日本の英語教育はコミュニケーションよりも「文法」を中心に学びます。しかし、文法は合っているのに外国人と話すと“Pardon?”と聞き返されてしまった経験はありませんか?
その原因は、英語の発音トレーニング不足によるもので、通じる英語を話すためには「発音矯正」をすることが重要です。
発音を矯正するためには、英会話スクールに通ってネイティブの講師に教わるのが一番ですが、時間的にスクールに通うのは難しい…という方もいるでしょう。かといって独学で学んでも成果が実感できず挫折してしまうケースも多いですよね。
そんな人におすすめしたいのが、「英語の発音練習に効果的なスマホアプリ」です。スマホ一つあれば、いつでも空いた隙間時間に正しい英語の発音を練習をすることが出来ます。
この記事では、日本人が英語の発音が苦手な理由や英語発音の基本について説明したうえで、効率的に英語の発音を身につけられるおすすめアプリを3つご紹介します。
なぜ日本人は英語の発音が苦手なのか?
日本人が英語の発音を苦手とする一番の理由は、「日本語にはない音が英語にはたくさんあるから」です。例えば、「LとR」の聞き取りや「NとM」の発音または「CとS」の違いを上手に発音できない人は多くみられます。
発音というのは、口を動かすのである種の運動能力とも言えます。その感覚を大人になってから体に叩き込むのは難しいものです。主に日本人が英語の発音を苦手とする理由を以下で詳しくお話ししていきます。
日本語に馴染みのない音が多い
英語には、日本語にはない“音”が数多く存在しています。日本語の母音は【あ(a)・い(i)・う(u)・え(e)・お(o)】の5種類に対し、英語は母音が16種類もあり、さらに日本語にはない英語特有の子音もいくつか存在します。
例えば、日本語の「あ」であれば英語では「a」「æ」「ʌ」と3つあり、すべて違う音です。これを使い分けなければ話す内容は相手に伝わりません。以下はその一例です。
単語 | 発音記号 | 日本語読み | 意味 |
soccer | a | サッカー | サッカー |
apple | æ | アップル | りんご |
sucker | ʌ | サッカー | 吸盤 |
幼少期~青年期にかけて一度も聞いたことのない音(日本語にはない音)は、聞き分けるのが困難なことから身につけるのは難しく、多くの日本人は英語の発音を苦手とするのです。
日本の英語教育は「文法」が中心
日本の英語教育はコミュニケーションよりも「文法」を中心に学びます。そのため、「英語が読めても話せない」という人が多くみられます。また、リーディングなどのインプットを中心とする学習では、そのインプットが何の為なのかも理解できず、英語学習に対するモチベーションにも繋がらないのです。
「カタカナ英語」を使ってしまう
カタカナ英語とは、海外から取り入れた「外来語」のことであり、日本人が発音しやすいように無理やりカタカナに表記した英語のことです。日本で何気なく使っている英単語は、ネイティブの発音と全く異なることが多く、「英語なのに通じない」というように繋がるのです。
以下はネイティブの発音が異なるカタカナ英語の一例です。
単語 | カタカナ英語 | ネイティブ発音 |
Chocolate | チョコレート | チョックリット |
Banana | バナナ | ブナーナ |
Potato | ポテト | プテイトウ |
City | シティ | シリー |
Party Night | パーティーナイト | パーリナイ |
Doctor | ドクター | ダクタ |
Stop | ストップ | スタアプ |
McDonald’s | マクドナルド | メクダネズ |
英語発音の基本
英語の正しい発音を身につけるためには、「発音の基本」を知って学ぶことが大切です。
英語はイントネーション(抑揚)・アクセント(音節)を重視する言語です。イントネーション(抑揚)は、文意を正確かつニュアンスを豊かに伝達するために欠かせない要素であり、このイントネーションの付け方を間違えると、文意の伝わり方が変わってしまうことがあります。また、アクセント(音節)が正確に使えると、発音に微妙さがあってもしっかり相手に言いたいことが伝わります。
そして、イントネーション(抑揚)・アクセント(音節)を覚えるにはまず、単語を読むための「発音記号」を身につける必要があります。それぞれの意味や英語の発音における役割について詳しくお話ししていきます。
英語の発音記号(国際音声記号)
