ネイティブ相手に今日から使える!mightの意味と使い方

ペラペラ

mightは、mayの過去形としてよく知られる助動詞です。代表的な意味として「~かもしれない」という推量の意味をすでに知っている方も多いでしょう。

今回の記事では、実は推量の意味以外にも多くの意味を持つmightの意味と使い方を徹底解説していきます。意味と使い方の解説に加え、発音や使用の際の注意点も学べる内容です。

この記事を読めば、今まで釈然としなかったmightの意味や使い方が明確になり、日々の英会話にも活かせるようになるでしょう。

ぜひチェックしてみてください。

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mightの意味

まず、mightには助動詞と名詞という2つの異なる品詞が存在します。助動詞の意味は、使用する文章が直接法か仮定法かの違いによって大きく2つに分けられ、その中にも使用したい状況に合わせた意味がそれぞれ存在します。

特に助動詞としての意味は、それぞれの意味を厳密に分けると約15個以上になりますが、今回の記事ではその中でも覚えておくとよいものを厳選して12個ご紹介します。

日本語の例文を用いて具体的にご紹介している文章の形を参考にして、それぞれの意味をどんなシチュエーションで使用するのが最適かを学んでいきましょう。

~してもよろしい

最初にご紹介するのは、mightの助動詞として意味、「~してもよろしい」です。直接法内、間接話法で許可を表す意味で活用します。

例えば、「彼はその男に行ってもよいと言いました」という文章内、「行ってもよい」の部分をmightが表します。

~かもしれない

「~かもしれない」は、mightが持つ不確実な推量を表す助動詞としての意味です。mightと聞くと、この意味を真っ先に思い出すという方も多いかもしれません。

許可の意味での使用の場合と同じく、直接法内、間接法の中で使用します。

例えば、「彼女はもうすぐ雨が降るかもしれないと言いました」の文中、「雨が降るかもしれない」の部分にmightを活用します。

(一体)~だろう

次にご紹介するのは、mightの助動詞の意味「(一体)~だろう」です。

特に疑問文で不確実さの意を強める働きをする言葉として使用され、許可、不確実性の意味で使用する場合と同じく、直接法・間接話法を用いた文章で活用します。

例えば、「彼はその車の値段が一体いくらだろうと尋ねました」内、「一体いくらだろう」の部分にmightを活用可能です。

~するために、できるように

時制の一致の目的でmayの可能の意味をmightという過去の形で表す場合、「~するために、できるように」という意味になります。

例えば、「彼女はその電車に間に合うように、できるだけ速く走りました」という表現内、「間に合うように」の部分にmightを活用します。

~したかもしれないが

mightには後に等位接続詞であるbutを用い、譲歩を表す「~したかもしれないが」という意味もあります。

例えば、「彼女は頭が良かったかもしれないが、洗練されていません」という文章内、「頭が良かったかもしれないが」の部分にmightを使用できます。

たとえ~であったにしても

mightを譲歩を表す副詞節で使用する場合、「たとえ~であったにしても」という意味になります。

例えば、「たとえ誰かがそれを言ったとしても、あなたはそれを信じる必要はなかったのです」内、「たとえ誰かがそれを言ったとしても」の表現内にmightを配置します。

~してもよいのなら

mightを直接法ではなく、仮定法で使用する際、許可を表す「~してもよいのなら」という意味を表します。

例えば、「もし差支えなければ、あなたに質問させて頂きたいのですが」という表現内、「もし差支えなければ」の部分にmightを活用します。

~するのかもしれないのだが

同じく仮定法でmightを用いて、現在の推量を表す「~するかもしれないのだが」という意味にも活用可能です。

例えば「怠けているとあなたは給料をもらえないかもしれませんよ」内、「給料をもらえないかもしれませんよ」の部分にmightを配置しましょう。

~してくれないか、~したらどうだろう

mightには、軽い依頼や打ち解けた提案を表す意味で「~してくれないか、~したらどうだろう」という意味もあります。婉曲的に相手に何かを依頼する形で活用可能です。

例えば、「私のために一杯コーヒーを入れてくれないか」という表現内、「入れてくれないか」の部分にmightを置きます。

ただ、この表現は使用する状況によってはかなり威圧的に聞こえる恐れがあるので、使用の際には注意が必要です。

ひょっとしたら~かもしれない

mayより弱い推量を表して、「ひょっとしたら~かもしれない」という意味もmightには表現できます。この意味での使用は、日常会話レベルでも頻繁に耳にします。

「ほぼ現実としては信じ難いが、ほんの少しの可能性はあるかもしれない」というニュアンスを表す際にぴったりです。

例えば、「それはひょっとすると本当かもしれませんね」内、「ひょっとすると本当かもしれませんね」の部分でmightを使用してみましょう。

~してもよいですか

疑問文で「May I~?」よりもより丁寧な許可を表す意味として、mightには「~してもよいですか」という意味もあります。

例えば、「失礼ですがどなた様でいらっしゃいますでしょうか?」という文章内、「失礼ですが~でしょうか?」の部分が「Might I~?」となります。

しかし、この形でのmightの使用は現代の特に口語でのやり取りではほぼ見られません。古い物語や書き言葉などで出会った際に役立つ知識として、参考程度に覚えておきましょう。

