プログリット(PROGRIT)は英語の初心者・初級者にも効果はあるのか?

2023年1月23日

ペラペラ

PROGRITは英語初心者にも効果はあるか?

プログリット(PROGRIT)は、3ヶ月の超短期間で英語力を飛躍的にアップし、かつ正しい英語学習が習慣化できるサービスです。

サッカー選手の本田圭佑氏や、五輪金メダリストの北島康介氏が受講していることでも知られています。

プログリットは一般的な英会話スクールと特徴が大きく異なります。主な違いは以下の2つです。

  • レッスンではなく英語学習のコンサルタントをしてくれる
  • 1日の学習時間は2時間~3時間(これを毎日)

特徴を見る限り、

「初心者向けじゃなさそう」

「英語初級者が受講しても効果なさそう」

そんなイメージを持つ人もいると思います。

しかし、プログリットは初心者・初級者にもおすすめです。

 

この記事は、これまでプログリットに何度も取材をし、同社社長の岡田氏にもインタビューをした経験のある筆者が、

「いよいよ仕事で英語が使えないとマズい!」

「短期間でガッツリ英語を身に付けたい!」

「でも、英語初級者だからプログリットはちょっと不安だ!」

そんな風に考えている方向けに、プログリットは英語初級者にも効果はあるのか?という点に焦点をあてて書いた記事です。是非参考にしてください。

プログリット受講者に英語初心者はいるのか?

はい、います。受講者の3人に1人は初級者レベルからのスタートです。

下の画像はプログリット受講開始時の英語レベルをTOEICスコアに換算したグラフです。

TOEICスコアが「~450点」の英語初級者が33%と、約3人に1人となっています。

PROGRITユーザーの受講開始時の英語力をTOEICスコアに換算したグラフ

TOEIC450点以下と聞いてもいまいちピンとこないと思いますが、このスコアは社会人として入社11年目以上の方の平均スコアに近いです。

下の表は2015年度のTOEIC受験者数と平均スコアをまとめた「DATA&ANALYSIS2016」より、社会人の入社年数別スコアを抜粋したものです。

内定者551点
新入社員498点
入社2~5年目507点
入社6~10年目478点
入社11年目以上452点

引用:TOEIC Program DATA2016 2016年8月版

ご覧になってわかるように、大学を卒業して英語の勉強から遠ざかり、TOEICスコアが徐々に下がっているのがわかりますね。

プログリット受講者は30代~40代の追い込まれている人が多い

プログリットのコンサルタントさんに「受講者さんはどんな人が多いですか?」と質問したところ、「30代~40代の方が多く、男女比率は少し男性が多いですがほぼ半々です」と仰っていました。

興味深かったのが、「仕事は出来るけど英語が話せなくて、英語が話せる部下に頼ってしまってて・・・」という悩みを持ち、追い込まれている人が多いというお話です。

TOEICスコア0点でも受講可能

以前プログリットの岡田社長にインタビューをした時にお聞きしたのですが、「例えTOEICスコアが0点であっても受講可能です。開始時の英語レベルは問いません」と仰っていました。

初級者でも上級者でも英語力を伸ばすことが出来るのがプログリットです。

 

初心者・初級者でも英語力が伸びる理由

では、プログリットが初心者・初級者でも英語力を伸ばすことが出来る理由や仕組みについて説明します。

つまづいている原因はレベルによって異なる

英語力を伸ばすために重要なことはなんだと思いますか?プログリットでは、

「学習生産性」×「投下時間」

だと言っています。

  • 学習生産性・・・弱点にあった無駄のない効率的な学習
  • 投下時間・・・学習時間

例え素晴らしい学習でもやる時間が短ければ上達しませんし、やる時間が長くても無駄な学習では上達しませんよね。英語に限らずスポーツでも同じだと思います。

プログリットがコンサルティングしてくれるのはこの「学習生産性」×「投下時間」です。

生産性の高い学習の鍵となる「第二言語習得論(SLA)」

では、一人一人の弱点に合った、無駄のない生産性の高い学習法とはどのようなものか、これは「第二言語習得論(SLA)」をベースに確立されています。

第二言語習得論(SLA)とは、「母国語以外の言葉を身につける仕組みを脳科学・心理学・言語学などの面から明らかにする学問のこと」です。

 

