ベーシックコースまとめ│ライザップイングリッシュブログ
- 2018.05.29
- ベーシックコースのこと
ライザップイングリッシュ「ベーシックコース」全8回のセッションを終え、学習を振り返る意味も含めてまとめさせていただきます。
忙しい方はこのまとめ記事だけご覧いただければライザップイングリッシュのベーシックコースがどのようなものか把握できるようにまとめさせていただきました。
このまとめでは、特に以下を中心にまとめました。
- ベーシックコースの概要
- セッションではどのようなことを学び、どのようなシュクダイが出るか
- 学習時間はどの程度になるか
このまとめがベーシックコースを検討している方のお役に立てれば幸いです。
目次
ベーシックコース概要
ライザップイングリッシュには、受講者の目的やレベルに応じて以下4つのコースがあります。
- TOEICスコアアップコース
- スピーキングコース
- 英語力育成コース
- ベーシックコース
ここではベーシックコースがどのようなコースなのかを説明します。
対象者
英語初心者向けのコースです。以下のような方むけです。
- 英語力に自信のない方
- 英語を初めて学ぶ方
目安としてはTOEICスコア400点未満の方はこのコースから始めた方が良いでしょう。
筆者の目的は「英語で会話が出来るようになる」ですので、適したコースは「スピーキングコース」なのですが、TOEIC200点の英語初心者のためベーシックコースを受講しました。
ライザップイングリッシュについて「勉強が大変そう」「上級者向けじゃないの」と心配する方もいるかもしれませんが、私のような超初心者でも完走できたので全く問題ありません。むしろ、短期間で英語初心者を脱出するには最適なコースです。
ライザップでは無料カウンセリングを行っており、英語力をチェックして最適なコースを提案してくれます。自分の英語力がどの位か知りたい方は一度無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
学習期間(回数)と費用
ベーシックコースの学習期間(回数)と費用は以下のとおりです。なお、初期費用として入会金50,000円(税別)が必要となります。入会金は最初の1回だけですので、ベーシックコースを終えて次のコースに進む際には不要です。
また、別途テキストを購入費用(実費)が必要になります。
回数 | 期間(目安) | 価格(税別) |
全8回 | 1ヶ月 | 149,000円 |
セッションは基本的に週2回です。順調に消化すれば4週間で全8回のセッションが終了します。ただし猶予は2ヶ月間ありますので、「どうしても今週は1回しか行けない!」という場合も大丈夫です。
概要(どんなことをやるのか)
週に2回教室に通い、トレーナーとの対面でセッション(授業)があります。また、次回セッションまでの間に「シュクダイ(宿題)」が課され、毎回のセッション前に行う小テストで定着度をチェックされます。そのためシュクダイはサボれません。
具体的にどんな学習をするかは受講者のレベルによって一人一人オーダーメイドです。いきなり無茶な学習はせず、レベルに合わせたカリキュラムを組んでくれますので初心者でも安心です。
シュクダイについて
ベーシックコースのシュクダイは以下2つのテキストから出されます。(人によって違う場合あり)
- ライザップイングリッシュ指定教材の単語テキスト(600単語)
- ライザップイングリッシュオリジナルの文法テキスト「文法レクチャー」1~6(25の例文×6)
上記の範囲から、次回セッションまでの2~3日の期間で以下のようなシュクダイが課されます。
- 単語160~200個の暗記、および0.5秒以内での英訳
- 文法レクチャーの英文25個を訳して日本語で書く
- 文法レクチャーの日本文25個を英訳して1分以内で言えるようにする
毎回のセッションでは、課されていたシュクダイの範囲から小テストが行われます。かなりの量なのでちゃんと勉強時間を確保しなければテストの結果はボロボロになります。
しかし、勉強方法を工夫したり、トレーナーに効果的な勉強法などを相談すれば問題ありません。
自分の場合、「文法レクチャーの日本文25個を英訳して1分以内で言えるようにする」テストに一番シュクダイ時間に費やしました。
小テストについて
ベーシックコースのテストは、毎回セッション前の30分間で行われます。
テストには「筆記」が2種類と「スピーキング」の3つがあり、内容は以下のようになります。
- 英単語テスト(筆記)・・・80個の英単語の意味を8分以内に日本語で書く
- 文法テスト(筆記)・・・25の英文を13分以内に訳して日本語で書く
- スピーキングテスト・・・25の日本文を見ながら1分以内に英語に訳して言う
筆記はセッション前にテストルームで行い、スピーキングはセッションの最初にトレーナーとともに行います。
どちらのテストも重要なのは「スピード」です。ゆっくりと「日本語→英語」「英語→日本語」に変換している時間はありません。反射的に訳してアウトプットしなければ制限時間ないにはできません。
