ネイティブ相手に今日から使える!mayの意味と使い方

ペラペラ

助動詞の代表例として、ネイティブの会話の中で良く使用される「may」という言葉。あなたは複数あるmayの意味を、それぞれ正しく理解して会話の中で使えていますか?

今回の記事では、mayの意味や具体的な使い方について詳しくご紹介していきます。実際の会話例や注意点もご紹介していますので、学んだ後すぐに実践することができます。

これから、ネイティブ相手の会話の中でも自信を持ってmayを活用していきたい!という方は、ぜひチェックしてみてください。

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mayの意味

助動詞として良く耳にするmayですが、この言葉には大きく分けて以下3つの意味が存在します。

  • 許可:~してもよい
  • 推量:~かもしれない
  • 祈願:~しますように

それぞれの意味について詳しく解説していきます。

許可:~してもよい

まずmayの意味の1つ目として挙げられるのが、許可としての「~してもよい」という意味です。

mayを許可の意味で使用すると、目上の人や権力を持った人が何らかの許可を与えるという意味を表します。

同じく助動詞であるcanにも許可を表す「~してもよい」という意味がありますが、canにはお互いの立場が対等、という前提があります。

このmayとcanの使い分けについては、記事後半で再度詳しく解説していきます。

推量:~かもしれない

mayの2つ目の意味として、推量を表す「~かもしれない」が挙げられます。

例えば、確信度は100%ではないにしろ、何らかの情報や憶測に基づいて、相手に「~かもしれない」と伝える場合にこのmayを使用できます。

mayの確信度の目安は50~70%です。他助動詞として、同じく推量を表せるwill、wouldよりもより低い確信度を基に推量を表したい場合に使用してみましょう。

祈願:~しますように

mayには、祈願を表す「~しますように」という意味もあります。

この祈願を表す意味でmayを用いる場合、mayを文頭に持ってきて倒置法として使用することがほとんどです。

神頼み的な感覚で、自分の力が及ぶ範囲を超えたところで何かが実現しますようにという気持ちを伝えたい場合に使用します。

mayの発音・読み方

それではここから、mayの発音と読み方をチェックしていきましょう。

mayの発音記号

méi

発音記号に直すと、米国英語表記で「méi」となります。

mayの発音・読み方

mayの発音は、発音記号が示す通り、そのまま「メイ」です。非常にシンプルな発音なので覚えやすく、発音しやすいのが特徴です。

mayの使い方と例文

以上までで、mayの3つの意味と発音記号、読み方について解説してきました。

しかし、これだけでは「意味と発音の仕方が分かっただけで、実際に会話の中でどうやって使えば良いか分からない」という方がほとんどだと思います。

そこで以下から、mayの使い方を具体的な例文と会話文例を交えて、詳しく解説していきます。

mayの使い方

mayの使い方を考えた場合、まずは先述した3つの意味(許可・推量・祈願)の中で、自分はどれを使用したいのか?を考えることが有効です。

自分が使用したい意味を選択した後は、助動詞を使う際のルールである「助動詞を動詞の前に置く」を守って使用します。

3つ目の意味である祈願の意味でmayを使用するケース以外では、上記の決まりを守って文章を作るだけで実際の会話でも使用できます。

mayの例文

mayの使い方の基本が確認できたところで、この言葉を使った具体的な例文をチェックしていきましょう。

mayの持つそれぞれの意味を再度確認しながら、自分が表現したい意味に合わせて英文が組み立てられるよう、各例文・会話文例を参考に活用してみてください。

mayを使った例文①

You may go now.

