ネイティブ相手に今日から使える!everの意味と使い方

2021年1月25日

ペラペラ

everは、副詞として複数の意味を持つ単語として知られ、日常生活の中でもよく使用されます。ネイティブとの日常会話の中でも一度は耳にしたことがあるという方の多いのではないでしょうか。

今回の記事では、そんなeverの意味と使い方、使用の際の注意点について徹底解説していきます。記事の最後にはeverの類語とその使い方も学べる内容となっています。

すでに知っている身近な単語を、より実践的に活用していきたいという方はぜひ参考にしてみてください。

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everの意味       

everには、副詞として大きく分けて6つの異なる意味があります。以下から、それぞれの意味ごとに整理して解説していきます。

(疑問文で)かつて、いつか、これまでに

まずeverは、疑問文で使用する際には「かつて、いつか、これまでに」という意味を表します。この意味で使用する際の代表例として、現在完了形の経験の意味が挙げられます。

例えば、「あなたは今までに東京に行ったことがありますか?」、「あなたはこれまでに野生のライオンを見たことがありますか?」などの文章内、「今までに」、「これまでに」がeverにあたります。

(否定文で)かつて~することがない、決して~ない

everを否定文で使用すると、「かつて~することがない、決して~ない」という意味になります。

例えば、「ここまで来る観光客はなかなかいません」、「そこまでする人はほとんどいません」内、「なかなかいません」、「ほとんどいません」の部分がeverにあたります。

(条件文で)いつか、いずれ

ifを伴う条件文中で、everは「いつか、いずれ」の意味を表します。

例えば、「もしいつかこの周辺にいらっしゃることがあれば、ぜひお立ち寄りください」、「いずれ戻ってくることがあれば、連絡ください」などの「いつか」、「いずれ」がeverに該当します。

(比較級・最上級の後でそれらを強めて)これまで、今まで

evenは、比較級・最上級の後に用いると強意語として「これまで、今まで」という意味を表します。

例えば、「雪が更に一層強く降っています」、「これまでにないくらいの最高の出来だった」などの文章内、「更に一層」、「これまでにないくらい」がこの意味のevenにあたります。

(肯定文で)いつも、常に、終始

肯定文で用いる際、evenは「いつも、常に、終始」という意味で用いられます。ただ、この意味での使い方は現代では「as ever」、「ever after」などの成句としての使用にほぼ限られ、単独で使用する場合は古語としの使用に分類されます。

同じ意味で使用する単語として、現代では「always」がより一般的です。

(強意語に用いて)一体

evenには、特に疑問詞を強める強意語として「一体」という意味もあります。現代ではこの意味で使われることはごく稀ですが、稀に耳にすることがあるでしょう。

例えば、「彼は一体何をしているんですか?」、「一体彼らはどうしようと言うんでしょう?」などの文中、「一体」がこのeverにあたります。

everの発音・読み方

それでは以下から、everの発音と読み方を確認していきましょう。

everの発音記号

évər

発音記号にすると、everは「évər」と表記されます。

everの発音・読み方

everの発音・読み方は、日本語で「エヴァ(ル)」となります。

まず、最初の「é」の部分は唇を左右に大きめに引きながら、日本語のエの音を意識しながら「エ」と発音して出します。

次に、「və」の部分は、まず「v」を上前歯を下唇軽く噛むような形で当て、隙間から「ヴ」と勢いよく音を出して「ヴ」の音とし、「ə」の部分は口をあまり開けずに弱く曖昧な音を意識して「ア」とし、合わせて「ヴァ」の音にします。

