ネイティブ相手に今日から使える!guessの意味と使い方

ペラペラ

「ネイティブの英語に近づきたい」

「映画スターのような格好いい英語を話したい」

英語を学習している人なら誰でも思うことですが、実は難しいことではありません。ヒントは、単語の使い方にあります。ちょっとした簡単な単語がスッと出てくるかが大きなポイントです。

そんな単語のひとつが「guess」です。会話や映画などでよく耳にします。でも、いざ自分で使うとなると、ハードルが高いと感じる人も多いのではないでしょうか。あるいは、単にthink(考える)と同じ意味だという程度に考えてはいませんか。

実はこのguessが使えるようになると、ネイティブの英語に近づけるだけでなく、表現の幅がグーッと広がるのです。

この記事では、「guess」の意味や使い方を具体的な例文や会話例を交えながら詳しく解説してきます。

使い方をマスターすれば、ネイティブから一目置かれることは間違いありません。

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guessの意味

まずはguessの意味を見てみましょう。

他動詞
  • (証拠や情報がない状況で事実・真意・答えなどを)推測(推量・推定)する。
  • (答え・真意などを)言い当てる、(謎などを)解きあてる
  • (米俗)~だと思う

 

自動詞
  • 推測する

 

名詞
  • 推測、推量
  • 推測(推量)すること
  • (囲碁)見当

 

引用:英辞郎on the WEB

基本的には、「~ではないかと推測する」という意味です。また、「(答えなどを)言い当てる」とありますが、ゲームなどで答えを「あてる」という意味が、まさにこのguessです。

そして、アメリカの俗語、会話などで「~だと思う」という意味なのです。つまり、「I think(~だと思う)」と同じような意味での「I guess」は、主にアメリカの会話の中で多く登場します。

guessの発音・読み方

「guess」の意味が理解できたところで、ここからその発音と読み方について学んでいきましょう。

guessの発音記号

gés

guessの発音記号は、米国英語表記でgésと表記します。

guessの発音・読み方

「guess」の発音・読み方を日本語に分かりやすく直すと、ス」となります。uが入っていますが発音しません。「ゲ」にアクセントを置いて発音します。

使い方と例文

guessの使い方

知っていただきたい使い方のポイントは以下の3つです。

  • think(思う)より不確実な場合。
  • くだけた会話のシチュエーションで使われる
  • 名詞として使われることも多い。

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

think(思う)より不確実な場合

基本的な意味は「推測する」という意味なので、「think」に比べると「guess」のほうがより不確実、つまり「~だと思うけど、推測なので正しいかどうか微妙・・」というニュアンスになります。

例えば「彼は教授だと思う」と言うときに、「I think he’s a professor.」と「I guess he’s a professor.」とでは、「guess」を使う方が確信の度合いが低いということになります。

ただ、アメリカでは「I guess」が多用されているので、「I think」 とほとんど同じ意味で使われるケースもあります。イギリスやオーストラリアでもこのような意味で使われることはありますが、圧倒的に多いのはアメリカです。

ですから、アメリカ人のネイティブと話すときには、まずは「I think」の代わりに、積極的に「I guess」を使ってみましょう。

くだけた会話のシチュエーションで使われる

もうひとつのポイントは、よりカジュアルな雰囲気の会話のときに「guess」はふさわしいということです。意味としてはthinkとほとんど同じでも、guessを使うとより会話的な印象になります。

書き言葉のような堅苦しい言い方ではなく、社交的な雰囲気で会話を楽しみたいときには、うってつけの言葉です。

名詞として使われることも多い

名詞としてguessを使えるようになったら、かなりネイティブに近づいたといえるでしょう。というのも、なかなか日本語でしっくりくる訳がないのです。

辞書にある意味は「推測」「推量」ですが、例えば「my guess」と言ったときのニュアンスとして近いのは「私がそうじゃないかと思うところ」とか「私の勘」、場合によっては「私の見立て、推理」みたいな意味にもなります。

例えば、「彼は忙しいから来ないと思う」という表現を英語で言うとき、「I think」や「I guess」 から文章を始めても構いませんが、

「He’s busy, so maybe he’s not coming. That’s my guess.」

のように、文章の最後に「guess」を名詞として使って、「私の推測だけどね」という方法もあります。

guess の例文

では、さっそくどんな使い方をするのか、例文をご紹介したいと思います。まずはこちら。

I guess so.