「あなたはもう行ってもよいです」という相手に許可を与える意味で使用する例文です。

例えば、アメリカの大学で、単位取得のためにインタビュー形式の口頭試験を受ける場面を思い浮かべてみてください。

インタビューが終わった直後、試験官から「You may go now.」と無事試験が終了し、退出が可能な旨を伝えられます。

これに対する返答としては、例えば「Thank you.」など、許可に対する感謝の気持ちを表すのが適当と言えるでしょう。

今回示した例のように、例えば試験官と学生など、会話の中に上下関係があることが許可を表すmayを使用する際のポイントとなります。

会話文例
We’ll let you know the result within a week. You may go now.     
(1週間以内に結果をお伝えします。もう行ってもよいですよ。)
Sounds good. Thank you.
(分かりました。ありがとうございます。)

mayを使った例文②

It may rain this weekend.

次にご紹介するのは、「今週末は雨かもしれない」という推量の意味を持つ「It may rain this weekend.」です。

例えば、友人から「今週末、キャンプに行かない?」と誘われた際、天気が悪そうだという見通しを上手に伝えたい際に使用してみてください。

「あくまでも現時点では見通しであり、100%の確証はないが、こんな可能性があるよ」という意味を上手に伝えられます。

会話文例
Hey, Takeshi! What are you doing this weekend? Why don’t we go camping?  
(タケシ、今週末は何する予定なの?キャンプにでも行かない?)
Sounds really fun, but it may rain this weekend.
(すごく楽しそうだけど、この週末は雨が降るかもしれないよ。)

mayを使った例文③

May you have a wonderful Christmas!

「あなたが素晴らしいクリスマスを過ごせますように!」という意味を持つ、祈願の気持ちを込めた例文です。

特にアメリカを始めとした欧米諸国では、季節の挨拶のために送るグリーティングカードなどでも使用される、決まりきった表現として知られています。

ただ、SNSなどネットを介したメッセージのやり取りで使用すると若干固いイメージを与えますので、手紙やカードなど直筆のメッセージで使用するのをおすすめします。

メッセージカードでの使用例
Merry Christmas! May you have a wonderful Christmas!
(メリークリスマス!あなたが素晴らしいクリスマスを過ごせますように!)

mayを使う際の注意点

今まで見てきた通り、mayは大きく分けて「許可・推量・祈願」の3つの意味を持つ便利な助動詞です。しかし、間違った使い方や使用する際の注意点もいくつか存在します。

ここからは、助動詞mayの代表的な間違った使い方の例と、使用する際の注意点についてそれぞれ解説していきます。

mayの間違った使い方の例

助動詞の後には動詞の原形を置く

例えば、「It may rains tomorrow.」 のような誤用がよく見られます。mayをはじめとする助動詞の後には、必ず動詞の原形を置く必要があります。

そのため、この例文内の三人称単数のsが付いた「rains」の動詞部分は、原形の「rain」にする必要があります。

以上のように、まずは「助動詞の後には動詞の原形を置く」というルールをしっかり覚え、主語に関わらずそれを守るように注意しましょう。

mayを使用する際の注意点

注意点として以下の3つがあります。

  • 許可の意味で用する際は関係性に注意
  • 否定文では短縮形にしない
  • 他の助動詞と一緒に使用しない

それぞれを詳しく解説します。

許可の意味で用する際は関係性に注意

mayを特に許可の意味で使用する際は、相手との関係性に十分注意しましょう。

先述した通り、mayを許可の意味で使用する際は、どちらかが相手に許可を与えられるような権力・権限を持っていることが前提です。そこには何らかの上下関係が存在します。

特に、自分がmayを使用する場合、自分が相手に権力の行使、または権限を与えられるような立場にいるかどうかをしっかり確認してください。

以上の確認なしに、例えば自分と対等な立場の相手に許可の意味でmayを使用すると、相手に横柄な印象を与えてしまいます。

ただ、これはあくまでmayを肯定文で使用した場合で、お店や訪問先で「May I ~?」と疑問文でルールを確認する場合は別です。

特にmayを使用し、肯定文で自分から相手に許可を与えるという場面では、相手との関係性を十分考慮しましょう。

否定文では短縮形にしない

mayを否定文で使用する際は普通、短縮形では使用しません。

mayと同じく助動詞の仲間であるcan, will, should などは、否定文の場合は「can’t」「won’t」「shouldn’t」と助動詞とnotを短縮した形で使用します。