最後に、「r」の音は舌の先を内側に巻き、口のどこにも触れないようにしながらアとルの間の音を意識して「(ル)」とします。

特に「v」や「r」の音は日本語にはない、英語特有の音です。このため、日本人にとっては発音しにくい音と言えますので、上記の発音のポイントを参考に、何度も繰り返し練習してみましょう。

everの使い方と例文

ここまで、everの大きく分けた6つの副詞としての意味と、発音のポイントについてまとめてきました。

以下から、まずはeverを使う際のポイントのまとめと、実際の例文を用いながら詳しい使い方を説明していきます。

文脈によって様々な意味を持つeverをもっと使いこなしたい!という方は、ぜひ参考にしてみてください。

everの使い方

everは、記事冒頭でご紹介した6つのそれぞれの意味ごとに使い方も整理していくのがおすすめです。

それぞれの意味ごとに分けながらすっきりした形でその使い方を学んでいきましょう。

everの例文

それでは早速、意味ごとにeverの例文を見ていきます。新たに学習した単語は、その形のまま記憶するだけでは効率が良いとは言えません。

下記に示すような具体的な例文ごと暗記し、実際の会話で使えるレベルまで事前に練習しておくことをおすすめします。

この単語はどんなシチュエーションで使用できるだろう?というより具体的な視点も持ちながら、ぜひ以下の内容も読み進めてみてくださいね。

ever使った例文①

Have you ever been to Japan?

最初にご紹介する例文は、everの「かつて、いつか、これまでに」の意味を活用したものです。意味は、「あなたは今までに日本に行ったことがありますか?」となります。

例文のように、現在完了形の経験の疑問文の文章と相性がよいため、よく使われます。話題に上っている場所に相手が行ったことがあるかを確認するのに便利です。

会話文例
Oh, I didn’t know you are form Japan. Your English is perfect!
(君が日本出身だとは知らなかったよ。英語は完璧だね!)
Ha ha. Thanks, Tom. Have you ever been to Japan?
(はは。ありがとう、トム。今までに日本に行ったことはある?)

everを使った例文②

Few tourists ever come to this place.

次にご紹介するのは、everの「かつて~することがない、決して~ない」の意味を含んだものです。意味は、「ここまで来る観光客はなかなかいません」です。

この意味でeverを使用する際、文章は否定文であることが原則です。例文は、fewの持つ「ほとんど~ない」が否定の意味を持っているため、否定文です。

会話文例
It’s really nice to meet you, sir. I’m just traveling around this area.
(本当にお会いできて嬉しいです。この辺りを旅している者です。)
I was quite surprised when you told me you were a tourist. Few tourists ever come to this place.
(旅行客だと聞いた時、とても驚きましたよ。ここまで来る観光客はなかなかいませんからね。)

everを使った例文③

If you ever come this way, please give us a call.

次にご紹介する例文の意味は、「もしいつかこちらにいらっしゃることがあれば、ぜひお電話ください」です。everを条件文の中で使用した例で、「いつか、いずれ」の意味を担います。

会話文例
If you ever come this way, please give us a call.
(もしいつかこちらにいらっしゃることがあれば、ぜひお電話ください。)
Oh thank you, Mr. White. I will.   
(ありがとうございます、ホワイトさん。そうしますね。)

everを使った例文④

It’s snowing harder than ever today.

次にご紹介するのは、everを「これまで、今まで」の意味で最上級を強める意味で活用した例文です。意味は「今日は雪がより一層強く降っています」となります。

会話文例
Wow, look outside! We can’t see anything because of the snow!     
(わぁ、外を見て!雪で全く何も見えないですね!)
Yeah, I know. It’s snowing harder than ever today.
(いやぁ、そうなんです。今日は雪がより一層強く降っています。)

everを使った例文⑤

She’s ever quick to act.

現代では稀ですが、everを古語の扱いで「いつも」という意味で活用することもできます。例文の意味は、「彼女はいつも行動が早いです」となります。ただ、現代ではeverをalwaysとする方がより一般的です。

例文例
 He ever speaks really fast.
   (彼はいつもとても早く話します。)

everを使った例文⑥

What ever is he doing?