【意味】そう思う。
【発音】ái gés sóu(ウ)

直訳するとI think so(そう思う) と同じ意味ですが、thinkとではニュアンスが違います。どちらかというと、もっと軽く「そうね」「そうかもね」に近いニュアンスです。

例えば、あなたがアメリカの友人に

「Are you going to New York after graduating from college?(大学卒業後はニューヨークに行くの?)」

と尋ねたとします。その際、「I guess so」といこたえなら、本当に行くかどうかはわからないけど、「まあそうね」という相づちにも近いニュアンスです。

ちなみに、発音は3つの単語にそれぞれストレスがあります。soにしっかりストレスを置いて発音することで、「まあね」といったより曖昧なニュアンスが出ます。

I guess not.

【意味】そうではないと思う。
【発音】ái gés nɑ’t(ト)

一見すると「I don’t think so.」とほとんど同じだと思いがちですが、まったく違います。これは、遠回しにNoといういわば婉曲表現なのです。

例えば、ネイティブから何かのお誘いを受けたときに相手を傷つけずにNoと言うときなどに使えます。

Do you want to join our party next weekend?
(週末パーティに参加しない?)
Well, I guess not. I wish I could.
(行きたいけど、ちょっとどうかなあ。)

 

ストレートにズゲズゲ言うことに抵抗がある日本人には、むしろぴったりの表現かもしれません。

Guess what.

【意味】何だと思う。
【発音】gés (h)wʌt(ス ワト)

これは2通りの使い方があります。ひとつは意味通り「何だと思う」と何かを相手に当ててもらいたいときの表現です。例えば、

「I’ve got a present for you. Guess what?(プレゼントがあるんだけど、あててごらん。)」

みたいな使い方です。

もうひとつの使い方は、「ねえねえ」とか「あのさあ」とか、話を始める際、相手の気を引くときに使うのです。例えば、

「Guess what. I passed the exam.(ちょっと聞いてよ。試験に受かったんだよ。)」

というような使い方です。かなり親しい間柄で使われる表現です。前者は質問のようなもの、こちらは質問ではありませんが、発音やイントネーションは変わりません。

That’s my best guess.

【意味】それは私がいちばん可能性が高いと思う推測だ。
【発音】ðæ’ts mái best gés(ャツ スト ス)

日本語に訳すのは難しいほどネイティブ的な表現です。使い方としては、「自分が考えた中ではこれがいちばん正しいのではないか」と思ったときに使う表現です。

実際にネイティブがこの表現を使っているのを私自身、耳にした場面があります。クリスマスのニューヨークでちょっとしたイベントに参加するために行列に並ぼうとしていたときです。

人が多すぎてどこがイベントにつながる列かわからなかったので、列の最後尾とおぼしき人に「ここがイベントの列の最後尾ですか?」と尋ねたところ、

「That’s my best guess.(自分もよくわからないけど、おそらくそうですよ。)」

と返ってきました。

こうした状況で、逆に尋ねられる立場だったら、日本人としては 「I think so.」と言いたくなるところですよね。こんな状況で、

「Yeah, that’s my best guess.」

と言えるようになれば大したものです。

guessを使う際の注意点

注意すべきは以下の3点です。

  • フォーマルな場ではふさわしくないことも
  • 不誠実と思われないように
  • 疑問文や否定文はまったく別の意味に

フォーマルな場ではふさわしくないことも

「guess」は「think」に比べるとややくだけている印象があります。先ほどご紹介しましたが、「I think so.」が「そう思います」に対して、「I guess so.」が「そうね」「そうかもね」のような軽いノリです。

友達同士や、プライベートで知り合った関係であれば、むしろ本場の英語っぽくてしっくりきますが、留学や就職、バイトの面接などでは避けた方が無難です。

不誠実と思われないように

先ほどの例文でもみたように、「guess」を使うことによってキッパリとNoと言わずに婉曲的な表現になったり、あいまいな言い方になったりします。これは日本人にとっては「居心地が良い」こともあるかもしれませんが、アメリカなどでは場合によっては「不誠実」とも受け取られかねません。

わからなければ、 「I have no idea.」や「I don’t know.」など、「わからない」とはっきりこたえましょう。そして、相手のお誘いに断りを入れるなら、曖昧に返事をするのではなく、きちんと事情を説明するなどしてはっきり伝え、誠実な対応を心がけましょう。

疑問文や否定文はまったく別の意味に

先ほどから「guess」は「think」と似ているという話をしていますが、それは肯定文の話で、疑問文や否定文はまったく別の話です。例えば、

「Do you think~(~だと思いますか。)」

という表現があるので、「Do you guess~」と言えば同じような意味になるかというと、答えはNoです。そもそも、「Do you guess~」という言い方をほとんどしません。

