【社長インタビュー】株式会社スパルタ英会話 田井譲社長

2019年10月2日

ペラペラ

スパルタ英会話は、短期集中のトリプルマンツーマンシステムや最大10時間毎日通い放題のグループレッスンなど、月100時間以上のレッスンが可能で会話量は業界No.1を誇っています。

テレビ番組「マツコ会議」やビジネスマン向け雑誌「PRESIDENT」などのメディアでも取り上げられ大きな注目を浴びています。

「スパルタ」というインパクトのある名前で厳しそうな印象を受ける英会話スクールですが、実際にはどのようなスクールなのでしょうか?

ペラペラ部ではスパルタ英会話の代表取締役社長、田井譲氏にインタビューを行い、スパルタ英会話のサービスについてや英語学習への考えについて語って頂きました。

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田井社長について

── 大学在学中にカナダ留学やカナダの難関大学を修了されるなど、職務を含めて現在も語学関係に携わっているようですが、英語に興味を持ったのはいつからですか?

英語が好きになったのは、幼い頃の海外経験からです。

父親が仕事の関係で海外に行くことが多かったのですが、マレーシアに駐在となった時に僕ら家族もついて行き、丸々2年間をマレーシアで過ごしました。マレーシアではマレー語も英語も話します。また、自宅はマレーシアだったのですが、学校はシンガポールだったんです。そのため毎日パスポート持って通学していました。その頃から税関の職員の方と英語で話しますし、あとは学校で週1回英会話の授業があったりですとか、一般的に日本で生まれ育った方より英語に触れる機会が多かったと思います。その時の英語を相手に伝えることの楽しさが、現職に繋がっていますね。

── その頃から英語は話せるようになったんですか?

いや、その時は何も話せなかったですね。子供だったので、例えば同じマンションの子たちと英単語と身振り手振りを交えて、なんとかコミュニケーションを取るというレベルでした。自分が英語を本格的にできるようになったのは、大学時代にカナダのブリティッシュコロンビア大学のELIという機関に入り、そこで集中コースを受けてからですね。その時はもう、徹底的に鍛えられましたね(笑)

── その時は、どのように学習をされたのですか?

まず、学校の授業の中でリーディング・ライティング・スピーキング・リスニングという4つの授業があって、毎日2時間ずつ受講します。それに加えて宿題がたくさん出て、家に帰ったらその宿題を必死にやって、その次の日にそれを授業で発表してというサイクルでした。授業自体がかなり濃かったですね。あと、カナダではホームステイをしていたので、ホストファミリーとの会話はもちろん英語ですし、教育機関にいないネイティブのスピーカー達と話す機会もありました。留学生同士がすごく仲良くなりまして、私の場合、韓国人・メキシコ人・イタリア人など、世界中にたくさんの友人ができました。彼らとお互いに下手な英語で話すので、コミュニケーションが割と取りやすいんですね。やたら難しい単語とか使わないですし、あと通じなくてもなんとか理解しようとお互いできるので、学校で学んだことがすぐに実践出来るというような環境には身を置くことができました。

アウトプットを常に確保するために生み出した技として、独り言をずっと英語で言うというのをやっていました。

インタビューに応じる田井社長の画像

── 田井社長の独自の勉強法などはありますか?

その当時は、覚えた単語をどうやってアウトプットするかというのを考えてやってました。例えば、新しい単語を覚えた時、使わなければ忘れてしまうので、その単語を使って試しに一文作り、実際に会話の中で使い、通じたら「よし!これは使える英語」と、ボキャブラリーを一つ一つが増やすということを数多くやりました。一日最低一つはやろう!と決めてやってましたね。あとは、出来る限り英語に触れたいと思って、映画を英語字幕で観るようにしていました。わからないところは一旦止めて辞書で調べるというのをしつこく、しつこくやってましたね。それを通じて留学生用のテキストには出てこないようなネイティブの表現を学べました。例えば、英語で「クソ」と言う意味のshitを代わりにsugarと言っている人がいて、「sugarってなんだ?!」って調べたら、shitを柔らかく言うための表現だって教わりました。こういうのは学校でなかなか教わらないですし、映画を楽しみながらできるのが良かったですね。
あとは、アウトプットを常に確保するために生み出した技として、独り言をずっと英語で言うというのをやっていました。「where did I put my computer?」「I left it on the table!」とか、本当にどうでもいいことをずっと一人で自分の部屋の中で声に出したり、寝る前にやったりしてましたね(笑)

──効果はありますか?

効果はすごいあります!スパルタ英会話に来ていただいてるお客様にも、「話せるようになりたいけど、話す練習する時間がない」とかという方に「独り言を英語でしゃべる」ことを勧めてますね。

──なぜ英語講師になろうと思ったのですか?

