1分でわかる!hearとlistenの違いと正しい使い方

公開日:2018年7月5日
更新日:

カテゴリー: ワンポイント英会話

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英語で「聞く」を表す表現は、hearとlistenの2つの単語があります。どちらも中学英語で習う簡単な単語ですが、これらを場面に応じて使いこなせていない人が多く見られます、例えば、「私は音楽を聞いています」を英語に変換したい場合、以下2つのどちらが正しいかわかりますか?

  1. I'm listening music.
  2. I'm hearing music.

正解は1の「I'm listening music.」です。listening(listenの現在分詞形)は、”聞いている”という意味です。hearは、”聞く”という意味ですが、”ing”をつけると「聴覚」という意味になるのでここでは使えません。

このように、同じ「聞く」という意味の単語でも、使い方によって意味が変化したりすることがあるため、理解して使い分けなければ、自分の言いたいことが伝わりにくくなってしまいます。

今回は、そんな日本人が意外と知らないhearとlistenの違いを説明するとともに、正しい使い方についてもレッスンしていきましょう。

また、hearとlisten以外にも「聞く」という単語に似ている表現についてもお話ししていきます。

hearとlistenの違い

違いについて悩む女性のイメージ画像

hearとlistenの大きな違いは、耳に入ってきた”音”を意識して聞くかそうでないかです。

hearは、自然に「耳に入ってくる」音を聞くことを表します。例えば、家の外から物音が聞こえてきた時や、テレビを見ていたら携帯が鳴ったのが聞こえた時などのように”自然に聞こえてきた”ものにはhearを使います。

一方listenは、自ら「耳を傾けて」音を積極的に聞くことを表します。例えば、音楽を聴く時・相手に自分の話を聞いて欲しい時などのように”意識的に聞く”ものにはlistenを使います。

hearの使い方

hearの使い方について、例文を使って説明します。

「私の声が聞こえますか?」

Can you hear my voice?

「私はそのニュースを聞いてとても驚起きました」

I was surprised to hear the news.

「あなたの声が聞けてすごくうれしいです」

I'm so happy to hear your voice.

listenの使い方

listenの使い方について、例文を使って説明します。

「私の声を聞いてください」

Listen to my voice.

「私は毎朝音楽を聴いています」

I listen to music every morning.

「あなたの愚痴をいつでも聞きます」

I will listen to your complaints anytime.

使い分けの感覚を掴むコツ

hearとlistenの使い分けの感覚を掴むコツとして相応しい例文があります。

I was listening to the music when I heard the phone ring.

例文の意味は「電話が鳴ったのが聞こえた時、私は音楽を聴いていました」です。

一つの文章に「聞く」という単語が2つ入っていますが、1つ目は音楽を(意識的に)聴いていたのでlistenと表します。2つ目は、電話が鳴ったのが(自然に)聞こえたのでhearと表します。

理解度チェックテスト

テストのイメージ画像

それではここで、hearとlistenを正しく使い分けることが出来るか、いくつかテストしましょう。

以下の英文の(カッコ)の中にはhearかlistenのどちらかが入ります。正しいと思うものを入れてみてください。

答えは記事の最後にあります。

  1. I mostly don't ( )to the radio.
    私はラジオをほとんど聴きません。
  2. She doesn't ( )to other people.
    彼女は他人の言うことを聞きません。
  3. I can't ( )anything.
    私は何も聞こえませんでした。
  4. I ( )footsteps outside.
    外で足音が聞こえます。
  5. I ( )it is praised.
    私は誉め言葉を耳にします。

「聞く」を表すその他の英単語

「聞く」を表す英単語はhearとlisten以外にもあります。その単語がどのように使用されるのか、例文を使って紹介します。

give ear

give earは、~に耳を傾けるという意味です。

以下のように使われます。

You should give ear to an expert.(あなたは専門家の意見に耳を貸すべきです)
You should not give ear to such idle tales.(あなたは、そんなつまらない話を傾聴するべきではないです)
Which, as I continued to give ear, grew steadily louder and nearer.(しばらく耳を澄ませていると、声はだんだん大きくなり、そして近くなった)

まとめ

今回は、hearとlistenの違いやそれ以外の「聞く」という意味に似ている単語についてもご紹介してきました。

おさらいしますと、

  • hear=自然に「耳に入ってくる」音を聞く
  • listen=自ら耳を傾けて音を積極的に聞く

ことを表します。これらを理解して正しく使い分けることで、「聞く」という単語を使う際に迷うことなく会話に適した言葉選びができます。

前項の例文などを使って、練習しながら感覚を身につけていきましょう。

テストの答え

  1. listen
    ラジオを聴くことは”意識的に聴く”ことなのでlistenを使います。
  2. listen
    他人の言うことは”意識的に”聞く・聞かないことなのでlistenを使います。
  3. hear
    ”何も聞こえなかった”は(自然に)耳に入ってこなかったことなのでhearを使います。
  4. hear
    ”足音が聞こえた”は、足音が(自然に)耳に入ってきたことなのでhearを使います。
  5. hear
    ”耳にします”は誉め言葉が(自然に)耳に入ってきたことなのでhearを使います。
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ティナ

ティナ

フィリピン人の父と日本人の母を持つハーフです。10歳までフィリピンで過ごし、英語と日本語のバイリンガルです。英語学習に役立つ記事をお届けします。

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