ベーシックコースではではとにかく「暗記」と「スピード」を重視した小テストになります。
セッション全8回の学習内容
ここでは、実際に筆者が受講したベーシックコース全8回のセッションについて、以下を中心に説明します。
- どんなことを学んだか
- どんなシュクダイが課されたか
- 小テストの内容と結果
1回目
- 所要時間:50分
セッション内容
- 自己紹介
- ベーシックコース&スピーキングコース(全25回)のスケジュール作成
- 使用するテキストについての説明とシュクダイについての説明
- 英語を身につけるためコツなどの説明
出されたシュクダイ
- 160個の単語を覚え、意味を0.5秒以内に即答できるようにする
- 文法レクチャー1の例文25個について、英文→日本文、日本文→英文に自在に変換できるよう覚える
2回目
- 所要時間:1時間20分(小テスト30分、セッション50分)
小テスト
- 英単語80問を8分間以内で日本語にする(筆記)
- 日本語の例文25個を13分以内に英文にする(筆記)
単語80問中78問正解、例文25問中24問正解
セッション内容
- テストの結果についてトレーナーからフィードバック
- 文法レクチャー1の例文25個を1分以内に英文に訳し言うトレーニング
- 動詞を中心とした文法のレクチャー
出されたシュクダイ
- 文法レクチャー1の例文25個を1分以内に英文に訳し言えるようにする
- 文法レクチャー2の例文25個を1分以内に英文に訳し言えるようにする
- 「オリジナル文法」というテキストの7P~9Pを覚える
- 前回シュクダイの単語160個の復習
3回目
- 所要時間:1時間20分(小テスト30分、セッション50分)
小テスト
- 英単語80問を8分以内に日本語にする(筆記)
- 日本語の例文25個を13分以内に英文にする(筆記)
単語80問中78問正解、例文25問中21問正解
セッション内容
- テストの結果についてトレーナーからフィードバック
- 文法レクチャー2の例文25個を1分以内に英文に訳し言うトレーニング
- 3単現のSについてのレクチャー
出されたシュクダイ
- 文法レクチャー2の例文25個を1分以内に英文に訳し言えるようにする
- 文法レクチャー3の例文25個を1分以内に英文に訳し言えるようにする
- 160個の単語を覚え、意味を0.5秒以内に即答できるようにする
4回目
- 所要時間:1時間20分(小テスト30分、セッション50分)
小テスト
- 英単語80問を8分以内に日本語にする(筆記)
- 日本語の例文25個を13分以内に英文にする(筆記)
単語80問中67問正解、例文25問中25問正解(満点)
セッション内容
- テストの結果についてトレーナーからフィードバック
- 文法レクチャー3の例文25個を1分以内に英文に訳し言うトレーニング
- 助動詞を中心としたレクチャー
出されたシュクダイ
- 文法レクチャー4の例文25個を1分以内に英文に訳し言えるようにする
- 160個の単語を覚え、意味を0.5秒以内に即答できるようにする(前回と同じ単語)
5回目
- 所要時間:1時間20分(小テスト30分、セッション50分)
小テスト
- 英単語80問を8分以内に日本語にする(筆記)
- 日本語の例文25個を13分以内に英文にする(筆記)
単語80問中74問正解、例文25問中25問正解(満点)
セッション内容
- テストの結果についてトレーナーからフィードバック
- 文法レクチャー4の例文25個を1分以内に英文に訳し言うトレーニング
- 現在完了形についてのレクチャー
出されたシュクダイ
- 文法レクチャー5の例文25個について、英文→日本文、日本文→英文に自在に変換できるよう覚える
- 文法レクチャー5の例文25個を1分以内に英文に訳し言えるようにする
- 今まで覚えた英単語320個を再度完璧に記憶し、意味を0.5秒以内に即答できるようにする
6回目
- 所要時間:1時間20分(小テスト30分、セッション50分)
小テスト
- 英単語80問を8分以内に日本語にする(筆記)
- 日本語の例文25個を13分以内に英文にする(筆記)
単語80問中78問正解、例文25問中25問正解(満点)
セッション内容
- テストの結果についてトレーナーからフィードバック
- 文法レクチャー5の例文25個を1分以内に英文に訳し言うトレーニング
- 未来形についてのレクチャー
出されたシュクダイ
- 文法レクチャー6の例文25個について、英文→日本文、日本文→英文に自在に変換できるよう覚える
- 文法レクチャー6の例文25個を1分以内に英文に訳し言えるようにする
- 英単語200個を記憶し、意味を0.5秒以内に即答できるようにする
- ネイティブ発音テキストの156個の例文を暗記する
7回目
- 所要時間:1時間20分(小テスト30分、セッション50分)
小テスト
- 英単語80問を8分以内に日本語にする(筆記)
- 日本語の例文25個を13分以内に英文にする(筆記)
単語80問中73問正解、例文25問中25問正解(満点)
セッション内容
