スピーキングコースまとめ│ライザップイングリッシュブログ
- 2018.05.29
- スピーキングコースのこと
ライザップイングリッシュ「スピーキングコース」全25回のセッションを終え、学習を振り返る意味も含めてまとめさせていただきます。
忙しい方はこのまとめ記事だけご覧いただければライザップイングリッシュのスピーキングコースがどのようなものか把握できるようにまとめさせていただきました。
このまとめでは、特に以下を中心にまとめました。
- スピーキングコースの概要
- セッションではどのようなことを学び、どのようなシュクダイが出るか
- 学習時間はどの程度になるか
このまとめがスピーキングコースを検討している方のお役に立てれば幸いです。
目次
スピーキングコース概要
ライザップイングリッシュには、受講者の目的やレベルに応じて以下4つのコースがあります。
- TOEICスコアアップコース
- スピーキングコース
- 英語力育成コース
- ベーシックコース
ここではスピーキングコースがどのようなコースなのかを説明します。
対象者
スピーキングコースは以下のような方向けのコースです。
- 語彙力や文法など英語の基礎はあるが、言いたいことが英語ですぐに言えない
- リスニングは出来るがスピーキングが苦手
英語の基礎に自信がない人はベーシックコースから始めることをおススメします。
どちらから始めた方がよいかわからない人は、無料カウンセリングで行うレベルチェックでおススメのコースを提案してくれるので、気軽に相談してみましょう。
ベーシックコースについて詳しくは「ベーシックコースまとめ」をご覧ください。
学習期間(回数)と費用
スピーキングコースの学習期間(回数)と費用は以下のとおりです。なお、初期費用として入会金50,000円(税別)が必要となります。入会金は最初の1回だけですので、ベーシックコースを受けている人は不要です。
また、別途テキストを購入費用(実費)が必要になります。
回数 | 期間(目安) | 価格(税別) |
全17回プラン | 2ヶ月 | 328,000円 |
全25回プラン | 3ヶ月 | 450,000円 |
セッションは基本的に週2回です。順調に消化すれば17回プランで2ヶ月、25回プランで3ヶ月で消化できます。
ただしこの期間はあくまでも目安であり、猶予期間がありますので「どうしても今週は通えない!」という場合も大丈夫です。
ちなみに筆者は17回プランを受けました。
概要(どんなことをやるのか)
週に2回教室に通い、トレーナーとの対面でセッション(授業)があります。また、次回セッションまでの間に「シュクダイ(宿題)」が課され、毎回のセッション前に行う小テストで定着度をチェックされます。そのためシュクダイはサボれません。
具体的にどんな学習をするかは受講者のレベルによって一人一人オーダーメイドです。いきなり無茶な学習はせず、レベルに合わせたカリキュラムを組んでくれます。
シュクダイについて
スピーキングコースのシュクダイは以下2つのテキストから出されます。(人によって違う場合あり)
- 市販テキスト(補助教材)
- ライザップイングリッシュオリジナルテキスト(ブックレット)
上記の範囲から、次回セッションまでの2~3日の期間で以下のようなシュクダイが課されます。
- 補助教材の70の日本文を英訳して話せるようになる事
- ブックレットの50の日本文を英訳して話せるようになる事
合計120の日本文を英訳して話せるようになる必要があります。また、ただ覚えるのではなく、覚え方の手順についてもトレーナーから細かく指示があります。
企業ノウハウとなるため詳しくは書けませんが、ジムのライザップに例えると、筋トレの手順として、
- 腕立て伏せ10回を10秒以内で
- その後30秒のインターバルをおき、懸垂10回を20秒かけて
- その後15秒のインターバルをおき、50kgのベンチプレスを5回
みたいな感じでしょうか?筋トレについて詳しくないのでわかりずらい例えかもしれませんが、とにかく細かく指示がだされます。
これまでライザップイングリッシュが蓄積してきたノウハウから、最も効果の高い手順とのことです。
手順通りに行ったかどうかは「シュクダイ管理表」という紙に記入をして管理します。
そして、さらに効果を高める方法として、余裕があれば「テキストの例文のまま覚えるというだけでなく、自分の中でオリジナルで作れるよう頭で考えながら覚える」ように言われます。
実際英語を話せるようになるには大切だという事です。
小テストについて
スピーキングコースでは、毎回セッション前の20分間で小テストが行われます。
テストは筆記テストとなり、50の日本文を英訳して筆記するというものです。
スピーキングコースなのになぜライティング?と思うかもしれませんが、20分間で50問全てを解答するには「スピード」が必要です。
ゆっくりと「日本語→英語」「英語→日本語」に変換している時間はありません。反射的に訳してアウトプットしなければ制限時間内にはできません。
セッションの内容
スピーキングコースのセッションは、オリジナルテキストの「ブックレット」を使って行われます。
トレーナーが言う日本語を生徒が英訳してスピーキングするというレッスンです。
こう聞くと簡単に思うかもしれませんが、トレーナーは日本文をアレンジしてきます。
例えば、
「貴方の部署の部長は誰ですか?」「田中さんがこの部署の部長です」
という日本文がテキストにありますが、これを
「貴方の会社の社長は誰ですか?」「田中さんが私の会社の社長です」
という具合にアレンジ加えてきます。
ですのでテキストを丸暗記するだけでは対応できません。語彙力も必要になります。
知らない単語や間違いがあれば、その都度ホワイトボードを使って詳しく教えてくれます。
これを繰り返し行うことでスピーキング力だけでなく、スピードも英語力もメキメキと上達します。
スピーキングコース期間の勉強時間
スピーキングコース期間中の70日間で英語の勉強に費やした時間をまとめました。
こうしてまとめるとかなりの時間を勉強に割いていると感じますが、実際は5~10分の隙間時間の積み重ねなので、仕事やプライベートを大幅に犠牲にしたという気はしません。
セッション合計時間
- セッション時間合計:14時間10分
- 小テスト時間合計:5時間40分
- 合計:19時間50分
シュクダイ合計時間
- 210時間0分(70日間)
スピーキングコースを終えての感想
私は英語初心者でしたのでベーシックコースから始めました。
ベーシックコースを受講している期間はとにかく辛い毎日でした。
好きでもなく馴染みもない英語の勉強を毎日3時間。覚える量も膨大でスピードも要求される。
しかし、トレーナーの献身的なサポートによりいつしかその苦痛は学ぶ楽しみに変わり、英語を毎日勉強する習慣が身に付きました。
そんな状態から始めたスピーキングコースですが、話せるようになる為の文法を学び、その文法に沿った例文を徹底的に頭に入れる学習でした。
その中でもただ暗記するのではなく、その文章を自分の身近なものにイメージして言葉を発する事ができるかが大きなポイントで、英会話への近道だと教えられました。
確かに、テキストを見ながら英語に訳すのと、しっかりイメージして英語に訳すのとでは記憶への定着度が大きく違います。
結果としてどのくらい話せるようになったのか気になるところだと思いますが、ライザップイングリッシュでは1回目と最後セッションで自己紹介動画を撮影します。
その動画を見ていただければ、3ヶ月でどのくらいの効果があったのかわかっていただけると思います。
その動画は以下リンク先の記事に、ライザップイングリッシュで学んだ3ヶ月間の総評と合わせて掲載していますので、是非ご覧ください。