1分でわかる!illとsickの違いと正しい使い方

公開日:2018年6月20日
更新日:

カテゴリー: ワンポイント英会話

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英語で「病気」を表す際、「ill」または「sick」と表現する単語があります。

では、「ちょっと具合が悪いです」と言いたい場合、以下の2つでどちらが正しいかわかりますか?

  1. I feel a bit sick.
  2. I feel a bit ill.

答えは1番の「sick」です。

どちらも似た意味で「具合が悪い」ということが伝わりますが、illは基本的に重い病気を表す際に使うので、ここで使用してしまうと「(入院などが必要な程)重症」だと解釈されてしまいます。

このように、このちょっとした違いを理解して使い分けないと、自分の体調を伝える時や相手の体調を聞く際に、伝わりにくくなってしまいます。

今回は、そんな日本人にとって紛らわしい「ill」と「sick」の違いについて説明するとともに、正しい使い方についてもレッスンしていきましょう。

また、「ill」と「sick」以外の”病気”という意味で使われる単語とその正しい使い方についてもレクチャーさせていただきます。

illとsickの違い

違いについて悩む女性のイメージ画像

「ill」と「sick」の違いは、病気の重さの表し方です。

illは、心臓病やガンなどを指すことが多く、基本的に「重い病気」の時に使用します。例えば、「病気で会社を休んで病院に行く」または「入院する」といった場合にillを使うのが適切です。また、副詞の”seriously”をつけて「seriously ill(=形容詞)」にしたり、形容詞の”serious”をつけて「serious illness(=名詞)」と表現すると病気の深刻さを強調することができます。

一方sickは、「体調不良」の際に使います。例えば、「ちょっと風邪引いた」などのように「寝れば治る」程度の軽い病気の場合に使います。一般的に、軽い病気を伝える際は「be動詞」、気分が悪いことを伝える際は「feel」を組み合わせて表現します。

illの使い方

illの使い方について、例文を使って説明します。

「彼女は重症だ」と言いたい場合

She is seriously ill.

「彼女の母は重病から回復しました」と言いたい場合

Her mother recovered a serious illness.

 「彼女は病気で入院している」と言いたい場合

She is ill in the hospital.

sickの使い方

sickの使い方について、例文を使って説明します。

具合でも悪いの?」と聞きたい場合

Are you feeling sick or something?

「彼は、風邪ひいたので今日仕事を休みました」と言いたい場合

He is sick today. he took the day off.

「飲み過ぎて、気持ち悪いです」と言いたい場合

I drank too much. i feel sick.

理解度チェックテスト

テストのイメージ画像

それではここで、illとsickを正しく使い分けることが出来るか、いくつかテストしましょう。

以下の英文の(カッコ)の中にはillかsickのどちらかが入ります。正しいと思うものを入れてみてください。

答えは記事の最後にあります。

  1. I feel ( )to my stomach.
    吐き気がする。
  2. I was ( )in bed.
    私は病気で寝ていた。
  3. I was ( )in the boat because of the waves.
    私は波のせいで船酔いしました。
  4. He is ( )with influenza.
    彼はインフルエンザにかかっています。
  5. She is mentally( ).
    彼女は精神病です。

「病気」を表すその他の英単語

「病気」を表す英単語はillとsick以外にもあります。それらの英単語がどのように使用されるのか、例文を使って説明します。

disease

diseaseは、「疾患」という意味です。一般的に外傷などを含まない、細胞変化や菌による医師が特定できる病気を表します。

以下のように使われます。

The real issue is how to prevent the disease.(本当の問題はどうやってその病気を予防するかです)
It is the business of doctors cure disease.(病気を治すのは医者の仕事です)
The disease is still in the primary stage.(病気はまだ初期段階です)

peaky

peakyは、疲労や病気などによる「顔が青ざめた状態」や「やつれた状態」を表します。

以下のように使われます。

You are looking a bit peaky,are you OK?(顔青ざめてるよ!大丈夫?)

ailing

ailingは、「病んでいる」または「病気で苦しんでいる」状態を表します。

以下のように使われます。

Yesterday, I went to see her ailing mother.(昨日、彼女の患っている母のお見舞いに行きました。)

infirm

infirmは、肉体的や精神的に弱っている状態を表します。基本的に高齢者や高齢になったという理由で、病気を患っている際に使います。以下のように使われます。

She became old and infirm,so nobody could notice her.(彼女は高齢になり弱っているため、誰も彼女に気付かなかった)

まとめ

今回はillとsickの違いやそれ以外の”病気”という意味の単語や使い方についてご紹介してきました。

おさらいしますと、

ill=重い病気(重症な病気にかかった時)

sick=軽い病気(日常的に具合が悪くなった時)

を表します。これらの使い分けができると、自分が病気になった時などにその度合いを相手により伝えられるようになります。

テストの答え

  1. sick
  2. sick
  3. sick
  4. ill
  5. ill
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ティナ

ティナ

フィリピン人の父と日本人の母を持つハーフです。10歳までフィリピンで過ごし、英語と日本語のバイリンガルです。英語学習に役立つ記事をお届けします。

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