1分でわかる!Look・See・Watchの違いと正しい使い方

公開日:2018年6月13日
更新日:

カテゴリー: ワンポイント英会話

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英語で「見る」という言葉を表す際、「Look」「See」「Watch」の3つでどれを選べば良いのか迷ってしまう人は多いのではないでしょうか?

どれも中学で習う簡単な英単語ですが、この3つを場面に応じて使いこなせないという人が多く見られます。

例えば、「彼を見ました」と伝えたい場合、以下3つのどれが正しいか即答できますか?

  • I look him.
  • I see him.
  • I watch him.

どれを使っても意味は伝わりますが、それぞれの正しい使い方を理解することで、迷うことなくシチュエーションに応じて使い分けられるようになり、より英会話力をアップさせることが出来ます。

今回は、そんな日本人が混乱してしまう同じ「見る」という意味の「Look」「See」「Watch」の3つの違いについて説明するとともに、それぞれの正しい使い方についてもレッスンしていきましょう。

また、その3つ以外にも「見る」という単語に似ている表現についてもお話ししていきます。

LookとSeeとWatchの違い

違いについて悩む女性のイメージ画像

Look・See・Watchの大きな違いは「見る」という“動作”の表し方です。

まずLookは、「視線を向けて見る」という意味で、何かを意識的に見る際に使います。例えば、「彼女を見て」と言いたい場合は「Look at her」と彼女を見る動作をする際に「Look」を使います。

Lookの使い方図解。人物が別の人物に視線を向けて見ているイラスト画像。

Seeは、「自然に自分の視界に入るものを見る」場合に使います。例えば、「美しい花を見た」と伝える時、「I saw the beautiful flowers」と表しますが、この場合は、美しい花を見た(=目に入った)のでSaw(Seeの過去形)を使います。

Seeの使い方図解。人物の視界に花が入っているイラスト画像。

そしてWatchは、「動いているものを」じっと注意して見るときに使う表現です。例えば、「テレビを見る」と言いたいときは「Watch television.」と表しますが、この場合、テレビの映像のような、“次々と動きのあるもの”を見ているのでこの表現を使っています。

Watchの使い方図解。テレビを視聴している人物のイラスト画像。

Lookの使い方

Lookの使い方について、例文を使って説明します。

「この写真を見て」と言いたい場合

Look at this picture. 

「何を見ているの?」と聞きたい場合

What are you looking? 

※looking=Lookの現在進行形

Seeの使い方

Seeの使い方について、例文を使って説明します。

「何が見える?」と聞きたい場合

What can you see? 

「彼女を公園で見た」と言いたい場合

I saw her in the park. 

※Saw=seeの過去形

「あっちで綺麗な花を見る事ができるよ」と言いたい場合

You can see a beautiful flower over there. 

Watchの使い方

Watchの使い方について、例文を使って説明します。

「どんな映画が見たいですか?」と聞きたい場合

Which movie would you like to watch? 

「テレビを1日何時間くらい見ますか?」と聞きたい場合

How many hours a day do you watch TV? 

「ミュージカルを見ることは楽しいです」と言いたい場合

I enjoy watching musical. 

※watching=watchの現在進行形

使い分けの感覚をつかむコツ

Look・See・Watchの使い分け方の感覚をつかむコツがあります。まずは、歩いて駅に向かっていることをイメージしてください。歩き始めるとそこには、

  1. カフェがありました
  2. カフェを通り過ぎると駅が見えてきました
  3. 駅に到着すると、電光掲示板で乗る電車の時間を確認しました
  4. 電車が来るまでの間、自販機で缶コーヒーを選んで購入しました

1~4の動作はすべてLook・See・Watchに分けることができます。

以下で説明していきます。

1)カフェがありました

この例文では、歩きながらカフェを探していたわけではなく、駅に向かっていると「たまたまカフェが視界に入った」ので、「See」を使います。

I see the coffee shop. 

2)カフェを通り過ぎると駅が見えてきました

目的である駅が「見えてきた(=目に入ってきた)」のでここも「See」を使います。

I see the station. 

3)駅に到着すると、電光掲示板で乗る電車の時間を確認しました

列車の行き先と時刻を確認(把握)するために電光掲示板を「(動いているものを)注意して見る」ので、この場合は「Watch」を使います。

I watch the electric noticeboard. 