もし疑問文にするなら「Can you guess~」です。やはり、もともと意味が「推測する」ですので、「推測しますか?」ではなく「推測できますか?」というほうが自然ですよね。

意味としては「~わかりますか」に近い意味です。「Can you guess who he is?」といった場合、「彼が誰か推測できますか」というのは、「彼が誰だかわかりますか」という意味です。

また、否定形はほぼないと思ってもいいです。

「I don’t think he’s a professor.(彼は教授ではないと思う。)」

の「guess」を否定形にして言えるかというと、言えません。「I don’t think」のかわりに「I don’t guess~」という表現はありませんので注意が必要です。

guessの語源

単語そのものの語源を知ることは、その単語の意味や使い方への深い理解につながります。ここからは、「guess」の語源について詳しく解説していきます。

ドイツ語の「gessen」から派生

Online Etymology Dictionaryなどによると、13世紀にさかのぼり、ドイツ語のgessenという言葉から派生したようです。

この言葉の元々の意味は「観察から推測する」「考えをまとめる」「推し量る」などです。その後15世紀になると、

「hit upon the right answer.(正しいこたえを思いつく、あてる)」

という意味になったそうです(意味が加わったというほうが正確かもしれません)。

まだこのときにはgessenという綴りのままでしたが、いまのようにguessとuが入っていまの単語になったのは16世紀後半からだとみられています。

その100年ほど前、ウィリアム・キャクストンというイングランドの商人が印刷機を導入して、印刷物が広く普及したことで、いまの「guess」という綴りの言葉になったとされています。

ヨーロッパからアメリカに渡り根付く

その後、guessという単語がヨーロッパからアメリカにも渡りますが、当時からアメリカではguessが好まれて使われていたことが、1800年代に出版された文献に記されています。

English sense of this word is to conjecture; but with us, and especially in New England, it is constantly used in common conversation instead of to believeto supposeto thinkto imagineto fancy.

(この言葉と同じ意味の英語にconjectureという言葉があるが、アメリカの特にニューイングランド地方では、同じような意味のbelieve,やsuppose, think, fantacyに代わって、guessがしばしば会話で使われている)

引用:Bartlett, “Dictionary of Americanisms,” 1848

言葉の発祥はヨーロッパでも、当時からアメリカ英語に根づいていたことがうかがえます。

guessと意味が似ている単語

辞書を引くと類義語がいくつも出てくると思いますが、次のように整理しましょう。

  1. believe…「確か~と思う」
  2. think…「~と思う」
  3. suppose, …「多分~と思う」
  4. assume,…「当然~じゃないかと思う」
  5. presume, speculate…「ひょっとしたら~ではないかと思う」

上記の(1)から(5)にになるにつれて確実性が低下するイメージです。

もちろん、どれも確たる根拠はなく「思う」にすぎませんが、「I believe the train is crowded.」と言うと、かなり自信を持って電車は混んでいると思うよと言っているように聞こえます。

一方で「presume」を使うと、「電車は混んでいると思うよ、推測だけどね」と、「推測」や「憶測」が強調される感じです。

では、この分類の中で「guess」がどのあたりに来るかといえば、人によって意見が分かれるかもしれませんが、実は(1)から(5)すべてをguessに置き換えても問題ありません。

語源の紹介のときに引用した文献でも、「believe」や「suppose」、「think」に代わって使われていると書かれているように、特にアメリカではこれら微妙なニュアンスをひっくるめて幅広く使われています。

恐らくアメリカ人に「guess」とこれら類義語の違いを説明してくれとお願いしても、10人いたら10人とも違う説明をするのではないかと思います。

「guess」を使った場合の唯一のニュアンスの違いは、くだけたカジュアルな語感になるということです。

まとめ

あらためて整理すると、「guess」のポイントは以下の通りです。

  • 会話調。特にアメリカ英語で使われる頻度が高い。
  • 婉曲、あいまいさを含む。

特にアメリカでは、年代や性別、地域を問わず幅広く使われていますので、会話などでどんどん使いたいものです。どんな表現でもそうですが、自分で使うことによって言葉の微妙なニュアンスもわかってきますし、相手が使った表現も耳に残るようになってきます。

そうなれば階段を2段も3段も上ったようなものです。相手がどういう使い方をしたかも覚えておいて、さらにguessのレパートリーを増やしましょう。

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金井 伸一

ディレクター・編集者(詳しいプロフィールを見る

「自分自身で体験したことを読者にわかりやすく伝える」ことを一番大切にし、英会話スクール運営会社の代表者、担当者へのインタビューをはじめ、30以上のサービスを取材。各サービスの良いところだけでなく、良くないところも含めて体験した者だからこそわかる情報を発信している。

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