- テストの結果についてトレーナーからフィードバック
- 文法レクチャー6の例文25個を1分以内に英文に訳し言うトレーニング
- ネイティブ発音テキストから25個の例文の発音トレーニング
- 発音についてのレクチャー
出されたシュクダイ
- 文法レクチャー1~6のまとめテキストに書かれた例文60個を覚え、英文→日本文、日本文→英文に自在に変換できるよう覚える
- 文法レクチャー1~6のまとめテキストに書かれた例文60個を2分30秒以内に英文に訳し言えるようにする
- 英単語200個を記憶し、意味を0.5秒以内に即答できるようにする(前回から引き続き)
- リスニングテキスト50フレーズを日本文から英語に訳せるようにする
- リスニングテキスト50フレーズを正確な発音で言えるようにする
8回目
- 所要時間:1時間20分(小テスト30分、セッション50分)
小テスト
- 英単語80問を8分以内に日本語にする(筆記)
80問中77問正解
セッション内容
- テストの結果についてトレーナーからフィードバック
- 文法レクチャー1~6のまとめテキストに書かれた例文60個を2分30秒以内に英文に訳し言うトレーニング
- リスニングテキスト50フレーズを正確な発音で言うトレーニング
- 過去7回の復習を中心としたレクチャー
出されたシュクダイ
- 過去に覚えた英単語600個の見直し
- 文法レクチャー1~6の見直し
- 復習テキストにて今まで学んだ文法の見直し
ベーシックコース期間の勉強時間
ベーシックコース期間中の24日間で英語の勉強に費やした時間をまとめました。
こうしてまとめるとかなりの時間を勉強に割いていると感じますが、実際は5~10分の隙間時間の積み重ねなので、仕事やプライベートを大幅に犠牲にしたという気はしません。
セッション合計時間
- セッション時間合計:6時間40分
- 小テスト時間合計:3時間30分
- 合計:10時間10分
シュクダイ合計時間
- 78時間30分(24日間)
ベーシックコースを終えての感想
「ベーシックコース」を受ける前は、どちらかというと中学英語のおさらいのような事をイメージしていました。
ちょっとやさいいセッションで、一つ一つ確認していくような。
セッション自体はトレーナーのわかりやすい説明もあり、文法もわかりやすく解説してくれました。しかし、宿題は想像以上にハードでした。
当初は1日3時間のシュクダイと聞いていたので、「3時間しなくてもわからないのでは?」とも思っていました。
しかし、蓋を開けてみると、1日3時間以上しないとまず覚えられない、テストができないといったもので、毎日必死にシュクダイをこなしました。
痛感したことは、勉強時間を確保するためには生活スタイルを変えないとダメという事です。
テレビを観る時間や遊ぶ時間をシュクダイの時間に費やす、今までスマホを触っていた隙間時間を使うなど、シュクダイする身体、英語に慣れる頭を作る事が最初は大変だと思います。
しかし、これは絶対に慣れます。
ライザップイングリッシュを始めた当初、正直とても辛く、肩こりや腰痛がひどくなりました。
しかし、そんな生活を数日過ごし当たり前になってくると、シュクダイする事が楽しくなってくると思います。
時間を作る工夫もしだすので、今後役立つ事は凄く多いと思います。特に仕事を効率的に処理する能力は確実に身につきます。
そして何より、シュクダイをする事、セッションを受ける事で少しずつでも確実に理解できてくる事が楽しいと思います。
まだまだ私もベーシックコースしか受けてないので、あまり参考になる事は言えないですが、英語を本気で学ぼうと思っている方には自信を持ってオススメします。
確かに、普段の仕事が忙しい人はシュクダイ時間の確保も難しいと思います。
ただ、ライザップイングリッシュもまとまったシュクダイ時間の確保は望んでおらず、隙間時間を見つけて学習する事を勧めています。
まとめて覚えるより、その方が覚えられるという事です。5分でも10分でもその時間を見つけてやればなんとかなるものです。
私も、風呂の壁に英文や単語表を貼り付けたり、自分のスマホに録音して車を運転しながら覚えたりもしました。
そして、仕事が忙しい人にこそライザップイングリッシュをおすすめしたい理由として、「あなたの残業時間は確実に短縮されます」ということです。
時間の使い方が上手になることで、同じ時間で処理できる仕事は確実に増えます。それによって思ったよりも簡単に学習時間は確保できます。
そして、勉強が続けられる最大の理由、それが「1人じゃない」という事です。
トレーナーは最後まで自分の味方でいてくれますし、シュクダイ時間が取れないなら取れないで解決方法を一緒に考えてくれます。
これはマンツーマン、且つずっと同じトレーナーならではのメリットです。
ライザップイングリッシュは短期間で安くないお金が必要です。しかし、安いスクールで効果のないグループレッスンをダラダラ続けることを考えれば高いとは思いません。
短期間で英語学習が習慣化出来れば、スクールをやめたあとも自分一人の力で継続することができます。これは一生の財産になるのではないでしょうか。