初心者が抱く英語の疑問を解消する「ペラペラ英語塾」の記事を担当。また、英会話スクールやオンライン英会話、英会話カフェ等を体験してのレビュー記事も担当しており、体験したサービスの数は30以上を数える。

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