これに対して、助動詞のmayの否定形は、「may not」とnotをそのまま付けた形となりますので注意しましょう。同じ助動詞でも、否定文での表記の仕方が異なります。

他の助動詞と一緒に使用しない

助動詞であるmayは、同じ文の中で他の助動詞と一緒に使用することはできません。

例えば、「彼はそれを明日までに終えることができないかもしれない」という文章を作りたい場合、

He may not be able to finish it by tomorrow.

とする必要があります。

この例文内、「be able to」を助動詞canにすることは、「同じ文章内に助動詞は1つだけ」というルールに反するので不可能です。

例のように、自分が表現したい意味に合わせていずれかの助動詞を他の表現に置き換える必要がある場合もありますので、注意しましょう。

mayの語源

自分が英会話で使用したい言葉の語源を知ると、その言葉への理解がぐっと深まります。以下から、mayの語源について学んでいきましょう。

mayの語源は古英語「maeg」

mayという言葉は、古英語の「maeg」からきていると言われています。この「maeg」には、「力がある、能力がある」という意味があります。

この語源の意味は、特にmayの持つ「第三者に許可を与える」に繋がります。他のmayの意味である推量や祈願も、語源「maeg」に含まれた物事の蓋然性を表す意味から派生したと考えられています。

ちなみに、古英語とは、450~1150年頃まで使用されていた、現代英語の祖語と言われる言語を指します。

mayと意味が似ている単語

ここまで、助動詞mayの意味や使い方、使用の際の注意点、語源についてなど様々な角度から解説をしてきました。最後に、mayと意味が似ている単語をいくつかご紹介します。

意味が似ている単語、いわゆる類語も一緒に覚えて、ネイティブとの実際の会話の際の単語のバリエーションを増やしておくことは、非常に有効です。

ぜひあなたもこの機会に、mayの類語もしっかり覚えて活用していきましょう。

might

mayと意味が似ている単語として、「might」が挙げられます。mightはmayと同様、許可や推量の意味を持ちます。特にネイティブ同士の会話では、推量の意味で良く使用されます。

mightを推量の意味で使用する場合、意味は「ひょっとして~かもしれない」となります。mayよりも確信度が少し低く、決めつけを避けて丁寧に物事の推量を行いたい際に使用します。

形としてはmayの過去形ですが、might単独で過去の意味を付与することはできません。

mightを使った会話文例

Do you think it’s going to rain tonight?
(今夜、雨が降ると思う?)
It might. You should take your umbrella just in case.
(ひょっとするとね。念のため傘を持って行った方が良いよ。)

can

次にmayと似ている単語としてご紹介するのは、「can」です。canにもmayと同じく、「~してもよい」と許可を表す意味があります。

canを許可の意味で使用する場合、mayの場合のように会話する当事者の間に上下関係はありません。日常会話でも、肯定文や疑問文の形を取ってジュアルな場面で良く使用されます。

canを使った会話文例

Can I smoke here?
(ここでタバコを吸ってもよいかなぁ?)
I think you can.
(よいと思うよ。)

まとめ

いかがでしたか?助動詞mayには大きく分けて3つの意味があり、特に許可の意味で使用する場合は相手との関係性に注意が必要です。

助動詞としての基本的な使い方を押さえることができれば、比較的簡単に活用することができます。

あなたもぜひ今回の記事の内容を参考に、実際のネイティブとの会話にmayを活かしてみてください。

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金井 伸一

ディレクター・編集者(詳しいプロフィールを見る

「自分自身で体験したことを読者にわかりやすく伝える」ことを一番大切にし、英会話スクール運営会社の代表者、担当者へのインタビューをはじめ、30以上のサービスを取材。各サービスの良いところだけでなく、良くないところも含めて体験した者だからこそわかる情報を発信している。

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