ピッタリの勉強法を見つけよう!英語学習経験者500人にアンケート

2019年11月21日

ペラペラ

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英語の勉強を始めるにあたって最初にぶち当たる壁、それが「勉強法がわからない」です。効果的な勉強法は人によって違います。自分にあった勉強法を見つけるまでの試行錯誤の時間はもったいないです。

どうせやるなら自分にあった効果的な方法で勉強をしたいですよね?

そこで当サイトでは、英語学習経験者500人に、今までで最も効果のあった英語学習法について独自アンケートを実施しました。

  • 英単語の効果的な覚え方
  • リスニングを効果的に上達させる方法
  • 発音を効果的に上達させる方法

など、実に多種多様な勉強法が集まりました。効果的であなたの性格やライフスタイルにピッタリの勉強法が必ず見つかります。是非参考にしてください。

アンケートの概要

どのようにアンケートを行ったかについて簡単に説明します。

アンケート回答者

日本国内に在住している、18歳以上の英語学習経験者500人

回答者の年齢分布

年齢分布

 

10代13人(2.6%)
20代119人(23.8%)
30代238人(47.6%)
40代89人(17.8%)
50代41人(8.2%)

アンケート実施方法

インターネット

アンケート実施期間

2018年4月2日~4月3日

効果があったと思う英単語の覚え方は?

英語の勉強で一番苦労している人も多い「英単語」。一度覚えたはずの英単語も1週間もたてばすっかり忘れてしまうなど、英単語の学習に頭を悩ませている人は多いと思います。

ここでは、実際に効果があったと思う英単語の覚え方について聞いてみました。

英単語覚え方

繰り返し・反復練習86人(17.2%)
五感を使って覚える63人(12.6%)
とにかく書いて覚える50人(10.0%)
例文で覚える36人(7.2%)
実際に体験して覚える20人(4.0%)
イメージを使って覚える10人(2.0%)
語呂合わせで覚える10人(2.0%)
ローマ字読みで覚える10人(2.0%)
その他215人(43.0%)

1位 繰り返し・反復練習(86人)

最も多かったのはやはり「繰り返して何度も覚える」という方法でした。一度にたくさんの英単語を覚えるのではなく、毎日少しづつ暗記して復習を繰り返していくことで定着したという声が多いです。

  • 単語帳を赤シートで隠して自分で問題を出して解くということを繰り返すと覚えられます。(20代女性・主婦)
  • 単語を隠して答えて、間違えたところにチェックをつけます。つぎはチェックのついている所だけ解きます。というのを繰り返してチェックがなくなるまで繰り返すと覚えられます。(20代女性・無職)
  • 昨日覚えたものを次の日にテストをする。その日に覚えたものをその日にテストしても定着率がなかったが、日をまたぐことで覚えていた単語は定着性があった。(20代女性・会社員)
  • 寝る前に暗記して、朝起きたときに復習していました。(30代男性・会社員)
  • 1日に長時間かけて多くの単語を覚えるのではなく、短時間で少しの単語を覚えることを繰り返す方が長期記憶に残りやすいと思います。(30代男性・会社員)
  • 週に100個英単語を覚えて小テスト、月に一度総テストをする。これを繰り返すことで、受験単語の相当数はクリアできた。(20代女性・会社員)

2位 五感を使って覚える(聞く・書く・読む・見る)(63人)

続いて多かったのは、「五感をフル活用して覚える」という方法でした。ただ聞くだけ、書くだけではなかなか覚えられなくても、組み合わせることで記憶に残りやすくなるようです。

  • 感覚に訴える。目でみながら(視覚)、声に出し(聴覚)、単語にノートを書く(触覚)。なるべくリスニング教材などで耳から単語を入れる。(30代男性・会社員)
  • 英文を音読しながら頭の中では文章の日本語訳を思い浮かべるようにします。こうすると文章全体の意味と単語の意味を結びつけることができ、単語のイメージを豊かにして覚えることができるようになります。(40代男性・会社員)
  • 覚えたい単語は紙に書いてトイレに貼っておく。トイレに行くたび音読する。(30代女性・主婦)
  • 読み書きだけではなく、小声でも口に出してリズムとアクセントを意識すると覚えやすかったです。(30代女性・主婦)
  • 英単語を読み上げながら10回書いて覚える。(20代女性・自営業)
  • 口に出しながら、紙に書く。なかなか覚えられない単語はポストイットに書いて、目につきやすいようにテレビの周りなどに置いておく。(30代女性・主婦)

3位 とにかく書いて覚える(50人)

次に多かったのは「とにかく書いて覚えた」という方法でした。何度も繰り返して書くといういたってシンプルで地道な方法ですが、この王道のやり方が実は一番効果があったと感じている人が多いようです。

  • 学生時代とにかく、ノートに何度も繰り返し同じ単語を書きまくり、覚えました。おかげで今でもほとんど忘れていません。(50代男性・自営業)
  • ひたすら単語を書きなぐって覚えました。字の綺麗さなどは関係なく、頭に叩き込むように覚えた結果、入試などでは忘れることなく過ごせました。(20代女性・会社員)
  • ひたすら書きます。私の場合、単語帳などで読んだりしているだけではまったく覚えられないので、ノートや紙切れなどにひたすら書きました。(10代女性・学生)

4位 例文で覚える(単語だけで覚えない)(36人)

続いて多かったのは、「単語単体ではなく例文の中で単語を覚える」という方法でした。地道な繰り返し作業が苦手な人でも、文章の中で覚えるという方法なら単語単体で覚えるよりも楽しみながら覚えられるようです。