最後にご紹介するのは、everを疑問詞の直後に置き、「一体」という意味で強意語として活用する例です。例文の意味は、「彼は一体何をしているの?」となります。

会話文例
What ever is he doing?        
(彼は一体何をしているの?)
I have no idea. Whatever he does just doesn’t make sense.
(分からないよ。何やってるか分からないけど、意味不明だよね。)

everを使う際の注意点

everには品詞は副詞の1つしかありませんが、同じ品詞内に複数の意味が存在します。そのため、自分で文脈に合った意味を選ぶ必要があるのが注意点です。

以下から、詳しく解説していきます。

everの正確な意味の取り違え

everのように、形も品詞も変わらないのに意味が複数存在する単語は、文脈ごとにその言葉の正確な意味を読み取るよう注意する必要があります。

幸い、everはその文章が疑問文、否定文、肯定文かなど、文章の形式ごとに意味を識別しやすい単語です。まずは、それぞれの形式ごとの意味を覚えて、意味の違いを明確にしましょう。

それで判断できない場合は、everの持つ意味の中からその前後の文脈に一番合った意味は何か?という視点を持って正確な意味を捉えるようにしてみてください。

everの語源

英単語の語源を学ぶことは、その単語に対する新たな示唆を得ることにも繋がります。以下から、everの語源について解説していきます。

everの語源は古英語「aefre」

everの語源は、古英語の「aefre」とされています。この古英語は、「今まで、いつでも、いつも」という意味を持っていました。

この古英語の起源についてはこれ以上のことは明らかになっていませんが、当時「人生の中の今まで」という意味で用いられていた「a in feore」の短縮形がこの古英語「aefre」であった可能性があると言われています。

語源である古英語は、現代のeverの形とはかなり異なりますが、語源の歴史をたどっていくと同じような意味に行きつくのがおもしろいですね。

everと意味が似ている単語

以上まで、everの意味や使い方、使用の際の注意点について解説してきました。最後に、everと意味が似ている類語をいくつかご紹介します。

語彙のバリエーションの幅を拡げるという意味でも、新たな単語と共にその類語も覚えてしまうという方法は有効です。

類語も合わせて会話の中で使用することで、表現力豊かな会話を楽しむことができますので、ぜひチェックしてみてください。

always

最初にご紹介するのは、「いつも」という意味を表す「always」です。everの古語としての意味「いつも、常に」と同じ意味で使用できます。

先述の通り、現代ではこのalwaysの使用の方がより一般的です。

alwaysを使った会話文例

I don’t know why I always screw this up!  
(何でいつもこれって上手くいかないんだろう!)
Ha ha. I feel you. It’s pretty stressful, isn’t it?
(はは。分かるよ。すごくイライラするよね。)

never

次にご紹介するのは、「決して~ない」の意味を表す「never」です。これは、everが否定文内で使われる際の意味、「決して~ない」と同じ意味の類語となります。

neverを使った会話文例

Have you ever been to the beach?
(君は今までにそのビーチに行ったことがある?)
No, I’ve never been there. Have you?
(いや、まだ行ったことがないんだ。君は?)

of all time

最後にご紹介するのは、「of all time」です。この類語は、「これまでで」という意味を表します。evenが持つ「今までで」という意味よりも、少し強い響きがあるのが特徴です。

of all timeを使った会話文例

How do you like our burger?
(私共のハンバーガーはいかがですか?)
This is the best burger of all time!
(これはこれまでで最高のハンバーガーですよ!)

まとめ

everは、品詞は副詞の1つのみですが、その中に複数の意味が存在する単語です。そのため、使用の際には文脈に合った適切な意味のものを選ぶ必要がありますが、それさえクリアできれば使い勝手の良い単語と言えます。

everの類語も、日常生活で活用できるものばかりですので、ぜひ活用してみてください。

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リー 木嶋 実有紀

リー 木嶋 実有紀

「英語を使って自分の視野をもっと広げたい!」との思いから、国際関係や異文化理解を学べる学科に進み、カナダの大学に一年間留学。日本で約4年間、公立小学校で英語を教える傍ら、個人英会話教室でも英語を教える。アメリカ人の夫との結婚を機に2014年に渡米。アメリカ・日本にお住いの方に英語レッスンを行う。英語学習歴は15年以上、教授歴は10年。「今からでもすぐに使える、実践的な内容」をお届けします。

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