4)電車が来るまでの間、自販機で好きな缶コーヒーを探して購入しました

自販機で缶コーヒーを選ぶというのは、「どのコーヒーを飲もう?」と数ある種類の中から「自ら視線を向けて見る」のでこの場合は「Look」を使います。

Look for canned coffee. 

理解度チェックテスト

テストのイメージ画像

それではここで、Look・See・Watchを正しく使い分けることが出来るか、いくつかテストをしましょう。

以下の英文の(カッコ)の中には、Look・See・Watchのどれかが入ります。正しいと思うものをいれてみて下さい。

答えは記事の最後にあります。

  1. Let’s go to ( )a volleyball game.
    バレーボールの試合を見に行こう!
  2. It’s exciting to ( )volleyball games.
    バレーボールの試合を見るのはわくわくします。
  3. If you ( )to your left, you can ( ) the station.
    左手には、駅が見えます。
  4. I( )him last night.
    昨晩、彼を見かけました。(昨晩、彼に会いました。)
  5. I( ) him.
    私は彼をじっと見ました。

「見る」を表すその他の英単語

「見る」を表す英単語はLook・See・Watch以外にも存在します。それらの英単語がどのように使用されるのか、例文を使って紹介します。

Witness

Witnessは、他動詞で「目撃」するという意味です。

以下のように使われます。

He witnessed the accident.(彼がその事故を目撃した。)
I was thrilled to witness such a historic moment.(その歴史的な瞬間を目の当たりにして、ぞくぞくしました。)

Peer

Peerは、「凝視する・じっと見る・覗き込む」などと言った意味です。分かりにくいものや見えにくいものをじっと見るときに表す言葉です。

以下のように使われます。

Peer above one’s spectacles.(眼鏡越しに見つめる。)
He peered about,looking for a sit.(彼は、周りをじろじろ見回して座る場所を探した。)
Peer into a box.(箱の中を覗き込む。)

Glance

Glanceは、ひと目・ちらりと見るなどと言った意味です。

以下のように使われます。

Glance at a clock.(時計をちらっと見る。)
Glance furtively around.(こっそりとあたりの様子をうかがう(見回す)。)
Glance down a street.(通りをざっと見回す。)

Stare

Stareは、(好奇心で)じろじろ見るや凝視するといった意味です。

以下のように使われます。

She stared in wonder on the strange scene.(彼女は、驚いてその奇妙な光景を見つめていた。)
Don’t stare at me like that.(そんなに私をじろじろ見ないで。)

Gaze

Gazeは、(熱心な気持ちで長いこと)見つめるという意味です。

以下のように使われます。

She stood gazing at the stars.(彼女は、じっと星を見つめたまま立っていた。)
Her gaze fell upon him.(彼女の視線は彼に止まった。)
She gazed on the animal in wonder.(彼女は驚嘆してその動物に見入った。)

View

Viewは、見える状態・視野・見物・眺めなどと言った意味です。

以下のように使います。

I found a great spot to view the parade.(パレードを見るのにいい場所見つけました。)
This restaurant is famous for the view.(このレストランは景色で有名です。)
The star disappeared from view behind the clouds.(星は雲に隠れて見えなくなりました。)

まとめ

今回はLook・See・Watchの違いやそれ以外の「見る」という意味の単語や使い方についてもご紹介してきました。

Look・See・Watchの違いをおさらいしますと、

  • Look=視線を意識的に向ける時に使う
  • See=自然と視界に入ってきた時に使う
  • Watch=(動いているものを)じっと注意して見るときに使う

です。この3つの動詞を理解することで、何かを「見る」際に正しく単語を使い分けができて、自分の感情をより伝えられるようになります。

はじめは、感覚を掴むのは大変ですが、日常生活から常に「見える」ものに対して「これはどの表現を使うのかな?」と意識することだけでも掴めるようになってきます。

テストの答え

  1. See(広い体育館の客席から見る=視界に入ってくる)
  2. Watch(バレーボールの試合を“じっくり見る”)
  3. Look/see(「~の方を見る」は視線を向けている)/(駅が"視界に“入ってくるので)
  4. Saw(過去に偶然見かけたので、過去形×See=Sawとなる)
  5. Watched(“じっと見つめた”動作なので、過去形×Watch= Watchedとなる)
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ティナ

ティナ

フィリピン人の父と日本人の母を持つハーフです。10歳までフィリピンで過ごし、英語と日本語のバイリンガルです。英語学習に役立つ記事をお届けします。

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