英語の発音記号(国際音声記号)とは、国際音声学会が定めた音声記号であり、英語の音声を文字に表記したものです。
英単語や英文の意味を調べても、英語の発音記号を理解していなければ実際にどのような音なのかを分からなくなってしまいます。そこで、英語の発音記号を身につけ、その通りに読むことで耳から聞いた音を頼るよりも正確に発音ができるようになります。
では、英語の発音記号にはどのような種類があるのか?またはそれらをどのように発音をするのかを単語例とともにまとめたので以下ご覧ください。
英語の発音記号(母音16個)
発音記号 | 発音の仕方 | 解説 | 単語例 |
ʌ | ア | 力を抜いて短く「あ。」 | come/but/sun |
æ | ア | 「え」の口で「あ」と発音する | apple/cat/bath |
ɚ | アー | 舌を浮かせる | bird/after/better |
ai | ア | 「あ」と「い」を同時に発音する | nice/eye/iron |
au | アゥ | 「あ」と「う」を同時に発音する | house/now/how |
ά | アォ | 口を縦に開きながら「オ」を発音する | hot/lock/operation |
i | イ | 日本語の「い」と同様 | it/fit/inside |
i: | イー | 唇を横に引っ張るようにしながら、軽く開く | eat/she/believe |
u | ウ | 日本語の「う」と同様 | book/look/should |
u: | ウー | 唇を突き出して「うー」 | to/soon/afternoon |
e | エ | 日本語の「え」と同様 | let/end/best |
ei | エィ | 「え」と「い」を同時に発音する | they/may/say |
ɔi | オィ | 「お」と「ぃ」を同時に発音 | boy/point/enjoy |
ou | オゥ | 「お」と「う」を同時に発音する | no/know/slow |
ɔ: | オォ | 口を縦にしながら舌を引く | dog/walk/small |
ə | 「ァ・ィ・ゥ・ェ・ォ」 | すべての中間で弱音 | about/tulip/calcium |
英語の発音記号(子音28個)
発音記号 | 発音の仕方 | 解説 | 単語例 |
k | カ行 | 舌の奥を上顎の後ろにあてる | kind/like/keep |
g | ガ行 | 「k」の有声音 | big/gas/gift |
s | サ行 | 日本語のさ行と同様 | see/salad/city |
z | ザ行 | 「s」の有声音 | size/easy/zoo |
θ | サ行 | 音を出さない「さ行」 | think/healthy/mouth |
ð | ザ行 | 「θ」の有声音 | the/they/there |
ʃ | シ | 空気が出るような摩擦感 | shadow/ship/sure |
ʒ | ジ | 「ʃ」の有声音 | measure/vision/dicision |
t | タ行 | 舌先は上歯茎にあてる | towel/take/tea |
d | ダ行 | 「t」の有声音 | day/dinner/date |
ṭ | タァ | 舌先が上歯茎を弾くように発音する | letter/butter/mother |
dʒ | チ | 日本語の「ち」と同様 | change/teach/much |
dʒ | ヂ | 「dʒ」の有声音 | job/join/age |
ts | ツ | 日本語の「ツ」と同様 | hats/cats/pizza |
ds | ヅ | 「ts」の有声音 | fiends/bends/ends |
tn | トゥン | 「ッ」と「ン」の間を発音する | cotton/kitten/beaten |
n | ナ行 | 日本語の「な行」 | name/new/neet |
h | ハ行 | 日本語の「は行」と同様 | have/had/high |
b | バ行 | バ行の破裂音 | but/bed/baby |
p | パ行 | 「b」の有声音 | pink/punk/put |
f | ファ行 | 下唇を上歯につける | fast/fine/for |
v | ブァ行 | 上歯を下唇にかすらせる | very/visit/give |
m | マ行 | 日本語の「ま行」より強めに発音する | many/more/moon |