「リスニング(聞く)」を例に挙げて少し説明しましょう。

非ネイティブが英語を聞いて意味を理解するまでには以下2つのプロセスがあります。

  1. 音声知覚
  2. 意味理解

この2つのプロセスについて解説します。

音を聞き取るプロセス→意味を理解するプロセス

まず第1のプロセスでは、英語の音を聞き取って何という単語なのかを認識します。

そして音が聞き取れたら、英語の意味を理解する第2プロセスに移ります。このプロセスで必要なのが、単語や文法などのデータベースです。

以下はリスニングの仕組みを説明したものです。

リスニングの仕組み

例えば、「What are you doing?」という簡単な例文であれば、文字を見て意味を理解できる人がほとんどだと思います。

しかし、リスニングとなると話は別です。

英語は前後の音がくっついたり、脱落してなくなってしまったり、まったく違う音に変化してしまったりすることがほとんどです。

「ワットアーユードゥイング?」ではなく「ワラユードゥイン?」と変化した音を聞いて「What are you doing?」だと理解することが、リスニングの第1プロセス「音声知覚」です。

続いて第2プロセスの「意味理解」について説明します。

意味を理解するには「what=何」「you=あなた」などの単語、「what+be動詞+主語?」「be動詞+~ing」などの文法の知識が必須です。

これらの知識を使って初めて「What are you doing?」が「何してるの?」という意味なのだと理解できます。

日本人が日本語で話す時にはこれらのプロセスを意識する人はいませんよね。しかし、非ネイティブが英語を理解する時にはこのプロセスの処理が必要になってきます。

英語初心者がリスニングを苦手とする原因としては、

  • 単語のデータベースが不足している
  • 文法を知らない

ことが原因であることが多いです。

第二言語習得論(SLA)についてもっと詳しく知りたい方は以下のリンク先に詳しくまとめていますのでご覧ください。

 

プログリットのコンサルタントは第二言語習得論(SLA)をベースとし、受講者の弱点がどこにあるのかを正確に見抜きます。

そのうえで、単語のデータベースや文法を知らないことが弱点なのであれば、単語や文法のインプットを提案してくれます。

一人一人の弱点を脳科学の根拠に基づいて分析し、その問題を解決する学習法、それこそが「生産性の高い学習」となります。

 