(一体)~だろうか

mightには、疑問文で用いてしばしばおどけや皮肉を表す「(一体)~だろうか」という意味があります。

例えば、「彼女は一体何歳だろうか?」という文章内、「一体何歳だろうか?」の部分にこの意味のmightを活用します。

この意味での使用は、未だ関係性の深まっていない相手に使用すると、失礼に当たる可能性がありますので、その点には注意が必要です。

力、勢力、権力、実力、腕力

最後にご紹介するのは、mightの名詞としての意味、「力、勢力、権力、実力、腕力」です。以外と思われるかもしれませんが、実はmightには先にご紹介してきた助動詞以外の品詞も存在します。

名詞で使用する場合、mightは不可算名詞として使用されます。例えば、「彼は力ずくでそのドアを開けました」内、「力ずく」の部分でmightを活用しましょう。

名詞としてのmightは、助動詞の場合と比較すると汎用度は低いですが、名詞としての意味も知っておくと便利です。

mightの発音・読み方

それでは以下から、mightの発音と読み方を確認していきましょう。

mightの発音記号

máit

発音記号にすると、mightは「máit」と表記されます。

mightの発音・読み方

mightの発音・読み方は、日本語で「マイトゥ」となります。

まず、前半の「mái」の部分は、唇を閉じた状態で口から息を出すのを止め、「ム」と鼻から出る音を意識して「m」の音にします。

次に二重母音である「ai」は口を広く開き、発音の終わり部分は口を狭めながら「アィ」と発音します。

最後に、「t」は舌先を前歯のすぐ裏の歯茎につけ、息を一瞬止めてから勢いよく息で破裂させるような意識で「トゥ」と発音します。

特に最後の「t」の音は、日本語にない音です。特にこの音に重点を置きながら、何度も発音練習を重ねてみてください。

mightの使い方と例文

ここまで、数あるmightの助動詞の中でも覚えておくと便利なもの、mightの名詞としての意味、発音のポイントをまとめてきました。

以下から、まずmightの使い方を理解する際に大切にするとよいポイントについて解説していきます。より実践的にmightを活用していきたいという方は、ぜひチェックしてみましょう。

mightの使い方

mightの使い方は、まずそれぞれの品詞に分けた後、助動詞の使い方については文章の形式ごとに整理していくのがおすすめです。

今回は、助動詞の使い方の解説時には、その文章が直接法か、仮定法かを明記した上でそれぞれの使い方を解説していきます。

mightの例文

早速、mightの具体的な例文を交えながら、実際の使い方を以下から整理していきます。

より具体的なシチュエーションに落とし込んで例文まで暗記し、それに近い状況に自分が遭遇した際、最適な形にアレンジして使用できると自分の会話にも自信が持てるはずです。

ぜひそれぞれのmightの意味や例文を実生活のどんな場面で活用できるだろう?という視点を持って、ここから先を読み進めてみてください。

mightを使った例文①

He told the guy that he might go.

最初にご紹介するのは、「彼はその男に行ってもよいと言いました」という意味の例文です。この例文は、形としては直接法、間接話法を取っています。

mightの助動詞としての意味、「~してもよろしい」という許可の意味を活用した例文です。

直接法とは、簡単に言うと何らかの条件を提示し、現実として有り得ることを表現する際に使用する用法のことです。間接話法とは、誰かの発言をそのままの形で引用する(=直接話法)のではなく、例文のようにその発言を言い換えた形で表現する方法を指します。

会話文例
What the policeman tell him?
(警官は彼に何て伝えたの?)
He told him that he might go.
(彼はその男に行ってもよいと言ったのさ。)

mightを使った例文②

She said it might rain soon.

次にご紹介するのは、mightの助動詞としての意味、「~かもしれない」の意味を活用した例文です。意味は、「彼女はもうすぐ雨が降るかもしれないと言いました」となり、形としては直接法、間接話法となっています。

会話文例
Why you two didn’t go camping yesterday?
(なぜ二人は昨日キャンプに行かなかったの?)
She said it might rain soon. And actually, it did start to rain just a couple minutes later.
(彼女はもうすぐ雨が降るかもしれないと言ったんだ。そして実際、数分後に本当に雨が降り出したんだよ。)

mightを使った例文③

You might not get paid if you are lazy.

次にご紹介する例文は、mightをifを用いた仮定法の形で使用した際の例文です。意味は、「怠けているとあなたは給料をもらえないかもしれませんよ」です。

might助動詞の意味、「~するかもしれないのだが」を活用した例文となります。

会話文例
You might not get paid if you are lazy.
(怠けているとあなたは給料をもらえないかもしれませんよ。)
That doesn’t sound fair!
(それは公平ではありませんね!)

mightを使った例文④

That might be true.