ŋ | ンク | 「k」・「g」と舌は同じ位置 | ink/think/sing |
l | ラ行 | 舌先を上歯茎に接触させて発音する | listen/like/life |
r | ゥラ行 | 舌先を丸め、どこにも接触させずに発音する | read/rest/reach |
j | ヤ行 | 「ギ」の形で「い」と発音する | yes/you/yard |
w | ワ行 | 唇を丸めて突き出し、急いで戻す | we/way/wood |
イントネーション
イントネーション(抑揚)とは、文中や文末の音の高低を変化させ、文意や感情を示す「表現法」です。
日本語には言葉の強弱や抑揚に差がほとんどなく、1文字1音節の長さも大差はありません。また、音節に「子音」の連続がなく「母音」が中心であるため、外国人の耳には「等間隔でマシンガン」のような単調な音に聞こえるそうです。
英語の発音におけるイントネーション(抑揚)は、話全体の雰囲気やトーンを定める役割があります。
アクセント
アクセント(音節)とは、英単語などの強く発音したい部分のことを指します。また、アクセントには、「高低」と「強弱」の2種類の付け方があり、「高低」はピッチアクセント、「強弱」はストレスアクセントと呼びます。
ピッチアクセント(高低)は、単語ひとつひとつの音の高低を表現します。日本語には「箸/橋」「夏季/柿」のように音程の違いで意味が変わる単語は存在します。英語の場合は音の高低で意味そのものが変わる単語はほとんどありませんが、イントネーションの型を決める最も重要な要素になっています。
ストレスアクセント(強弱)は、単語の強く読む部分と弱く読む部分であり、英語辞書で単語を調べる際に単語の上に「‘」という印を付けて表します。
例えば、「コーヒー」という単語であれば、
Coffee 【 kɔ́ːfi 】
発音記号の「‘」を示している部分は「ここを強く読む」というのを伝える役目になっています。基本的には“強く”発音する意識でも伝わりますが、さらに“強く、長めに”発音することでよりネイティブに近くなります。
発音アプリを活用するメリット
英語が正しく発音できているかどうかの確認方法ですが、以前は英会話スクールで外国人講師に聞いてもらうか、テープレコーダーに録音して自分で聞いてみるといった方法が主でした。しかし、今ではスマホアプリで発音の確認、矯正ができます。
ここでは、英語発音アプリを活用するメリットについてお話ししていきます。
いつでもどこでも発音学習ができる
英語発音アプリを使って学習するメリットの1つは、いつでもどこでも発音学習ができることです。
英会話スクールに通って学習する方法もありますが、仕事の帰りや休日を使って教室のある場所まで通わなければなりません。しかし、英語発音アプリであればスマホを取り出してすぐに勉強ができるので、自宅や出先にいながらいつでも好きな時間に発音練習をすることができます。
また、自宅であれば周りを気にせずに勉強ができるので、外で発音練習をするのは恥ずかしいという人でも安心して取り組めます。
低コストで学習ができる
英語発音アプリは、低コストで学習ができるのも一つのメリットです。無料アプリでも十分学習をすることができますが、有料の場合でも英会話スクールほどの費用はかかりません。
また、参考書よりも比較的安い費用で勉強ができるアプリも多く存在しており、これらを活用することで、ほとんどお金をかけずに効率的に学ぶことが出来ます。
採点機能で自分の発音をチェックできる
英会話スクールの場合、レッスン時間内でしか自分の発音を採点してもらうことが出来ません。しかし、英語発音アプリであれば採点機能を使うことで24時間いつでも発音をチェックすることが出来ます。
また、ほとんどのアプリがネイティブの発音を基に収録されているので、しっかり正しい発音を身につけられます。
隙間時間に最適!英語の発音に効果的なアプリ3選
発音をスマホアプリで効果的に学習するためには、「正しい英語の発音」をしっかり学べるアプリ選びをすることが大切です。これから英語の発音練習に効果的なアプリを3個ご紹介していきます。
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース
- 全てのサービスを7日間無料で試すことが出来る
- あなたの発音を判定して正しい発音の仕方をわかりやすく教えてくれる
- 学習時間は1回3分~。隙間時間を活用して学習できる