1日2~3時間の投下時間を実現するのもコンサルタント

PROGRITのコンサルタント風景

「学習生産性」について説明しました。続いてもう一つの「投下時間」について説明します。

投下時間とは、つまり勉強時間のことです。

プログリットで無料カウンセリングを受けると、現在の英語力や弱点を分析され、「あなたは1日〇時間勉強しましょう」と言われます。

一般的に1日2~3時間ですが、英語初心者・初級者は「1日3時間~3時間半やりましょう」と言われることが多いです。

「仕事で忙しいのにそんな時間取れるわけないでしょ」

と思うかもしれませんが安心してください。学習時間もコンサルタントが一緒になって見つけてくれます。

どうやって見つけるかですが、現在の生活をゼロベースで見直すことから始まります。すると、30分くらいの隙間時間がいくつか見つかります。

まとめて3時間確保する必要はありません。朝起きてから出社するまでに1時間、通勤中に30分、ランチタイムに30分、寝る前に1時間、これだけで3時間です。

あとはそれぞれの時間にどの学習をやるかを決めていきます。

「言うのは簡単だけどすごく大変そう」

と思うかもしれません。はい。簡単ではありません。

しかし、英語を身に付けるということ自体が簡単なことではないのです。

「週に1回英会話スクールに行って40分間のグループレッスンを受ける」この方法で英語が話せるようになると思いますか?断言します。なりません。

週1回のスクールを否定するつもりはありません。レッスンのない日に2時間~3時間の学習を毎日続ければもちろん上達するでしょう。

でも、レッスンで話すだけでは駄目なのです。大切なのは自習なのです。

サッカー選手の本田圭佑氏もプログリット受講者の一人ですが、以下はその本田氏が「スケジュール論」についてインタビューに応えた記事からの抜粋です。

毎朝起きるのは5時45分。そこから2時間~2時間半、英語の勉強をする。このルーティンが始まったのは1年ほど前。(中略)
僕の時間の使い方のルールは明確だ。「やるべきこと、やらなければならないことからやる」。朝起きて、優先順位が高いものから順番に片付けていくようにしている。だから午前中の時間の使い方が大切なのだ。

引用:本田圭佑のスケジュール論インタビュー

現役のサッカー選手であり、カンボジア代表チームの監督を務め、8つの会社を経営している本田氏でも、プログリットを受講して毎日2時間~2時間半を英語の勉強に充てています。

ちなみに、勉強時間を確保しようとして最初に「睡眠時間を削って頑張ろう」と考える人がいますが、学習生産性の低下を招くのでプログリットは推奨していません。最初に睡眠時間を十分確保したうえで、現在の生活を見直していきます。

 

初心者・初級者はどんな学習をするのか?

PROGRITのコンサルタント風景

プログリットの学習は第二言語習得論(SLA)をベースに弱点を分析し、「生産性の高い学習をする」と説明しました。

では、具体的に英語初心者・初級者は、受講期間の3ヶ月間でどんな学習をするのでしょうか?

1人1人違うので一概には言えませんが、一例を紹介します。

プログリットのコンサルタントに質問したところ、初心者は以下3つのトレーニングを行うことが多いようです。

  • 知識データベース
  • リスニング
  • スピーキング

それぞれどんなトレーニングを行うのか紹介します。

知識データベース

知識データベースには「単語」「文法」の二つがあります。それぞれ以下のようなことを行います。

文法のインプット

中学英文法のドリルで基礎知識を入れる。

単語のインプット

中学英単語から開始し、習熟度に応じて徐々にレベルアップした教材に移行。

リスニング

リスニングのプロセスとして最初の段階である「音声知覚」と「意味理解」のトレーニングとして以下のようなことを行います。

音声知覚(楽に音を取れるようにする)

発話スピードの遅い課題でのシャドーイングから開始し、徐々に課題の発話スピードを上げていく。

意味理解(英語の語順で英語を理解する)

チャンクリーディングを行うための文の塊を理解する精読から開始。それが出来るようになったら 多読や速読に移行する。

スピーキング

スピーキングのプロセスとして最初の段階である「文章化」と「実践」のトレーニングとして以下のようなことを行います。

文章化(素早く文章を作れるようにする)

中学英文法のインプットが完了したら開始。瞬間英作文で英語の文章を素早く正確にアウトプットするトレーニング。

実践(実際に英語を使う)

ある程度文章化のスピードが上がってきたら開始。オンライン英会話で毎日25minのアウトプットトレーニング。レベルに応じて、写真描写やディスカッションなどトレーニング教材をコンサルタントが選定。

 

あくまでも一例となりますが、英語初心者・初級者が3ヶ月間で行うトレーニングは以上のようになります。

教材はプログリットオリジナルのものではなく、市販されている教材から最適なものを選んでくれます。

あとはコンサルタントを信じてやり抜くだけです!

公式サイトへのリンクバナー

 

初心者は日常英会話からやったほうが良いという間違ったイメージ

「自分は初心者だから日常英会話から始めよう」という考え方自体が間違っています。

英会話スクールのホームページを見ていて、コースについて紹介しているページに「日常英会話コース」と「ビジネス英会話コース」の2つがあった場合、英語初心者・初級者のあなたはどちらを選びますか?