  • センテンスで覚える。(40代女性・主婦)
  • 単語を単語単体で覚えるのではなく、一つの例文で覚えるようにしています。DUOも便利ですが、アメコミやマンガ、ドラマのセリフから探すのが楽しく、続けられて良いです。(40代男性・会社員)
  • 単語として覚えようとすると暗記になってしまい難しいので、長文を読んで意味を理解するようにしました。単語を繰り返すよりも、早く覚えることが出来ました。(20代女性・主婦)

5位 実際に体験して覚える(20人)

少数ですが、「実際に体験して覚える」という方法が良いと答えた方もいました。英単語をいくら覚えても実際に使えなければ意味がありませんから、これは一番効率の良い方法かもしれません。周りに外国人の友人・知人がいる人は、実際に覚えた単語を使って話してみるのが一番手っ取り早い方法かもしれませんね。英会話教室や英会話カフェなどで実践練習をするのもおすすめです。

  • 英会話カフェで映画の話をして単語を使うようにした。(40代女性・主婦)
  • 英会話教室に通っていた頃、ネイティブの先生に自分が知りたい単語ををつたない英語で必死に説明し、英語でなんて言うのかを聞いたりするとシッカリと覚えられました。(40代女性・主婦)
  • 1か月ほどホームステイに行きました。その家族と関わり、特に子供とかかわることにより、子供は容赦なく普通の速さでしゃべってくるので、いい練習になりました。(40代男性・会社員)
  • 仕事柄外国の方と接する機会が多いのですが、自分でスマホで単語を調べながら会話した事はかなり頭に残るようになりました。(30代女性・主婦)
  • 1人で海外に行き外国人だけと話すようにしたら今では日常的会話は問題なく話せるようになりました。(30代女性・会社員)
  • 新しい単語を覚えたらなるべくすぐ実際の会話で使ってみると定着する。(30代女性・主婦)

6位 イメージを使って覚える(10人)

「イメージを使って覚える」という方法を取り入れている人も多かったです。実際のシチュエーションを想像したり、写真やイラストと関連づけて覚えることで、ただ字を見て覚えるよりも記憶に残りやすいようです。

  • 英単語を文字ではなく印象や写真のイメージで覚えるようにしたこと。ニュアンスを読み取りやすくなりました。(20代女性・学生)
  • ニュースや海外ドラマを見ていて耳に引っかかった単語の意味を調べて、何かにつけてその単語を使う文を短文ですが考えたり、その文を使うシチュエーションを想像したりして覚えました。(30代女性・自営業)
  • 単語帳にイラストを描いて絵面で暗記しました。映像で思い出すことで、長い単語だったなとかgで始まるなとかイメージできます。(30代男性・会社員)
  • どんな時に使う単語なのか、使用シーンをイメージする。(30代女性・主婦)

6位 語呂合わせで覚える(10人)

「語呂合わせで覚える」という方法も多くの人が取り入れていました。自分が覚えやすい語呂あわせで覚えると記憶に残りやすいようですが、暗記する数が多くなってくると難しくなるという声もありました。

  • ゴロ暗記をする。覚えやすい簡単なゴロを考えたらすぐ暗記して、数分おきにその単語を思い出すようにすると忘れなくなる。複雑なゴロにすると覚えられないのでNG。(20代女性・主婦)
  • 例えば、interestingを『いんと(int)え(e)れす(res)てぃんぐ(ting)』。Christmasは『くりすと(Christ)ます(mas)』など、人に説明すると難しいけれど、自分にはわかる呪文みたいな語呂合わせで覚えてた。あとは、ノートに書いて覚える。(20代女性・学生)

6位 ローマ字読みで覚える(10人)

語呂合わせと似ていますが、「ローマ字読みで覚える」という方法を取り入れている人もいました。正しい英語の発音が覚えにくいというデメリットはありますが、自分の覚えやすい言い方になおして覚えることで簡単に覚えられるようです。

  • 覚える単語をローマ字読みしながら覚える。例えばいとこのcousinという単語は「コウジン」と読んで覚える(40代女性・主婦)
  • ローマ字読みで覚えました。 例えば「September」だと「セプテムベア」とか。「海」は「オセアン・ocean」自分でcやmなどの読み方を決める事で簡単に覚えられます(50代女性・学生)
  • スペルをローマ字読みして口に出して何度も繰り返すことでまず単語そのものを覚え、意味が後から出てくるようにした。(例:テンペラツレ→temperature→温度)(30代女性・会社員)

その他の英単語の覚え方

以上が多くの人が実践していた効果のあった英単語の覚え方ですが、その他にも英単語の効果的な覚え方についてさまざまな回答がありましたのでご紹介します。

  • 1つの単語だけを覚えるのではなく、類義語・対義語も合わせて覚えるのが効率的です。(30代男性・自営業)
  • 接尾語、接頭語などの語源を紐解いて暗記するとやはりとても良い。(30代女性・会社員)
  • 歌に乗せて覚えました!暗記は苦手ですがわりとすんなり頭に入って覚えることができました。(20代女性・会社員)
  • 音読記号を覚えてから英単語を覚えるとよい。(30代女性・会社員)
  • 単語帳で覚えるだけだと忘れてしまうので、お気に入りの児童書(「赤毛のアン」「ハリーポッターシリーズ」など)の原書と訳書両方読み比べをして覚えた。(40代女性・無職)
  • 日常生活の何気ない物を英語に変換し、少しずつ覚える癖をつけました。皿はdish。お寺はtemple等。(50代女性・主婦)

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