リクルートが提供する、スマホ一つでしっかり英語が学べるスマホアプリ。それが「スタディサプリENGLISH」です。内容が充実していることはもちろん、機能も使いやすく、学習が継続できる仕掛けがされています。さすがリクルートです。
どんなサービスかは公式YouTube動画を見るとわかりやすいと思うのでリンクします。
なりきりスピーキングで発音矯正が出来る
スタディサプリENGLISHは英語4技能を鍛えることが出来るアプリですが、発音矯正機能もついています。「なりきりスピーキング」という機能で、キャラクターになりきって会話をする機能です。
スマホ画面に表示されるマイクボタンをタップしてから、画面に表示された英文を発話します。この時に発話した英語はスマホに録音され、繰り返し聞くことが出来ます。
そして、アプリが発音を判定し、間違っている単語は赤文字で画面に表示されます。もちろん指摘されるだけではありません。例えば「turn」という単語であれば、
といったように、発音記号を用いて具体的にどう間違っているかを指摘してくれます。
でも、指摘されるだけではどう直したらよいかわかりませんよね?安心してください。解説として、「口の形、舌の位置、発声の仕方」を具体的に教えてくれます。例えば「turn」という単語であれば、
また、ライオンの吠え声を真似するように腹筋に力をいれてノドを鳴らすイメージで練習するとよりネイティブに近くなります。
といった感じです。すごく具体的でわかりやすいですね。
さらに、ネイティブの発音動画へのリンクもありますので、動画を繰り返し見て正しい発音を繰り返し練習しましょう。
費用は1ヶ月1,738円(税込)~
申し込み期間別に3つのプランが用意されています。6ヶ月パックと12ケ月パックは一括で料金を支払う必要がありますがその分お得になります。
プラン | 月額 | 一括払い総額 | プラン割引 |
12ケ月パック | 1,738円 | 20,856円 | 5,280円 |
6ケ月パック | 1,958円 | 11,748円 | 1,320円 |
1ケ月プラン | 2,178円 | - | なし |
※金額は税込です。
最初の7日間は無料ですべての機能が使えるので、とりあえず無料で7日間やってみて、続けられそうかどうか考えてみると良いと思います。
\アプリを7日間無料で体験する/
英会話もしたいなら「英会話セットプラン」がおすすめ
スタディサプリENGLISH 新日常英会話コースでは、レッスン回数無制限の人気オンライン英会話「ネイティブキャンプ」とタッグを組み、「オンライン英会話セットプラン」を提供しています。
話せるようになりたいならアウトプットは必須
「TOEICは800点だけど会話は全然ダメ・・・」という人がいるように、語彙力や文法力がいくらあっても話せるわけではありません。特に日本人の英語の授業はアウトプットが圧倒的に不足しています。
そこで、低価格で英語がたくさん話せるサービスとして人気なのがオンライン英会話です。アプリでインプットをし、それをオンライン英会話で実践することで学習した内容がしっかり定着します。
1日1レッスン(25分)で月6~7,000円というサービスが人気ですが、ネイティブキャンプはレッスン回数に制限がなく、1日5レッスンでも10レッスンでも可能です。
英会話セットプランの費用
アプリだけのプランに月3,520円~をプラスした料金になります。ネイティブキャンプは月額6,480円(税込)ですのでセットプランはかなりお得です。7日間の無料体験もあります。
料金プラン | 月額費用(通常) | 一括払い総額 | プラン割引 |
1ヶ月プラン | 6,028円 | - | なし |
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※金額は全て税込です。
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その他のおすすめアプリ
発音博士
費用:App内課金あり
対応OS:iOS
開発会社:株式会社コト
発音博士は、自分の英語の発音を音響認識技術によって視覚化し、明示して採点してくれる発音学習アプリです。発音記号をベースに採点されるので、例えば「L」と発音すべきところを「R」で発音すれば、「L」だったということなどを教えてくれます。また、収録されているネイティブの発音を聞くことができるので、自分の発音を添削することが出来ます。
英語発音ドリルAtoZ
費用:無料
対応OS:iOS、Android
