ネイティブ相手に今日から使える!thusの意味と使い方

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thusは、アカデミックの世界などで良く使用される、少し硬い響きのある単語です。副詞として異なる意味を持ち、会話での使用は限定的ですが、今までにこの単語を耳にしたことがあるという方もいるでしょう。

今回の記事では、そんなthusの意味や使い方について解説していきます。記事後半は使用の際の注意点、語源や類語についても学べる内容です。

ぜひ参考にしてみてください。

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thusの意味

thusには、品詞は副詞の1つしかありません。しかし、同じ副詞の中に3つの異なる意味が存在します。以下から、それぞれの意味ごとに詳しく解説していきます。

 

このように、かように

最初にご紹介するのは、thusの副詞としての意味「このように、かように」です。例えば、「このようにしてその商品は人気を得ました」内、「このようにして」の部分をthusが担います。

だから、従って

thusには副詞として「だから、従って」という意味もあります。例えば、「従って彼らは彼女は間違っていると判断しました」内、「従って」の部分にthusを活用できます。

この程度まで

thusには形容詞・副詞を修飾して「この程度まで」という意味もあります。例えば、「その絵画は今までで一番綺麗でした」内、「今までで」の部分にthusを置きます。

thusの発音・読み方

それではここから、thusの発音と読み方を確認していきましょう。

thusの発音記号

ðʌ’s

発音記号にすると、thusは「ðʌ’s」と表記されます。

thusの発音・読み方

thusの発音・読み方は、日本語で「ザァス」となります。

まず、冒頭の「ðʌ’」の部分は「ð」を舌先を上の前歯で軽く噛むようにして当て、隙間から息を出して「ズ」という音にします、「ʌ’」は日本語のアの音を意識し、口を少し開けた状態で短く「ア」と出します。これら2つの音を合わせて、「ザァ」の音とします。

次に「s」の音は、舌先を前歯のすぐ裏の歯茎に付け、隙間から息を使って「ス」と発音します。

thusの発音はどの音も日本語にはない音なため、何度か発音の練習が必要だと言えます。ぜひ上記のポイントを押さえて練習してみてください。

thusの使い方と例文

ここまで、thusの副詞としての3つの意味と発音のポイントについて解説してきました。

以下から、まずはthusの使い方を学ぶ際のポイントと、具体的な例文について見ていきます。thusをより実践的に活用していきたい!という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

thusの使い方

thusを使用する際には、前の文脈からの流れを良く考えて使用するという視点を持っておくことが有効です。

特に「このように、かように」、「だから、従って」はそれぞれの直前でどんな話が展開されているかによって使い分ける必要があります。

thusの例文

早速以下から、意味ごとにthusを使った具体的な例文をご紹介していきます。

新たに学んだ単語は、例文の形で覚えておくと後で応用もしやすく、実践的な使用にも繋がりやすくなります。

自分なら、どんな場面でこの例文を使用できるだろう?というより具体的な視点を持って読み進めてみてください。

thusを使った例文①

Thus the product gained popularity.

最初にご紹介するのは、thusの副詞としての意味「このように、かように」を使った例文です。意味は「このようにしてその商品は人気を得ました」となります。

この例文のように、thusを使って何かの経緯について説明することが可能となります。

会話文例
Thus the product gained popularity.
(このようにしてその商品は人気を得たんです。)
Wow, I didn’t know about that.
(わぁ、それは知らなかったです。)

thusを使った例文②

Thus they judged that she was wrong.

thusの「だから、従って」という副詞の意味を使用したこの例文は、「従って彼らは彼女は間違っていると判断しました」という意味を表します。

日本語では「そういう訳で」という日本語に置き換えて考えると分かりやすいかもしれません。

会話文例
Thus they judged that she was wrong.
(そういう訳で彼らは彼女を間違っていると判断したんだ。)
And did she admit that?
(それで彼女はそれを認めたの?)

thusを使った例文③

That picture was the prettiest thus far.  

最後にご紹介するのは、thusの形容詞・副詞を修飾して「この程度まで」という意味を表す意味を活用した例文です。

この意味のthusを用いて「thus far」と表現すると、「今まで(は)」という意味になります。例文の意味は、「あの絵画は今までで一番綺麗でした」です。

会話文例
How are you enjoying the museum?
(美術館はどうですか?)
I’m enjoying it so much! That picture was the prettiest thus far.
(とっても楽しいです!あの絵画は今までで一番綺麗でした。)

thusを使う際の注意点

thusを使用する場合は、この言葉の響きに注意する必要があります。以下から、この点について詳しく解説していきます。

thusは口語で使うとかなり硬い響きになる

thusは文語的響きが強い言葉です。そのため、特に日常会話レベルの口語で使用すると、かなり硬い響きになるので注意しましょう。

厳密に言うと意味は異なりますが、口語では同じ意味で「so」を使うことが圧倒的に多いです。

thusは基本的にライティングでもかなり硬い言い回しをしたい時に使用する単語なので、相手との関係性や自分が相手に与えたい印象に着目した上で使い方を考えてみてくださいね。

thusの語源

新たに学んだ単語の類語を知ることは、その単語への理解にも繋がります。ここからthusの語源について学んでいきましょう。

thusの語源はゲルマン祖語「thus」

thusの語源は、ゲルマン祖語「thus」とされています。この語源は現代のthusの形とも同じ、そして「このようにして」という意味で使われていました。

どちらも現代のthusの形と意味との繋がりがはっきりしているので、分かりやすいですね。

thusと意味が似ている単語

以上まで、thusの意味や使い方、使用の際の注意点や語源について解説してきました。最後に、thusと意味が似ている単語、いわゆる類語をいくつかご紹介します。

表現力豊かな会話を実現するためにも、類語まで覚えて活用していくことはとても役立ちます。ぜひ参考にしてみてください。

so

最初にご紹介するのは、「そういう訳で、それで」という意味を表す「so」です。先にもご紹介した通り、日常会話レベルの会話では、このsoが使われることが圧倒的に多いと言えます。

副詞ですが、間投詞的に文頭にて一語で上手に使用してみましょう。

soを使った会話文例

So what you’re saying is you don’t like my outfit.
(そういう訳で、あなたは私の服装が好きではないって言ってるのね。)
No, what I’m saying is it’s ok, but not my favorite.
(いや、悪くはないけどすごく好きという程ではないと言っているんです。)

hence

副詞で「この故に」という意味を表す「hence」もthusの類語です。ただ、この言葉はthus以上に硬い響きがあるため、日常会話の口語レベルではほぼ使用することがないと思います。

古い本やかなりフォーマルな場での書き言葉として目にすることはあるかもしれないので、余裕のある方は覚えておきましょう。

henceを使った英語文例

She’s been living in the States 7 years, hence her English is fluent.
(彼女は7年間アメリカに住んでおり、これ故彼女の英語は流ちょうです。)

thusly

最後にご紹介するのは、副詞として「示された方法で」という意味を表す「thusly」です。thusの類語として使用可能ですが、先のhence同様、口語での使用はほとんどありません。

余裕がある方は、かなりフォーマルで硬い文書内で目にすることもあるので覚えておきましょう。

thuslyを使った英語文例

The thusly manufactured material costs a lot of money.
(このようにして製造された素材にはとてもお金がかかります。)

まとめ

thusはかなり硬い響きを持つ単語なため、会話での使用の範囲は限定的と言えますが、特に語彙力UPを目指したいという方にはその意味と使い方の整理をおすすめしたい単語です。

ぜひあなたも、当記事内容を参考にしてthusへの理解を深めてみてくださいね。

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リー 木嶋 実有紀

「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。

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