次にご紹介する例文は、mightの助動詞としての「ひょっとしたら~かもしれない」という意味を活用したものです。意味は、「それはひょっとすると本当かもしれない」となります。

文章の形は、条件節の意味を言外に含めた主文のみの形を取っています。

会話文例
Perhaps he actually did it.
(ひょっとすると彼はそれを実際にやったのかもよ。)
That might be true.
(ひょっとするとそうかもしれないな。)

mightを使った例文⑤

He opened the door by might.

最後にご紹介するのは、mightの名詞としての「力」という意味を活用した例文です。意味は、「彼は力ずくでその扉を開けました」となります。

会話文例
He opened the door by might.
(彼は力ずくでその扉を開けたんだ。)
No way! He must be a really strong guy!
(まさか!彼は本当に強い男に違いないね!)

mightを使う際の注意点

mightを使用する際に注意したいのは、この単語が助動詞として表現できる時制の範囲です。学校の英語の授業で「mightはmayの過去形」と習ったため、mightは過去の出来事を表現するのみ使用できると思われがちですが、実は現在のことについても表現できます。

この点について、以下から詳しく解説していきます。

mightを使って時制を表現する

「mightはmayの過去形」という認識は、もちろん間違いではありません。先にご紹介してきた例文のように、文章の中で時制の一致が起こる時、時制が現在であればmayとするところを、mightという過去形に置き換えるということが起こります。

しかし、実は、時制の一致が理由でmightを使う以外でも、現在形でmightを使用することができます。その例が、mightが持つ確信度の低い推量、「ひょっとすると~かもしれない」などの意味に代表される意味です。

例えば、先に挙げた「That might be true.」という例文についてもう一度考えてみましょう。確かに、mayの過去形の形であるmightが使用されていますが、文章の意味は「それはひょっとすると本当かもしれません」と現在形です。

ちなみに、同じ意味を過去形で表現したい場合は、「That might has been true.」(=それはひょっとすると本当かもしれませんでした)と表現します。

このように、mightは文脈によっては現在のことについて表現することも可能です。「mightはmayの過去形」という認識ばかりが先行しすぎると、mightの使用を過去の時制の文章のみに限定する、あるいは過去の意味で解釈しようとするということが起こります。

実際は、それぞれの文脈に合わせて現在形・過去形どちらの意味で取るのがよいのかを見極める必要がありますので、十分注意しましょう。

mightの語源

単語の語源を知ることは、その単語への理解を更に深めることに繋がります。以下から、mightの語源について学んでいきましょう。

mightの語源は古英語の「mihte」、「meahte」

mightの語源は、古英語の「mihte」と「meahte」であるとされています。これら2つの言葉は、現代のmightと同じくmayの過去形として使われていました。

1800年代には、現代のmightが持つ助動詞の中のいくつかとほぼ同じ意味で使用されていたようです。

語源とされる2つの言葉の綴りは現代のものとは異なりますが、現代の発音にも合致する綴りになっているのが非常に興味深いですね。

mightと意味が似ている単語

ここまで、mightの意味や使い方、使用の際の注意点などについて解説してきました。最後に、mightと意味が似ている単語を複数ご紹介します。

新たに学習した単語に加え、その類語まで学習して覚えておけば、語彙力もUPし会話での表現力も拡がります。

ぜひ今回ご紹介している類語も日々の会話に活用してみてください。

may

最初にご紹介するのは、「may」です。mayもmightと同じく助動詞で、許可、不確実な推量、譲歩、妥協性や可能性などを表します。

実はmightよりも表現できる範囲は狭く、日常会話レベルの会話では許可や不確実な推量の意味で使用されることが多いと言えます。

不確実な推量を表す「~かもしれない」の意味は、mightの意味に比べて確実度が高いニュアンスになるのが特徴です。今回は、この意味でmayを活用した会話文例をご紹介します。

mayを使った会話文例

Do you really believe a wild rumor?
(君は根も葉もない噂を本当に信じているの?)
Yes. It might be true.
(そうだよ。それはおそらく本当だろうね。)

power

次にご紹介するのは、mightの名詞の意味、「力」と同じ意味を表す類語「power」です。この意味での使用では、mightよりもpowerの使用がより一般的と言えます。

powerを使った会話文例

I love this guy in this movie. He’s the strongest man I’ve ever seen!
(この映画に出てくるこの男性、好きだわ!彼は私が今まで見た中で一番強い男よ!)
I agree. He’s a man of power.
(まさしく。彼は力の強い人だね。)

strength

最後にご紹介する類語は、「strength」です。この類語もmayの名詞としての意味、「力」と似た意味である「強さ、強いこと」という意味で活用できます。

strengthを使った会話文例

How do you describe the character?
(あなたはその登場人物をどのように描写しますか?)
I would say he’s a man of great strength.
(大力の男とでも言いましょうか。)

まとめ

mightはmayの過去形の助動詞ですが、その中にも実に多くの意味が存在します。時制も過去のみならず現在も表せるので、文脈ごとにそれぞれの意味を使い分けるという視点が必要となります。

特に許可や推量の意味で日常生活でも活躍するシーンの多い単語です。ぜひこの機会に意味と使い方をマスターしてみてください。

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リー 木嶋 実有紀

リー 木嶋 実有紀

「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。

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