多くの方は「ビジネス英語は難しそう。自分は初心者だから、まずは日常英会話からやったほうがいいかな」と思うかもしれません。

では、「日常英会話」と「ビジネス英会話」の違いはなんだと思いますか?

ハッキリ言って、違いはありません。

強いて言うならば「シチュエーション」や「リスク・責任感」が違います。

ビジネスの場ではプレゼンやネゴシエーションといった日常生活にはない「シチュエーション」があります。

また、「発言への責任があるので正確に話さないといけない」という「リスク・責任感」もあります。

しかし、ビジネス英会話になった途端に使う単語や文法が変わるということはありません(もちろん、業界の専門用語はあるでしょうが)。

「プログリット=上級者向け」というイメージを抱いている方は、もしかしたら「日常英会話コースがないから」という理由でそう思っている方もいるかもしれませんが、それは違います。

「日常英会話」と「ビジネス英会話」に違いはないのです。

 

初心者におすすめのコース・期間はどれ?

一般的な英会話スクールでは「初心者コース」が用意されていることがありますが、プログリットにはありません。

プログリットにあるコースは以下の3つです。

  • ビジネス英会話コース
  • TOEICR L&R TESTコース
  • TOEFL iBTR TEST / IELTSコース

この中で、英語初心者・初級者はどのコースを選べば良いのでしょうか?

答えは、目的に応じてどれを選んでもOKです。

とは言っても、英語初心者でTOEFLやIELTSのスコア対策をしたい人は稀でしょう。よって、

  • 英語が話せるようになりたいなら「ビジネス英会話コース」
  • TOEICのスコアをアップしたいなら「TOEIC L&R TESTコース」

を選べばOKです。

期間は2ヶ月と3ヶ月どちらを選ぶべき?

プログリットの料金プランは「2ヶ月」と「3ヶ月」の2つがあります。

各プランの面談(コンサルティング)回数と料金は以下のようになります。

 面談回数料金
2ヶ月プラン8回380,600円(税込)
3ヶ月プラン12回544,500円(税込)
6ヶ月プラン24回1,069,200円(税込)

※別途入会金55,000円(税込)が必要です。

英語初心者・初級者は「3ヶ月プラン」がおすすめです。コンサルタントからも3ヶ月プランをすすめられると思います。

初心者にとって2ヶ月はトレーニング期間として短いです。中途半端な状態で終わらせないためにも3ヶ月はみっちり英語学習に没頭しましょう。

まとめ

以上、プログリットは英語初級者にも効果はあるのか?について説明しました。

最後に改めて結論を言えば、プログリットは初心者・初級者にもおすすめです。

その理由としては以下が挙げられます。

  • プログリット受講者の3人に1人は英語初級者レベル
  • 第二言語習得論(SLA)をベースに受講者の英語レベル・弱点を分析し、生産性の高い学習法を提案してくれる
  • 1日3時間の学習時間を確保し、継続できる仕組みが整っている
  • 初心者は「日常英会話コース」から始めるべきは間違い。自身の英語レベルに最適な学習を行うことが最も効率的な学習法

「いよいよ仕事で英語が使えないとマズい!」

「短期間でガッツリ英語を身に付けたい!」

と考えている英語初心者・初級者の方は、一度プログリットの無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

公式サイトへのリンクバナー

 

The following two tabs change content below.

ディレクター・編集者(詳しいプロフィールを見る

「自分自身で体験したことを読者にわかりやすく伝える」ことを一番大切にし、英会話スクール運営会社の代表者、担当者へのインタビューをはじめ、30以上のサービスを取材。各サービスの良いところだけでなく、良くないところも含めて体験した者だからこそわかる情報を発信している。

ペラペラ部運営会社情報ページへのリンクバナー