開発会社:ミントフラッグ株式会社
英語発音ドリルAtoZは、英単語から日常英会話で使える実用的なフレーズの発音を身につけられる発音学習アプリです。ネイティブの発音と自分の発音を聞くことができ、さらにそれが音声波形で表示されるのでどこがずれているのかを一目で確認できます。また、単語ごとに区切って判定してくれる採点機能も付いているので正しい発音を学ぶことが出来ます。
発音検索!英語辞典イーモン
費用:App内課金が有り
対応OS:iOS
開発会社:Sola株式会社
発音検索!英語辞典イーモンは、英単語の発音記号と音節を調べることができる発音学習アプリです。発音記号ごとの舌や口の動きの解説も表示されるので、正しい発音を身につけられます。また、検索画面で文字を入力すると、リアルタイムで検索候補が表示されるので探したい英単語を素早く見つけることが出来ます。シンプルで検索しやすく、さらに発音をウィジェット上で確認ができるので非常に便利で発音練習にとても役立ちます。
発音矯正専門のスクール「ハミングバード」
最近の英会話スクールは「ビジネス英語が身につく」「短期間で身につく」「TOEICでハイスコアが取れる」などなど、特徴のハッキリしたスクールが増えています。
そんな中、「発音矯正専門」のスクールとして注目されているのが「ハミングバード」です。
8種類の口の形と舌の位置をマスターしてネイティブの発音を目指す
ハミングバードのメソッドはアメリカ・ロサンゼルスの研究所で日本人のために開発され、過去20年間で10,000人以上の修了者を輩出している実績があります。
具体的なメソッドは、8種類の「口の形」と「舌の位置」をネイティブの動きをお手本に真似て正しい発音を身につけるというものです。
例えば口の形であれば「指二本の大きさに開く」といったように具体的で、舌の動きは模型を使ってわかりやすく説明してくれます。
下の動画はハミングバードが公開している生徒のビフォーアフター動画です。比較すると「口の形と舌の位置(動き)」がハッキリ違っていて発音が良くなっているのがハッキリわかります。
英語を話すための顔や口の筋肉を鍛える
レッスンは1回50分ですが、大切なのが1日10分~20分の自主トレーニングです。ネイティブのような発音を実現するには、日本語の発音では使われない「顔と口の筋力」を鍛える必要があります。
スポーツに例えると、頭では「体のこの部分をこう動かす」と理解できていても、体(筋肉や柔軟性など)がその通り動かなければ再現できないのと一緒です。
無料で1レッスン(50分)が体験できる
ハミングバードでは、実際にどのようなメソッドでどんなトレーニングをするのかが理解できるよう、1レッスン(50分)が無料で体験できます。
校舎は東京と関西に合計5校(新宿・銀座・池袋・梅田・三宮)あります。
気になる方は公式サイトより体験レッスンを申し込んでみてください。
まとめ
以上、発音学習に効果的なアプリを3つご紹介させていただきました。
英語の発音を身につけることは、日本人にとって難しいものです。その理由は以下3つです。
- 「文法中心」の英語学習
- 日本語に馴染みのない音が多い
- 「カタカナ英語」に慣れている
英語の発音を身につけるためには、英会話スクールなどでネイティブな先生に正しい発音を教わることが一般的ですが、時間がなく忙しい社会人などにとっては継続をするのは大変だと思います。しかし、いつでもどこでも空いた時間に勉強ができるスマホアプリを活用することで、効率よく発音のトレーニングをすることができます。
また、「発音記号」「イントネーション」「アクセント」の“発音の基本ルール”をしっかり身につけてから学習アプリを使うことで、より早く発音トレーニングの効果を実感できます。
今回ご紹介したアプリは、実際に筆者が使ってみて自信を持ってオススメできるだけでなく、他のアプリレビューサイトでもおすすめされている優良なものばかりです。
アプリ選びに迷ったら、まずはここでご紹介したアプリを参考にしてみてください。
ライター(詳しいプロフィールを見る)
10歳までをフィリピンで過ごした英語と日本語のバイリンガル。優れた英会話力を活かし、初心者が抱く英語の疑問を解消する「ペラペラ英語塾」の記事を担当。また、英会話スクールやオンライン英会話、英会話カフェ等を体験してのレビュー記事も担当しており、体験したサービスの数は30以上を数える。
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