大学卒業後、南米のボリビアで青年海外協力隊を丸2年やっていて、その時自分は人に何かを教えて、彼らがそれを出来ていくようになるのが好きなんだなということに気付きました。ボリビアの子供たちに英語ではなく、算数と空手を教えるという仕事をやっていました。現地はスペイン語なのでスペイン語で教えていて、言語が違えば国も全然違うんですけど、そういう子たちに対して勉強を教えることが自分はすごくおもしろく感じられたんです。

──英語講師になる前に富士通株式会社の法人営業をされていますが、なぜすぐ講師にならなかったのですか?

青年海外協力隊の活動を終えて日本に帰ってきて、すぐに教育の仕事に就こうかと考えたのですが、その時点では社会人として日本で働くということを全然やっていないんですよね。大学を卒業してすぐにボランティアに行ってしまったので、そういった経験が十分ではないと考えました。教育の現場で「教える」にあたって、一般的に社会人を経験せずに子供たちに何かものを教えるとなると、説得力にかけてしまうだろうなというのがまずわかったんです。だから教育の現場に入る前にまずは自分が日本の社会の中でどれだけ仕事ができるのかというのを試してみたいというのが半分、あとは就職して働くというのはどういうものなのか知りたいというのが半分で、富士通に就職することにしました。

──ちなみに何ヶ国語話せますか?

話せるのは日本語、英語、スペイン語の3つですね。あとは、バックパック旅行をしていた時があって、日本から船で中国に入り、中国から東南アジアを回ってインドまで行き、インドから日本に帰ってきたのですが、その時に最低限の旅行中国語を覚えて、多少はコミュニケーションが取れるようになりました。本当に簡単な数字とか「トイレはどこですか?」とか「これいくらですか?」とか挨拶程度でしたが、このあたりを覚えるだけでコミュニケーションの幅は一気に広がるので、どこの国に行くときも覚えるようにしています。

完全プライベートな旅行だったんですけど、朝の3時まで飲みながらずっと仕事の話をしました。

インタビューに応じる田井社長の画像

──スパルタ英会話に入社されたきっかけは何ですか?

富士通から英会話スクールに転職し、主に子供向けの英会話教室で教えていました。そこで、「教えるのってすごい楽しいなぁ」と、英会話講師は自分の天職だって勝手に思ってましたね(笑)それで次のステップに行こうと考えていたタイミングで、スパルタ英会話創業者の小茂鳥と矢口から声をかけてもらいました。
小茂鳥と矢口は富士通時代から知り合いで、その時に彼らから「僕らは英会話スクールをやってるんだ」と言われてスパルタ英会話を見学し、「一回飲もうぜ!」と声をかけてもらいました。一緒に話せば話すほど「どうやったら人って英語を話せるようになるんだろう?」や「お客さんにこういうサービス提供するべきだよね」とか、この英語教育に関する思いだとか、サービスに対するビジョンだとかが、自分のイメージと本当にマッチしていると感じたんです。
それでその場で小茂鳥が「ヤバイ!俺、鳥肌立ち始めた!」と言い始めまして(笑)それでそこから「もう少し一緒に話そうぜ!」「一緒に旅行行こうぜ!」と、一緒に一泊二日で旅行に行きました。完全プライベートな旅行だったんですけど、朝の3時まで飲みながらずっと仕事の話をしました。そこで「この人と一緒にやったら面白そうだな」と思って、彼らからも「是非来てくれ!」と言っていただいて入社はそこで決めました。

──入社後11ヶ月という短期間で社長に就任されておりますが、どのような経緯があり、この短期間で社長就任となったのですか?

入社して割とすぐのタイミングで当社をテレビで放送していただく機会があり、その時からお客様の数が増えました。それ自体はすごくありがたかったのですが、当時は小さな英会話スクールでしたので講師の数が足りないとか、あるいはお客様に対するサービスのクオリティーが低下してしまいそうだといった問題が起きて、今までない経験だったんです。そこで、もちろん僕だけじゃなくて他のスタッフもそうだったんですけど、「ここでいいサービスを提供して満足してもらえるように頑張りましょう」というのを一緒にやりました。その時に自分がリーダーシップを発揮できたかなというのが一つあります。
もう一つ、大きな困難を乗り越えられた理由として、自分はものすごくポジティブ人間なんです。ポジティブ人間は良い面も悪い面もあると思いますが、雰囲気も含めてサービスとして提供する英会話スクールという職種においては、そのポジティブというのが結構大切な指標だなぁと思っていて、そこも評価してもらえたのかなと思っています。

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ティナ

ティナ

フィリピン人の父と日本人の母を持つハーフです。10歳までフィリピンで過ごし、英語と日本語のバイリンガルです。英語学習に役立つ記事をお届けします。